姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

原点に戻るための大切な問い

2023年01月24日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。

 
今日のテーマは
「原点に戻るための大切な問い」です。
 
2学期もあと2週間を切りました。
あわただしい時期ですね。

目の前にいろいろな課題があふれていると
人間は、そのことに目を奪われて
視野が狭くなっってしまいます。

 

  • どっちがいいのか選択をしなければならない
  • どうも、この企画がうまくいかない
  • 手を焼いている生徒がいて、どうかかわっていいのかわからない
  • 交際を申し込まれたがどうしようか迷っている

うまくいかない時、迷っている時、困ったことが起きている時
思考が堂々巡りをすることがあります。
 
「なんでうまくいかないの?」という問いは
時制を過去に戻し、原因探しばかりしてしまいます。

「どうやったら、うまくいくかな」という問いは
時制を未来に移行させ、具体的な行動を発見できます。
 
・・・と、ここまでは、何度もお伝えしている大切な法則ですね。

ただ、これは、あくまで「目の前にある問題」
にフォーカスした質問です。

では、原点に戻る質問とは?

先日も弊社のミーティングで
ある教材のことについて話し合いをしている時のこと。
思考が行き詰って、みんなでハマってしまっていたのですが
あるスタッフが、こう問いかけました。

「そもそも、この教材の目的ってなんでした?」

おおお!そうだそうだ!
原点を忘れていた!
 
この質問をきっかけに、
原点に立ち戻った話し合いができました。

この問いを投げかけてくれたのは
利き脳が義(緑)タイプのスタッフです。

「そもそも・・・」の問いってとても大切です。
少し高い視点からの思考に切り替わります。

話し合いの際や何かを考える時、HOWやWHATにばかり焦点が当たってしまうと、本来の目的からずれてしまうことがあります。
 
この時に、ちょっと思い出したことあります。
2019年のHMレジリエンスコーチ養成コースで
グループでの話し合いをしている時

HOWに焦点が行きがちな誠(青)と
WHATに焦点が行きがちな勇(赤)が
あーでもない、こーでもないと話し合いが盛り上がっている時

ちょっと客観的(ディソシエイト)した視点から
やはり義(緑)のタイプの受講生が

「そもそも・・・」という問いを投げかけ
話し合いの場の雰囲気が瞬時に変わったという場面がありました。


義(緑)の人の中には
「盛り上がっていた場の雰囲気が、瞬時に冷静になるのが申し訳ない」
と言う方もいらっしゃいますが

実は実は、とても大切なこと。

HOWやWHATが悪いわけではなく、
視点が凝り固まった時の意識を変えるために
この「そもそも」という質問はとても大切です。

自分一人で何かを悶々と考えても、答えが出ない時
自分はどんな問いをしているのかを
ちょっと振り返ってみる

「どうしたらいいか」「なにをしたらいいか」
ばかりにとらわれていないだろうか


ちょっとだけ、視座を高くみるためにも
本来の目的に沿った思考をするために
「そもそも」という問いはとても効果的です。
 
私は●●タイプだから、△△タイプだからという言い訳に使うのではなく、
それを知ったうえで違うパターンを身に着けることが
自分を成長させるカギとなります。
自分のステージを上げる時に、この課題がやってきます。
 
「WHY」「HOW」「WHAT」の問いをバランスよく持つことで
柔軟な思考と新しい行動が生まれてきます。
 

それでは今日も、
素敵な1日を!
 

 

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
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