姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

ストンと腑に落ちるとても不思議な、心地良い瞬間でした。集中講座感想(6)

2013年01月22日 | 保健室コーチング

【2013年の記事】

保健室コーチング3日間集中講座 感想第6弾です。



≪ストンと腑に落ちるとても不思議な、心地良い瞬間でした。≫

 期待に胸を膨らませて臨んだ今回の講座。ステキな出会いと充実した時間を過ごすことができたことに感謝した3日間でした。


「いい人だと思われたい自分がいる」それは自分を客観視して、

頭では分かっている自分自身の姿。でも、私が求めていたのは、ワークを通してそれを体の内から込み上げてくる感情として実感すること。

「ああ、私はこんなにいい人だと思われたい人間だったんだ!」と涙しながら再認識すること

 だから、ワークの途中でコーチ役のアシスタントの先生に

「ここで、『私はいい人と思われたいから』と答えればいいことは頭の中では分かっているんですけど、

頭で分かっている言葉を言ってしまうのではなく、心からそう思えるような感情を味わいたいんです!」と詰め寄った私。

それでもなお、同じような堂々巡りの応答が続き、一瞬沈黙になった時、ふっと気付いた私。

その時私の口から出てきた言葉は「あ~、私、認めたくなかっただけですね!」

それは、私が期待していた涙ながらのドラマチックなシチュエーションではありませんでしたが、

ストンと腑に落ちるとても不思議な、心地良い瞬間でした。

の瞬間を体験できたのは、私が何を言い出そうとアシスタントの先生が私を信頼してくださって

私もアシスタントの先生を信頼して本音を言えたからだと思いました。

教えるのでもなく、諭すのでもなく、気付かせるってこういう作業なんだと体で納得した瞬間でした。

他のワークでは、コーチ役になった私はクライエントに同調し、

そんな自分に気づいた時点でパニックになってしまったり、

コーチ役をしているのに一瞬心ここにあらず状態に陥ってしまったりと、

ぶれずにニュートラルな状態でいることがいかに大切で、自分の課題であることも思い知らされました。

また、この人ステキだな、仲良くなりたいなと思った人から、

「あなたとは初めて会った気がしない」と言われたり、

ワークのグループのメンバーが同じような課題を持った人で集まっていたりとおもしろい出会いもありました。


たくさんの体験と気付きをいただきましたが、まだまだですね。


今度は是非、ベーシックコースを受講したいと思います。


(MW先生 初参加)


☆☆☆☆☆

 W先生ありがとうございました。

この講座に参加される前から いろいろな視点で ご自身と向き合ってこられました。

だからこそ「すでに気づいている」ことと「それを受け入れている」ことは違うという 

深い深い気づきを得られたのだと思います。「わかっている」と「内側から気づくこと」の違いはここにあります。

こうした「自分」を通しての気付きこそが 人間理解につながるのですね。

すばらしい気づきをまさにご自身の中から 感じられたW先生。

さらには スキルとして得たものではなく 体験として腑に落ちた体験を持つ人が

他へのアプローチで結果として相手に大きな気付きを起こさせるのだと思います。

けっしてきれいごとではなく それは 実に泥臭い 地道なことなのですね。

 


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