先日 名古屋市内の中学校の家庭教育セミナーで
「相手も自分も大切にする生と性 ~子どもたちに何を語りますか~」
というテーマで 保護者向けの講演をさせていただきました。
一部の先生方も聞きに来て下さいました。
「性=生であり、生きることと切り離せない。」という視点でのお話です。
性の話は、特別なことでもなく、日常の中でどんな場面でもできること
そして、子どもたちの心理的な現実とも 切り離させないということを
お伝えしました。
今回は、特に、ネット問題にもかなり突っ込んでお話をしました。
1時間半という時間をいただきましたが、皆さん熱心に聴いてくださったり、ディスカッションしてくださいました。
講演後の質問もたくさんいただきました。
講演については 84%の方が 「大変満足」16%の方が「満足」と答えてくださいました。
熱心な方々に出会えて本当にうれしいなと思います。
感想をまとめてくださったので ご紹介します。
【心に残った言葉】
● 今のスマホの使い方がいろいろあること
● 未来の希望を語る。子供たちに存在価値を伝える
● 『自己肯定感』と性は深い関係にある。子供たちの世界は存在価値を見出すのにみんな必死だということ。同調第一主義。視点を変える。未来の自分を想像させると性への意識が変わるのだと気付き目からうろこでした。
● 和、同調
● 子供たちの周りで『性犯罪につながる情報』が、想像以上に、簡単にたくさん手に入るという事実
● 親の不安な気持ちで、こどもに性の話をしても伝わりにくいということ
● 自分の存在が人にしあわせを与えてきたという、存在価値を伝えることが大切
● 未来の希望を語る道筋で男女の関係はどうあるとよいかを考えることが大切
● 自分の意志を持って、友達や周りの人たちと協調性を持って生きていくことが大切。まずは自分を好きになること。存在承認が大事
● こんなことを言ったら嫌われるんじゃないかという恐れが、NOという勇気を奪うというのは子供だけでなく、大人にもあり得ることだと思いました。
● 『自分の存在価値』『存在の大切さ』を子供たちに伝えてあげようというお話は、特に印象に残り、すぐにでも子供に伝えたいと思いました。
● 子供の見ているサイトなど、知らなかったことが多かった。
● インタ-ネットやゲ-ムの中に、親の知らない世界があると初めて知りました。性教育は難しいことだと構えず、子供の存在意識を認めることから始まっているとわかりました。
● 自分の子供に当てはまることが多くあり、大変参考になりました。自己肯定感をはぐくむ点、その切り口からの性教育
● 日常会話をフランクにすること。
● 知らない言葉や子供達の知らない行動を教えていただけたおかげで、ずいぶん無知な大人でしたが、ちょっともの知り(?)な大人になれたかなと思う。ちょっと今どきの中学生に近づけたかなぁ・・・??
● 存在価値を伝えることの大切さ。コミュニケーションの大切さが性教育につながるというところ
● 今は女性だけが被害者ではなく、男性が被害者になることが多いことを実感しました
● メディア社会のすごさにびっくりしました
● 未来の姿を想像させて判断させるというところ。一緒に将来の話しをしたいなぁと思います
● こうしたらだめとか、悪いイメージを持つ言葉を使って会話をするのではなく、いいイメージを持てる言葉を使って会話をすることを心がけた方がよい
● ツイキャスなどネットの世界で知らない点が多くありました
● スマホなど、親の知らない今の子達の現状を知ることができた
【もっと聞きたかったことや感想、質問】
● 色々な切り口でもっと話を聞きたかった
● ネットでのトラブル対処法
● 思春期の子供との上手な向き合い方
● ツイキャス → こんなにたくさんアップされていると、自分の子もやっているのかも??と心配になった人も多いと思うが、娘には何も聞かずに知らん顔しといたほうがいいのでしょうか?
● コミュニケーション方法
● 男の子に対しての母親の性に対する接し方
● 自分の存在価値、改めて言葉にすること、毎日のコミュニケ-ションが大切。和の意味
● 子供たちの世界で知らないことがたくさんあり、大変勉強になりました。
● 小学校でも先生のセミナ-をやっていただきたいと思いました。子供たちに正しいことを伝えていかなければいけないと思いました。意外にハ-ドル低くいろんな人に出会って、悪用されてしまうんだなと改めて気付きました。今後の生活に役立てたいです。
● 最後の質疑応答も参考になりました。
● インタ-ネットやスマホは性問題と密接に関わっていて、とても驚いた。大人が知らないことが多すぎるのではないかと不安になった。中2男子の母ですが、子供には“こうありたい未来”をしっかり考えさせ、目の前の選択をしっかりできる子になってほしいと思う。
● とても良いお話をたくさんしていただいて大変満足しています。
● とても楽しいセミナ-でもっとお話を聞いていてもいいかなと思いました。ネットのことから、性について、さらに『生』についてまで、よい話でした。二人の男の子でとても難しい時期ですが、今日のお話を参考にさせて頂き、少しずつ話をしていきたいと思います。
● 性教育というとつい身構えてしまい、今まで子供と向き合って話したことがありませんでしたが、いのちの大切さという話から性教育を話すということはとても大切だと思い、今後、活かしたいと思います。
● いろいろ心に染みる話をありがとうございました。参考になる話ばかりです。
● スライドがあってよかった。わかりやすかった。知らない言葉がたくさん出てきてスライドで示していただけたので頭にスッと入りやすかった。
● 最後に先生が話したように、子供に負けないように親も進化、勉強しなければいけないと思いました。
● 娘が何のために生きているかわからないと言ったことがあり、その時はすごくショックだったのですが、先生の話を聞いて、そう思っている子が多いことがわかりました。娘にも希望を持たせてあげれるようにしたいです。
● 今のネット社会について親として無知であるため、子供が何をしているのかわからないことが多いので心配ばかりです。親も勉強なのかなと感じました
● 中2の息子の小さい頃の口癖が、「お母さん、みててね、見守っててね」でした。存在価値、承認欲求があるんだなと今日あらためて感じました。