(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。
生きづらさを生きるチカラに変換するメソッドを提供しています!
皆様、いつも応援いただきありがとうございます。
今日のテーマは
「チーム自分を信頼するために必要なのは「メタ認知力」」 です。
前回の記事では、栗山英樹さんとトムホーバスさんの対談の内容から
「信じる」ということについて、書きました。
今回はその続編です。
■前回の記事の振り返り
前回の記事で「信じれば結果を出してくれる」という裏の想いを持って
「相手を信じる」と宣言しても、うまくいきませんということを書きました。
保健室コーチングの理論「無意識レベルの相互作用」が働くので、
子どもは、その「大人のコントロール」をキャッチするのです。
何事も「これをすればこうなるんだ」と思ってスキルを使うのは
自分都合・自分視点であることを肝に銘じることが必要ですね。
前回の記事の最後に、次のようなこともお伝えしました。
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信じるとは、子どもの「言っていることを信じる」のではなく
「うまくいってもいかなくても、あなたの可能性を信じ続ける」ということ。
目先の「信じる」か 大きな視点での「信じるか」は全く違います。
また、今回の二人の対談で語られている「チーム」を、
保健室コーチングで伝えている「チーム自分」に置きかえると
「相手を信じるためには、まず自分自身を信じること、
そして、自分の中のあらゆる自分の側面もチーム自分として信頼するということ」
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さて、今回は、この続きについて考えてみたいと思います。
■自己信頼・他者信頼・チーム自分
保健室コーチングや波動脳科学では
他者理解のためには自己理解が必要というお話をします。
そして、自分の中のあらゆる自分の側面を知り「チーム自分」として信頼することが
人間関係を豊かにするとお伝えしています
これは、山崎啓支さんのNLPやアイシンの波動理論の中で
学んだり体験したことからも実感していることです。
さらに付け加えると、
自己信頼と自己認識がなければ、他者を信じ、理解するのは
難しいのかもしれません。
→自分を信じるとは・・・
自分自身の強み、弱み、価値観、能力を理解し、それらを認めることから始まります。
これにより、自分が何ができるのか、どのように問題に対処できるのかを理解することができます。
→自己理解から他者理解へ
自分自身を理解し、信じることができれば、他者の視点を尊重し、その強みと弱みを認識し
理解することが容易になります。
これにより、他者の意見や行動を信じ、受け容れることが可能になると考えています。
→チーム自分との関連
「チーム自分」という概念は、自分の中に存在するさまざまな側面を発見し、それを受け容れ、
それぞれが協力し合うことで自己全体が成長するという考え方です。
これは自己認識、自己受容、自己改善の継続的なプロセスでもあります。
これらの要素が組み合わさると、自分自身と他者を信じる力は、
自己成長と他者との良好な関係を生み出す結果をもたらします。
■ここでもやはり必要なのは「メタ認知力」
このように考える時、やはり大切なのは「メタ認知力」です。
メタ認知とは、自分自身の思考プロセスや学習方法について理解し、
それらを監視、評価、調整する能力を指します。
この能力は、自己理解、自己評価、そして自己調整のために重要であり
保健室コーチングや波動脳科学セルフアクセプトコースでも
「メタ認知」が、自分の人生を豊かにし、支援職としての力量に影響するとお伝えしています。
メタ認知力が向上することで、自分がどのように情報を処理し、学習し、問題を解決するのかを理解できるようになります。さらに、自分自身の強みや弱み、課題や改善点をより具体的に把握でき、自己認識と自己信頼を高めることができます。
また、メタ認知は他者を理解する力にも影響します。
自分がどのように思考し学習するのかを理解すると、他者が異なる思考方法や学習スタイルを持つことを認識し、それを尊重できるようになります。
保健室コーチングで、VAK理論や4つの仕事のパターンなどを通して
「違いをチームのチカラに変換する」というという学びはこれにあたります。
メタ認知力は他者とのコミュニケーションや協調性が向上します。
結論として、
自分自身と他者を信じる力を高めるためには、
メタ認知の能力を育てることが非常に重要ということになります。
保健室コーチングを学ぶことで、メタ認知力は確実に向上します。
それでは、今日も素敵な1日を!
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2023年8月7日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
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