姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

妖怪『あゲタの~に!』

2020年07月27日 | 保健室コーチング

(株)ハートマッスルトレーニングジム代表

主体的人生を構築する人材育成トレーナー

桑原規歌です。



今日のテーマは

「妖怪 あゲタの~に!」です。



生きづらさ妖怪攻略Book Vol.5が発売になりました。

年間予約の方は、すでに発送済みです!


今回の妖怪は

・妖怪サッシ手(ちょっかい君)
・くせにボーボー
・モンダ―ズ
・あゲタの~に
・察してコロコロ
・妄想戦隊カイザーン

あー、いるいる!

自分の中にも!

保健室に来る子どもにも!

うちの子どもにも!


今回も

そんな妖怪さんがずらり。


モンダ―ズは、以前

メルマガでも紹介しましたね。

https://1lejend.com/b/detail/IRnMnAEvyo/3492192/



今日は、vol.5で登場する

「あゲタの~に」をご紹介します。


この妖怪ちゃんは

人のためにと、頑張り過ぎてしまいますが

相手から思ったような見返りがないと

すねたり怒ったりする

妖怪です。


無意識にあるいは意識的に

こうすればこうしてくれるだろう

があるんですね。


妖怪ブックには

スペースの関係で

詳しくは書いてないのですが

その奥には

いろいろな想いが

潜んでいます。



実際の子どもたちの事例では

本当は自分がほめてほしいから

相手を褒めて褒めてほめまくるのに

相手が

「ありがとう!」と

素直に受け取るだけで

自分はほめてもらえなかった!

と、怒ってしまう。

なんていうのもありました。


純粋な行為ではなく

どこかに相手に対する期待や見返りが

みえかくれしてしまうのです。



見返りを求めているというと

聞こえが悪いですが、

中には

『誰かのために役立つことで

同等の見返りをもらってもよいという

許可が出せる』という

深い部分のビリーフの存在があることも。


自分を受け容れてない、

こんな自分では人と平等ではないという

思い込みが

人の下手に出るという(相手を優先した)

無意識の行動になってしまうのです。



しかし

自分の意志が主体で

『自分がやりたいからやる』

という想いなら

相手の反応は関係ないですよね。


こうしたビリーフは

子育てや人育ての場面でも

悪さをします。


純粋な意志ではないので

相手のためにと思って(そのつもりで)

あれこれ手取足取り

やってあげたことが

「当たり前」になってしまう時

それが怒りに変わるというパターンです。


桑原も、

無意識にこれをやっていたことが

ありました。


結果、相手の「育つ力」を

奪ってしまうということが

ありました。


そして

『妖怪あゲタの~に』の奥には

『妖怪モンダ―ズ』があり

そして

『妖怪許せんべぇ』に

なってしまう(笑)



「あゲタの~に」に限らず

withコロナの時代を迎えている今

自分の無意識のパターンに気づく場面が

たくさん用意されているように

感じています。


ちゃんと向き合うことができれば

反応しそうになるところを

「対応」に変えることができます。


コロナをきっかけに

それが求められているのではないでしょうか?



自分が繰り返してしまう

パターンを

妖怪さんというキャラクターを通して

客観視する。


それによって

「ああ、自分がついやってしまうパターンって

この妖怪さんが顔を出していたんだ」

と気づくことが

行動を変える一歩です。


保健室コーチングベーシックコースで

多くの参加者が

一人の人間として変化をされるのは

脳科学によって

自分のビリーフに気づくから。


その体験をした人が

誰かの問題に対し

解決ではなく変化を起こすことが

できます。


内面の変化が起きれば

これまで問題だと感じていたことが

問題でなくなり

気にならなくなります。


解決とは

外側に働きかけること


変化は

内側に働きかけること


知識で理解するだけでは

到達できない部分ですね。



それでは

今日も、希望を胸に

すてきな1日を作りましょう!


Q.あなたが、繰り返してしまうパターンはなんですか?


生きづらさ妖怪攻略ブックvol.5
https://heart-muscle.com/post-20144/


生きづらさ妖怪攻略ブック 年間予約
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この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2020年5月21日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。


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