(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌(朱美)です。
今日のテーマは
「千と千尋の神隠し/カオナシの意味」です。
先日の「荒れ地の魔女」
の記事は反響が大きく
驚きました。
宮崎駿監督の
映画には、
桑原が長年学んできた
波動理論に
繋がるものが
たくさんあります。
そこがとても興味深いので
今日は
千と千尋の神隠しの
「カオナシ」について
書こうと思います。
映画の宣伝文句は
「あなたのそばにもカオナシはいます」
ですね。
そのあたりを
解説します。
■カオナシの特徴
・「か細い声を搾り出すだけで言葉は話せず表情も無い
・「己(自分)」を持たない
・手からどんなものでも出す力を持つがそれは土を変えたもの
・他人を呑み込んでその声を借りてコミュニケーションを取る
・千尋に喜んでもらいたくて薬湯の札を盗んだり砂金を上げようとする
・千尋に拒否され、絶望して次々と湯屋の従業員を飲み込んでいき肥大化
・その後も彼女に拒絶され、飲み込んだ人々を全て吐き出し元の姿に戻った。
・彼の正体は人間の心に潜む孤独や寂しさ。
※ウィキペディアより
■カオナシは人間界にたくさんいる
カオナシの特徴を
保健室コーチング流に解読すると
以下のようになります。
※桑原の解釈です。
<己を持たない=他人軸>
受け容れてほしい!
自分がしたいから、ではなく
受け容れてもらうために
他人の想い(情報)を取り込み
相手が望むことをすることで
受け容れてもらおうとします。
これは、自分を消して
誰かの為に生きようとする
人間を表現したものです。
<人の声を借りてコミュニケーションをとる>
カオナシは、人を呑み込んで
その声を借りることでしか人と関わることが
できません。
これは自分一人では
どうすればいいのかわからないので
人の情報を使うことしかできないという人の
姿を表現したものです。
<苦い団子を食べて元の姿に戻る>
カオナシは、苦い団子を食べさせられ
自分の中に取り込んでいたものを
すべて吐き出して元の姿に戻ります。
これは、
「自分の中の他人の情報
受け容れてもらうために作った
別の自分を吐き出してしまえば
本来の自分に戻る」という
メッセージです。
<本当の姿は小さくて弱弱しい>
すべて吐き出したカオナシは
小さくなり、おとなしくなります。
カオナシの正体は
『人間の心に潜む孤独』です。
強烈な孤独は
人間を本来の自分から分離させます。
これは、
自分以外の別のもので巨大化していく
人間の姿です。
カオナシは、本来の自分を
さらけ出すことで
そこから、自分で自分を成長させるために
銭婆の厚意で
そこで働くことになります。
■カオナシが本来の自分を取り戻す時代
桑原が教員時代に
出会った子どもの中にも
・親の期待を生きようとする子
・ただただ、受け容れてほしいだけの子
・人の思いを取り込み過ぎて体調不良になる子
・弱い自分を隠すために鎧で自分を巨大化させる子
がいました。
これは、とても生きづらいですよね。
なぜなら、自分を嫌って
常に人に求めているから。
人の情報を取り込んで
相手が何をしてほしいかを
キャッチし
それに合わせようとするから。
本来の自分を認めて受け容れるのは、
他ならぬ自分なのに、
それができないのです。
そのため、だれかに
認めてもらったり
受け容れてもらうための
人生を生きようとします。
「自分を生きる」とは
自分で自分を受け容れて
本来の自分として
自分の人生のかじ取りを
自分ですることです。
光の時代とか風の時代とか
いろいろ言われる昨今ですが
共通するのは
これからの時代の流れが
「自分を生きる」ことに
シフトしていること
自分の内側の闇の部分も
受け容れて向き合って
本当の意味で
自分を取り戻し
小さくても弱くても
そこから
自分で自分を育てていく
そんな時代となります。
保健室コーチングで伝えている
大切なメッセージの1つが
「自分を取り戻し自分を生きること」
です。
大人の生き方を
変えていくことが
未来ある子ども達の
生きる力の育成に
大切なことなのです。
長くなりましたので
この辺で。
それでは
今日も素敵な1日を!
