姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

1講2日目 自分のプログラム(刺激-反応システム)が 解読される面白さ☆

2012年10月14日 | 保健室コーチング

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 保健室コーチングベーシックコース東京2期 2日目

 いやー 濃かった 濃かった 第1講は 少人数だったので 楽しい中に気づきがたくさん。個人的な内的プログラム解析に 時間をたっぷりかけることもできました。

 遠方(山形 北海道)からの 参加者もいらっしゃるので 延長も一切なしで かっちり終了!

 濃かったです~ 深かったです~ でも、終わった後の参加者の方のコトバは 「一日研修を終えると ぐったりするはずなのに元気なんですよね。」でした。

 講座や研修のワークとかって 結構嫌がる人が多いんだけど 保健室コーチングのワークは、深いことやっているのに、なぜだか 楽しいんですよね。

 「あ!そうなんだ!!」とか 「へー!!!」という 頭の理解ではなく ワークで理論と体感がつながることも 快感なのですが

 それとともに 「自分の人生で起きていたことはこれだったか!」っていう 自分の人生そのものとのリンクが発見できることも大きいのです。

 
 第1講2日目の メニュー

 ◎「五感」を理解する (記憶の正体 記憶の捏造 記憶の編集)
 ◎観察力強化のポイント
 ◎代表システム(VAK)の違いを体感するワーク
 ◎サブモダリティワーク保健室バージョン 
 ◎NLPの言語のとらえ方
 ◎保健室コーチングにおける傾聴
 ◎傾聴トレーニング(傾聴+確認質問/傾聴のための状態管理/確認質問のトレーニング)
 ◎特別ワーク 「自分の人生に影響をもたらす刺激-反応システムの検証」

 2日目は 1日目よりさらに濃厚! でも みんなちっとも重そうではなく わきあいあいとしながら お互いにものすごく深い気づきに 導いていかれるんですね。

 軽々とワークをやってのけて そして深い気づきをおこしちゃうこのメンバーはなんじゃらほい!!!!???

 2日目の内容をちょっとかいつまんでご紹介

 (1)NLPでは 五感というのは入力装置 この入力装置の特徴や 一人一人独自の使い方 五感と記憶の関係 五感の使い方とパフォーマンスとの関係性 などを レクチャーとワークで学びました。

 そのあと この五感の質(サブモダリティ)を扱うことで クライアントのパフォーマンスや感情を変化させるワーク(苦しい~ 辛い~の感情が 短時間で楽になる) をお伝えし 練習していただきました。
 保健室というところは 短時間で 子どもたちの内面で起きていることを洞察し、子どもたちの状態を変化させて(言い聞かせるのではなく) 元気に教室へ戻していくということが求められます。その際には 対処療法的な手法を用いて 子どもたちの感情を短時間で変化させていきます。
 同時に そうした症状を起こすもっと根本的なもの(プログラム)は何かの洞察も 来室の記録をもとに子どもたちにアプローチしながら 発見していきます。そうした症状を引き起こすものについては 時間をかけて 学年や保護者とも連携を取りながら 取り組んでいきます。

 短期アプローチと長期アプローチの両方をやっていきます。そのことが根底にあります。そういう意味では 保健室コーチングは
システマティックです。


(2)観察力強化

 保健室コーチングは 観察力をとても大切にします。観察力なければ ラポール形成もできません。看護的ケアにも共通する「バイタルサイン」を中心とした 非言語レベルの観察を十分に行います。アプローチのスキルを得るとまず スキルを使おうとしてしまいがちですが 非言語を読み取ることができなければ 適切なアプローチなどあり得ません。そのための 観察力のトレーニングをしました。養護教諭さんはふだんから子どもたちを 視診 触診 検診しているので 非常に細やかな観察ができます。マジ スゴイ!!!

(3)傾聴トレーニング

 保健室コーチングの傾聴では 「言語とは何か」ということから理解を深めます。
 言語というものが 体験すべてを表現することができず 言語とは2次的体験であるという視点から クライアントの感情ばかりにフォーカスするのではなく コトバの中にどんな「思い込み」や「意味づけ」「妄想」があるのかを ニュートラルな状態で聴くということを大切にします。
 人と人が変わる時には つねに無意識のレベルで情報交換がされていて 支援する側の状態と相手への想い(扱い)が クライアントの負の感情を思いもよらず増幅させてしまったりするということを ワークで体験していただきました。 受容と共感にこだわるあまり、思い込みを強化する結果になることもあるのです。しかし 聴き手が状態管理をすることで 干渉作用を起こすことができます。

 状態管理をした後の傾聴では 

 「相手がいっている矛盾点に気づくことができた」「質問が勝手に出てきて その質問によって 勝手に相手が考え始め 自分の思い込みに気づき始めた」「相手の感情にのみこまれることなく 楽だった」「相手が自分で自分の思い込みに気づいて 解決していくのを見るのが面白かった」などの感想がありました。

 傾聴って スキルじゃないんです!!! 状態管理ができないままで 形だけのスキルをやると 逆効果の場合も多々あります。
 また 相手を支えているつもりが 共依存になってしまう場合も 少なくありません。

 そこに気づくと 傾聴しているだけで 相手の負の感情に干渉作用が起き 相手が客観性を取り戻します。(これ、不思議~)

 そして 思い込みに気づかせる方法として チャンクダウンを使った方法も 練習していただきました。

 抽象を具体にしていくのが チャンクダウン この方法を 思い込みはずし(カウンセリング的活用) と 目標の明確化(コーチング的活用)の両方で使っていくというトレーニングをしていただきました!
 
 
  みなさん お見事!!!

 クライアント役の方が 「ほんとに 真実だと思って悩んでいたことも ほとんどが妄想だったわ(笑)」と 感想を漏らしていらっしゃいました。

 アソシエイト・ディソシエイトの応用ワークを 練習し

 最後に特別ワーク 「自分の人生に影響をもたらす刺激-反応システムの検証」をおまけでやりました。

 どうして いつもこのパターン? っていう自分の人生のパターンとか 人間関係のパターンを 疑似のシチュエーションで再現し そのときに起きる体の反応や そうしたものに対して 瞬間の意識を変えて (思考と心と体の整合性を取った状態にする)対応すると まったく違う反応になることを 体感していただきました。

 本当に楽しく 深い学びの場を ありがとうございました。

 次回までに たくさんの現場での実践にチャレンジしてみてください。

 きっと さらに 深い気づきが起きると思います。

 次回2講は 11月です。

 たのしみだなー!!!

 今日の講座写真

  自分のパターンは体ですぐにわかります。カラダの反応は 過去の記憶を教えてくれましたね!自分の中のプログラムを見える化するワークにチャレンジ!

   

 

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