保健室コーチングアドバンスコース 終了しました。
回を重ねるごとに、場の雰囲気が上がり 気づきの密度が高くなる・・
人って本当に 学び合って 気づきあって 高めあうことができるのだと感じます。
ここ1年くらい 感じていることは
ハートマッスルトレーニングジムのセミナーや講座は、
受講生さんの何かを育てるためのものでも、知識やスキルを教える場でもないんだなということ。
その場にいる受講生さん、アシスタントさんが、ともに育つ、育ち合うための場の提供をしているのだなぁということ。
この事業を始めたころは
自分が学んできたことを、人に伝える、教える、保健室コーチングを現場で活用できる人を
『育てる』とうスタンでした。
しかし、『育てる人』『育ててもらう人』という関係ではなく
『育つチカラ』をもともとみんなもっているんだから、それをその場にいる人同士で
引き出しあって 関わり合っていけば すごい相乗効果が生まれる!
そのほうが 素敵!! 想定外のことが起きる!!
ということに気付きました。
弊社の講座の受講生の多くが、
教育に携わる方、子育てに関わる方、人の支援に関わる方。
自分が何かのスキルで、誰かを育てるために、誰かに何かを与えるために学ぶのではなく、
相手の育つチカラを引き出すための場をつくる人材として自らが育っていくこと。
その変化が できる場を どのように作っていけるかを
離れたスタンスで 楽しんでいます。
さて 最終講となる 第3講。
2講からのシェアでは、
「不登校の傾向の子どもの保護者の方との面談で、これまでも質問カードを使ったりしながら、信頼関係を深めてきたが、今回 お母さんの感情的な想いを、ふみふみリフレーミングを使て整理するチャレンジをしてみた。お母さんが、様々な気付きをされ、翌日から、子どもも登校するようになった。」
「学校全体はとても荒れているのに、保健室では、最小限のことばがけで、生徒が収まっていくという状況。何かのスキルを使うわけではなく、自分自身の状態管理でここまで違うのだなと実感した。
「学校からの提案を受け容れることに抵抗を感じていらっしゃった不登校傾向の子どもの保護者にたいし、タイミングを見計らって 未来のイスのワークをさせていただいた。自分が子どもに対して、がみがみ言いすぎていたことに気付かれ、その後お母さんの態度に変化が起きた。少しずつ、保護者の方との関係も子どもの状況も改善されつつある」
「2講まで、課題として取り組んできた娘との関係が落ち着いてきた」
「2講で注目されることへの抵抗と注目されるのも好きな自分に気づき、研究発表も落ち着いてできた。その他にもいろいろなことが起きたが、どんな状況も楽しむこともできるようになった」
など たくさんの実践や気づきをシェアしてくださいました。
最終講1日目では
身体を動かしながら 視点を変えながらの コーチングを堪能していただきました。
感覚的な子どもたちは じっと座っていると 思考がストップしがちになります。
保健室コーチングでは、
10分という時間で対応できるフレームワーク的なカウンセリングやコーチングを
たくさん学ぶことができます。
2日目は
コミュニケーションについての再確認のワークやエンパワーメントピクチャーを使ったコーチングなど
アドバンスならではの人間理解を深めたワークに取組ました。
◆「人生のチャレンジワーク」
自分がチャレンジしたいことを、視点を明確したコーチングアプローチを受けながら
確認していきます。
コンフォートゾーンから脱出したくない自分と チャレンジしたい自分との葛藤を
改めた感じた方
自分のチャレンジのためのリソースに気付いた方
チャレンジをとめるストッパーに気付いた方
チャレンジのために、これまでと違うパターンの行動を考え始めたかた
など、体を動かしながらのコーチングを楽しんでいただきました。
◆問題解決のためのスペースワーク
こちらも。ビジネスの現場で使われるさまざまなフレームワークをコーチングとして構築したワークです。2種類のワークを体験していただきました。
視点を変えて動くことで じっと机で考えるより スムーズに思考が整理されます。
◆NLPの言語の使い方
フレーミング、メタモデル、ミルトンモデルなどを学びました。
◆「想い」が創り出すコミュニケーションの違い
コミュニケーションにおける相手の反応は、相手との相性とか相手の性格とか
支援する側のスキルのうまい下手とかではなく、
支援する側の「想い」が反映されているに過ぎないのだということを実感できるワークです。
川の流れで言うならば、自分の相手に対する「想い」は 上流(源流)
相手の反応や結果は下流。
どんなに下流の濁りをとる方法(スキルや知識)を実践しても
源流にある「想い」の方向性が間違っていれば
下流の濁りを変えることはできません。
それを実感していただきました。
◆リソーフルステートの生成
瞬間的にモチベーションを上げたり、幸せな気分になったり、元気をとりもどすためのスイッチを創るワークです。
人間の仕組みを活用した 効果性の高いワークです。
◆エンパワーメントピクチャーコーチング
チャンクダウンやコトバの共通理解などのワークの後、
夢を明確にし、想いを広げるエンパワーメントピクチャーコーチングを楽しんでいただきました。
自分の想いをエンパワーメントピクチャーに書き出すことで、
自分の夢をいつでも確認することができます。
コーチもそばで、子どもたちが書いていくのをみながら 時折 エンパワーメントの声掛けをするだけなのですが、
クライアント役のヒトからは
「そばにいて へーー、面白ーい等の声をかけてもらったり
必要に応じて質問してもらうことで とても楽しく 描き出すことができた」
という感想がありました。
ベーシックの基本的なワークもとに 様々なワークや あり方を学んでくださった
みなさん
これから、自分の人生のステージで 子育てのステージで 学校現場で
ぜひ たくさんの変化を起こしてください!!
「自分が学んで 本当に理解し体感し実践し続ける姿こそが 周囲に変化を起こす」
自分が学んで気付いたレベルしか 人に影響を与えることはできない」
という 大きな原則を ぜひ 実践してください!!!
6日間 ありがとうございました。