姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

【中学生向け講演感想】<本当の自分>という最大のなぞが、今日分かった!

2023年01月23日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。


今日のテーマは
「【中学生向け講演感想】<本当の自分>という最大のなぞが、今日分かった!」
です。

 

先日、中学生向けに講演した「「チーム自分」のリーダーになろう~脳科学に基づいた自分の価値の育て方~」の感想が届きました。

 

講演をしていて、一番うれしいのは

「こう思っていたけど、そんなこと思わなくていいんだ」「自分が悩んでいたことは、当たり前のことで気にしなくていいんだ」「自分を責めなくていいんだ」「安心した」という言葉です。

 

子どもたちは、成長していく中で、いろいろな思い込みを、刷り込まれます。
それは、大人自身にもたくさんの思い込みがあるから。
子どもたちへの話を通して、大人自身の子どもたちへのかかわり方や自分自身への想い違いを、修正していただきたいと思っています。

 

大人や子どもが持っている思い込みを、脳の科学から、解放して、自分自身を受け容れていくきっかけにしていくことが、子どもたちが本来持っている可能性に気づくきっかけになると思っています。

 

きれいごととしての「あなたには可能性がある」という話ではなく、脳の科学から、理論や事例を通して伝えていくのが、自分が人生で伝えていきたいことの1つです。

 

この講演を企画し、講師として読んでくださったIM中学校の先生方、ありがとうございました。そして、生徒さんたちの実情をしっかり把握し、講演会の明確なビジョンを伝えてくださった養護教諭の先生、ありがとうございました。

 

以下、生徒さんの感想です。

 

3年生の感想

自分の中に小さな自分がいるのはすごく興味深かったです。「人によって自分の捉え方が違っていて、自分でさえも本当の自分は分からない」この「本当の自分」という最大のなぞが今日分かったのかもしれません。人が思っている自分も自分が思っている自分もすべて自分なんだということが分かって少し嬉しく思いました。

みんなにこういう人だと決めつけられて、その言っていることがみんな違っていたとしても、それは 自分の中の小さな自分の一部がその人に見えているだけなんだと思うことができ、これからいろんなことを言われてもそういう前向きな元気 のでる考え方をしていこうと思いました。

〇自分が短所だと思っているところは長所にもなり得ることが分かりました。

最近、私も「自分はどんな人間だろう」と分からなくなってしまい、自分を型にはめようとしていました。自分は一つじゃなくてたくさんあるんだよという話を聞いた時にとても安心しました。人をきめつけるのではなく、「小さな自分」だと受け入れていくのが大切だと思いました。

〇僕たちは身近にゆるせんべいがいます。その人を今度からさけるのではなく「ようかいがいるよ」と優しく伝えてあげたいです。また、僕自身の中にもいろ いろな妖怪がいます。自分が妖怪や小さな自分をコントロールできるような人になりたいと思います。

自分にあてはまる妖怪がたくさんいてびっくりしました。特に「いいわ毛」です。自分はこの妖怪にとりつかれているんだなと思いました。他にも「小さな自分」はたくさんいて、人には表・裏がないことが分かりました。

 

 

 

2年生の感想
妖怪の話がとても残っていて、自分にも、めんど草やスネスネスネークがでてきたりすることがあるので、自分の力でとめられるようになりたいと思いました。

本当の自分なんていないこと、長所・短所なんてないことが分かって、少し気持ちが楽になりました。自分のなかにいる妖怪を出すタイミングで成功するか失敗するかが変わるということが分かったので、もっと自分のことを知りたいなと思いました。

〇「長所」「短所」というのはなくて、自分のなかにある妖怪の「特徴」であるという話が印象的だった。家族や友だちに「〇〇な人だね」と言われるのは自分が見せた特徴の一つで決してその一面のみが自分ではないという事を理解して生活していきたい。

〇「チーム自分」「小さな自分」など、今までの考え方を全部変えてもらったような気がした。「自分探しをしても 見つからない」というのが心に残った。私は他の人と何か違うもの、 自分の特徴といえるものが欲しかったけど、人と比べたりするのは自分をいずれ苦しめると聞き、自分を見直すきっかけとなった。

〇自分に言われているような気持ちになりました。家では違っていてもそれが当たり前で全部完璧な人はいないと知り安心しました。いろんな妖怪がいたので自分にはどんな妖怪がいるのかさがして見たいです。

 

 

 

1年生の感想
〇自分の中の小さな自分の話では、学校ではこんな人って言われて家ではこんな自分と言われても気にしなくてもいいことが分かった。

相手がいう自分の性格や長所・短所は本当の自分ではないのでそれに流されないようにしたいと思いました。

私は今まで周りから言われることが自分なのかなと思い、それを自分に言い聞かせていました。でも今日の話を聞いて、たくさんの自分がいて、相手が思う私は自分が思う私とちがってもおかしくないし、考えてしまうことは当たり前と分かり少し楽になりました。

〇自分の中にはいろいろなたくさんの小さな自分がいるんだなと分かりました、状況に応じた自分をだしたいと思いました。世界にたった一つしかない自分を大切にしたい。

 

 

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