姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

自分が分かるとキャパが広がることを実感しました。

2012年12月31日 | 保健室コーチング

【2012年の記事】


 保健室コーチングベーシックコース信州1期を受講された R先生から感想をいただきました。

 R先生は 育児休暇中に ベーシックを受講してくださいました。

 淡々とした取り組みの姿勢に時折見せてくださるその感性の深さが 最終的に 大きな気づきと変化につながったように感じました。

 ワークやスキルの習得より それを学ぶ過程で 自分とむきあうことでひとは 自らのチカラで 変化していかれるのだと R先生を見てあらためて気づかせていただきました。
 以下、R先生の 感想です。

 


【保健室コーチングベーシックコースを終えて】

講座が終わって2週間余りが過ぎ、今感じるのは「人との話やすさ」です。

今までは、あまり面識のない人と話をするのは抵抗があり、自分から距離を置いていました。

しかし、今では、距離を置くことなく、すらすらと言葉が出てくるのを感じます。

そして、人とかかわるときの肩の力が抜けたような感じがします。

自分で「この人とはこういう関わりをしたほうがいい」「この場面ではこう話したほうがいい」

という固定概念に囚われず、浮かんでくるままの言葉で話をしている感じがします。

この講座の中で私が一番印象に残っているのは、やはり「タイムライン」です。

人前であんなに取り乱したのは多分初めてです。

私にとって過去とは、決していいものではなかったと思っていました。

でも、過去を切り離されて、

あれだけ動揺したということは、決して悪いものではなかったのかなと思うようになりました。

自分自身で悪い過去に変え、「嫌だった」という思いだけが残るように保存していたのかもしれません。

それに加え、ポジションチェンジで父とポジションチェンジしてみて、父に対する思いが少し変わり、

さらに自分自身で悪い過去にしていたんだなと思うようになりました。

そしたら、最近、父がFacebookで家族であることの登録をしてきました。

父との距離が縮まったようでうれしかったです。

これから、私と父との親子としての関係づくりにしっかり向き合っていきたいと思います。

この講座全体を通して、やはり自分自身と向き合うことってすごく大切だなと感じました。

普段、何げなく過ごしていると、自分を置き忘れて、周りに流されたり、

固定概念だけで動いていることがあります。

しかし、自分と向き合い、自分とはどんな人間なのかということを知ることで、

他人を受け入れるキャパが広がることを実感しました。

とても余裕をもって人とかかわれている気がします。

子供たちや主人とのかかわりの中では、まだまだ試行錯誤ですが、

それでも、試行錯誤したり、振り返ったり、見つめなおしたりすることができるようになったので、一歩前進かなと思います。

講座を離れてしまうと、一人ではなかなかうまく自分と向き合うことがしにくいのでちょっと不安ですが、

毎朝、鏡を見て「私なら大丈夫」と言ってにこっと笑うことを続け、

先生にいい報告がたくさんできるように頑張りたいと思います。

子育てが落ち着いたら、アドバンス必ず行きます。 ありがとうございました。


(R先生 信州1期 受講)

 

 



 いよいよ 今年も 最終日 

 今年1年で出逢った 多くの受講生の方々のおかげで

 保健室コーチングはまたまた進化を遂げました。



 やはり養護教諭がもつ「体からのアプローチ」を 

 これまで以上に取り入れ 

 それが実際の現場で非常に短時間で子どもたちを変化させるという検証の報告をいただいたことで 

 1歩も2歩も深化した内容となりました。



 さらに 

 今年から、養護教諭さんだけでなく 

 カウンセラーさんやお母さんという立場の方にも 

 保健室コーチングを受講される方が出てきたことも 

 これからの方向性に大きな意味をいただきました。



 来年は、1月3連休に 保健室コーチング集中講座を開催します。

 想像以上のお申込みを全国からいただき 

 急きょ大きな会場に変更し対応しています。

 また、参加希望をしてくださったのが

 養護教諭さんだけでなく コーチ、カウンセラー、お母さん、保健師さん、介護施設職員の方など 多くの職種の方でした。

 本当にありがとうございます。

 2013年は さらに 楽しく 深く 変化を起こす講座を 開発 開催していきます。

 どうぞ よろしくお願いいたします。


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