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌(朱美)です。
今日のテーマは
「千と千尋の神隠し/カオナシの意味」です。
先日の「荒れ地の魔女」
の記事は反響が大きく
驚きました。
宮崎駿監督の
映画には、
桑原が長年学んできた
波動理論に
繋がるものが
たくさんあります。
そこがとても興味深いので
今日は
千と千尋の神隠しの
「カオナシ」について
書こうと思います。
映画の宣伝文句は
「あなたのそばにもカオナシはいます」
ですね。
そのあたりを
解説します。
■カオナシの特徴
・「か細い声を搾り出すだけで言葉は話せず表情も無い
・「己(自分)」を持たない
・手からどんなものでも出す力を持つがそれは土を変えたもの
・他人を呑み込んでその声を借りてコミュニケーションを取る
・千尋に喜んでもらいたくて薬湯の札を盗んだり砂金を上げようとする
・千尋に拒否され、絶望して次々と湯屋の従業員を飲み込んでいき肥大化
・その後も彼女に拒絶され、飲み込んだ人々を全て吐き出し元の姿に戻った。
・彼の正体は人間の心に潜む孤独や寂しさ。
※ウィキペディアより
■カオナシは人間界にたくさんいる
カオナシの特徴を
保健室コーチング流に解読すると
以下のようになります。
※桑原の解釈です。
<己を持たない=他人軸>
受け容れてほしい!
自分がしたいから、ではなく
受け容れてもらうために
他人の想い(情報)を取り込み
相手が望むことをすることで
受け容れてもらおうとします。
これは、自分を消して
誰かの為に生きようとする
人間を表現したものです。
<人の声を借りてコミュニケーションをとる>
カオナシは、人を呑み込んで
その声を借りることでしか人と関わることが
できません。
これは自分一人では
どうすればいいのかわからないので
人の情報を使うことしかできないという人の
姿を表現したものです。
<苦い団子を食べて元の姿に戻る>
カオナシは、苦い団子を食べさせられ
自分の中に取り込んでいたものを
すべて吐き出して元の姿に戻ります。
これは、
「自分の中の他人の情報
受け容れてもらうために作った
別の自分を吐き出してしまえば
本来の自分に戻る」という
メッセージです。
<本当の姿は小さくて弱弱しい>
すべて吐き出したカオナシは
小さくなり、おとなしくなります。
カオナシの正体は
『人間の心に潜む孤独』です。
強烈な孤独は
人間を本来の自分から分離させます。
これは、
自分以外の別のもので巨大化していく
人間の姿です。
カオナシは、本来の自分を
さらけ出すことで
そこから、自分で自分を成長させるために
銭婆の厚意で
そこで働くことになります。
■カオナシが本来の自分を取り戻す時代
桑原が教員時代に
出会った子どもの中にも
・親の期待を生きようとする子
・ただただ、受け容れてほしいだけの子
・人の思いを取り込み過ぎて体調不良になる子
・弱い自分を隠すために鎧で自分を巨大化させる子
がいました。
これは、とても生きづらいですよね。
なぜなら、自分を嫌って
常に人に求めているから。
人の情報を取り込んで
相手が何をしてほしいかを
キャッチし
それに合わせようとするから。
本来の自分を認めて受け容れるのは、
他ならぬ自分なのに、
それができないのです。
そのため、だれかに
認めてもらったり
受け容れてもらうための
人生を生きようとします。
「自分を生きる」とは
自分で自分を受け容れて
本来の自分として
自分の人生のかじ取りを
自分ですることです。
光の時代とか風の時代とか
いろいろ言われる昨今ですが
共通するのは
これからの時代の流れが
「自分を生きる」ことに
シフトしていること
自分の内側の闇の部分も
受け容れて向き合って
本当の意味で
自分を取り戻し
小さくても弱くても
そこから
自分で自分を育てていく
そんな時代となります。
保健室コーチングで伝えている
大切なメッセージの1つが
「自分を取り戻し自分を生きること」
です。
大人の生き方を
変えていくことが
未来ある子ども達の
生きる力の育成に
大切なことなのです。
長くなりましたので
この辺で。
それでは
今日も素敵な1日を!
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2021年4月14日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
2021年4月14日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
メルマガバックナンバー
https://1lejend.com/b/IRnMnAEvyo/
メルマガが届いたり届かなかったりする!
という方は、LINE@に登録していただくと
確実に届きます。
https://hoken-coa-joint.net/recommend/#line
Instagram
フォロワー1000人を超えました!
ありがとうございます。
https://www.instagram.com/heartmtg
5月13日 今年2冊目の書籍が発売されます。
子どもは「親の心配」をランドセルに入れて登校しています
~「指示待ちっ子」が「自分から動く子」になる親の習慣~