姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

NLPを身体波動論の視点で 見直してみる 

2012年01月17日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー

【2012年の記事】

 名古屋波動ワーク1月講座が終了しました。

 最終日は 半日の勉強会です。

 勉強会の対象者は ワークショップ体験者です。

 ワークショップでは レクチャーはあまりないのですが 勉強会では いろいろな角度から 私たちの想いがどのような形で現実を作っているのか?とか 目の前で起きているさまざまな現象をどのようにとらえていけばよいのか?さらに より豊かに自由に生きるためにはどうしたらいいのかを 理論中心で学ぶことができます。今回はワークもあって よりわかりやすかったです。

 勉強会は平日午後なので いつも参加者はすくないのですが 今回は 勉強会も参加者が多く 本当に波動ワークが受け入れられてきたなぁと嬉しく思います。

 以前から NLPと波動の相性の良さを生かして その整合性を取りながら より効果的なアプローチ法の開発も楽しくやっていました。

 私の中では NLPのスキルの多くは脳の配線替え であると認識しています。

一定刺激に対しての反応を変えているというスキルがほとんどです。それはそれで、とても大切。

 実際に保健室コーチングでも こうしたことを理解したうえで 「対処療法」でいくのか「根本療法」でいくのか?を見極めて 両方の視点からかかわっていくということをします。

 NLPのワークにおける トランスワークでは ビジョンが見えたり よりリアルに未来を体験できるというスキルがあります。自分の潜在意識にある 願いを顕在化させ そのためのリソースを引き出したり ビリーフを解除したりという深いワークです。

 これまで NLPの視点だけの時は気づかなかったのですが

 もう波動を学び始めて5年になろうとしている最近  とあることがわかってきました。

 本当にそのことが その人の潜在意識から出てきたものかどうかという 根本的な問題。 

 身体波動論では、「自分が嫌いな人は 願いが 反転する」といいます。

 自己否定が超 超 超強い人の多くは 極端に冷え性で じつは現実に体を置きながら 本来あるべき自分が どこか別のところにとんでしまっていたり 別世界とつながっていたりする人がいます。そうした人がタイムラインなどで 未来のビジョンを見た時 自分自身の潜在意識ではなく 他の人の情報、別のものの情報を受け取っている場合があります。

 だからといって一概に そのビジョンを否定することは必要なく そのビジョン達成のための行動をすることは 意味がちゃんとあります。

 ただ、NLPのワークやセッションを提供するセラピストやコーチカウンセラーが 本当にそのことを理解しているかどうかというのは とても大切なことです。

 未来に行って ビジョンが見えて 五感を使って体験しました。より臨場感あふれる未来を体験することで 脳が それを実現しようとして動き出す。 それを支援していくことで ビジョンが達成される可能性は高いです。

 ・・・決して間違ってはいません。

 しかし クライアントの状態によっては 注意が必要です。

 本当に必要なのは クライアントが自分の中の自己否定を顕在化し むきあい 受け入れていくというその過程。

 誰かの情報だったり 人の想いを取り込んで 作ったビジョンや願いを自分の夢だと思い込んで 達成したとしても 本人がそれで OKなら それはそれで構いませんが それをやっていく中で 必ず壁にぶち当たります。その時に 本当のチャンスがやってくるという成長の仕方もあるからです。

 しかし 本当に大切なことは 何度も言うように 自分を受け入れること

 本当の意味で自分を好きになること
 
 多くの人が ポジティブ信仰にはまっていますが ポジティブであることが大切なのではありません。

 その底に ネガティブの排除があったとしたら ポジティブな自分をネガティブに否定するあらたな負の感情が湧いてきます。
 なぜならネガティブな自分を「嫌う」「否定する」「認めない」「排除する」が ベースだから。
 
 本当に必要なのは ネガティブを否定して ポジティブな自分を作り上げることではなく どんな自分も否定しないで受け入れるということ。

 それが本当の自己肯定です。

 自分が嫌いな人は 嫌いな人 嫌いな食べ物 嫌いなものが たくさんあります。

 脳の深い部分では あるいは潜在意識の最も深い部分では 自他の区別はありません。

 だから 他人を嫌う=自分を嫌う  自分や他人や自分以外のものを嫌うと 本質的なものとつながりが消えます。
 
 本質的な自分とのつながりが消えると そこに 人の情報がたくさん入ってきます。

 誰かがこうしてほしいということが 手に取るようにわかったり

 元気な人といると 元気になり 仕事ができる人といると 自分も仕事ができるようになったり

 つねに 周囲の情報によって 自分がコロコロ変わってしまうという状態になります。

 それはペーシングや共感を通り越した 同一化です。

 そこには 自分の意志が働いていません。本当の意味で 自分自身を生きていないのです。

 まずは 自分をしっかり持って 自分の意志が ちゃんと働く状態にしていくこと

 本当の意味で 自分が学んできたスキルや知識が 知恵として働くのは そこから。

 そんな意味からも

 2011年度の 保健室コーチングのコースやママンコーチングコースでは 自分の状態を知り それを管理していくことを コースの中に組み込んできました。

 2012年のコースでは 本当の意味で 受講生さんが 自分自身の状態を理解し 日常の中でそれを確立する生き方のための支援をベースにし スキルを学びそれを機能させるコンテンツへと進化&深化させていきます。

 来週からは 保健室コーチングアドバンスコース北陸1期がはじまります。

 現場で活用できるより効果的なアプローチ法とともに 養護教諭自身が 自分自身の人生をいきるという人生の根幹を作り上げるコースとなることと確信しています。

 もう たくさんのスキルや知識を詰め込んだり 資格を求め 内面の空虚を埋めていくやり方では 人生を豊かに生きることはできないのだと 多くの人たちが気づき始めてきたんですね。


最新の画像もっと見る