姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

本質がわかると柔軟性は格段に上がる! ~保健室コーチングアドバンスコース2講~

2013年02月23日 | 保健室コーチング

【2013年の記事】

 

 保健室コーチングアドバンスコース名古屋3期 第2講 1日目終了しました。

 

 この1か月のシェアだけで 2時間! みなさん 濃いです!

 シェアの内容も 本当にひとそれぞれで おもしろい!

 

 算数に躓いた娘のコーチング的アプローチやリコーダーができなかった息子へのコーチング的アプローチで 

 自信を取り戻させることに成功したママさんは、ご自身の状態管理だけでなく 

 感情的になりそうなお子さんにも状態を整える方法を使われたことや  

「理解できない」ことの本質的な問題を探り当て そこに対してのアプローチをされたことの実践例は、

他の受講生さんの参考になりました。

 

 また、日常の様々な出来事から「自分のパターン」の認識を深められた方 

 長年の封印していた宣言を思い出された方

 苦しかった年月を経て やっと自分を取り戻しつつあるのを感じていらっしゃる方

 これまでなら 絶対に言えなかったことに関して 自信をもって伝えることができるようになったという変化を感じられた方

 あたらしい夢に向かって動き出した方

 

 ベーシックの時に「こういうことをしたい」が現実化し そこでの試行錯誤にチャレンジしている方

 ほんとうに おひとりおひとりのシェアが 深い!!!

 

 午後からは ワーク中心!

 サブモダリティに関してのより深い理解 サブモダリティとメタファーと人間の感情やパフォーマンスとの関係など)をしたうえで 

 ベーシックで学んだワークを 各グループがコーチ クライアント 観察者にわかれて 検証します。

 

 ベーシックでスキルとして学んだときは ワークをするのに必死という感じだったのに 

 アドバンスコースでは 本当に一つ一つのことばや相手の反応、状態をしっかり観察して、お互いに気づいたことを話し合っておられました。

 

 ものすごく深い気づきをしているのに 3期生の方々は とにかくよく笑う!

 リラックスして学んでいるから笑いも出るし、本音で語り合うし。

 

 何笑ってるんだろうとグループに近づいて 聞いていると すっごい本質的な気付きをいくつもされているんですね。

 その気づきに納得したり あまりに的確すぎて笑い転げていたり・・・

 ほんとに この人たち 何者?って感じです。 ほんと、素敵!

 

 アッという間に 時間が過ぎちゃうんです。

 

 たくさんのスキルをお伝えするのが本意ではなく 

一つのワークを徹底的に深く理解することで ワークの一つ一つのことばがけや動きの意味が 分かってくるんです。

 

だからこそ 応用がきくようになり 柔軟にワークを変化させたり連結したりできます。

 

 

 

 今日のトピックス

 ○サブモダリティと感情、パフォーマンスとの関係性、相手の内的世界の理解との関係性を学びました。

すでにベーシックでもお伝えしている概念なのですが ワンクールベーシックを終えた方々にとっては 

より深い視点での理解につながったようです。受講生さん自身にご自分のことばで説明していただきました。

 

以上の点を理解したうえで、保健室に来室する負の感情を持った子を 

短時間でリフレーミングさせる『忍法感情変化(かんじょうへんげ)』のワーク。

 

ディソシエイト+サブモダリティチェンジで 短時間に 感情に変化が起きます。(これはベーシックで学ぶ手法です) 

 

さらに応用ワークとして 

「痛みの軽減ワーク」「葛藤の統合ワーク保健室バージョン」

を体験していただきました。

 

朝から 腰の痛みで体がまっすぐにならなかったSちゃんが このワークで痛みが激減。

本人も コーチ役もびっくりの結果でした。「痛みの軽減ワーク」は 根本的な治療ではないです。

ですが 痛みに弱い子がけがをして 病院に移送するまでの間 少しでも精神的に落ち着かせるためにもこの方法は短時間で痛みに変化を起こすことができるので 非常に効果的です。

(痛みをなくすわけでも けがを治すわけではないです。あくまで対処療法)

○あしたのワークの下準備として 勝手に3人会議(いわゆるディズニーストラテジー)の 基本的ワークを行いました。

 

人数の関係で かかわらせていただいた前述のSちゃん。腰痛が軽減し 元気を取り戻していたのですが 

なんとこのワークを掘り下げていくと 

今度は「足の付け根が抜けるほどの痛み」 

願っていることに動き出そうとすると恐怖、絶望感、存在否定として 体に現象化していました。(体の痛みの部位には想念と関係が深い)

そこで、さらに掘り下げるために ほかの受講生さん(S2san)に協力していただいて

Sちゃんの「願いそのもの」になってもらい(もちろんバーチャルで)

Sちゃんには その願いをつかむことに抵抗している自分のからだを「大脳(意志)」で 強引に動かしてもらいました。

 

 はじめは痛くて動けなかったSちゃんを 「取りに行く」と決めてもらって  

「願い」の場所まで 痛い足を引きずって歩いてもらいました。

「あれ?」 願いのメファーとなったS2ちゃんの腕をつかんだSちゃん・・・・「足 痛くない・・・」  これが想念が起こす 身体症状。 

「じゃ 元の椅子に戻ってね Sちゃん・・・どう?」「あれ・・・痛くないです」

 

「願いを達成する=今までやったことがないことをやろうとする恐怖、自己否定、絶望感」という想いが 身体に症状として現れていたんですね。

 

痛みがあることは 「やらないための言い訳」にもなります。さすがはアドバンスコースの深い気づきですね

 人間の想念とか想いのチカラは 大きな障害にも夢を実現する力にもなります。

(※ 潜在意識ではなく 意識や意識を中心として動くことが 大切なんです。

 

体の声を聴き 中心に動くということは過去パターンで動くこと そして 場合によっては危険な想念の場につながる可能性もありますので 注意が必要です)

あっという間に 1日目 おわっちゃいました。あしたは スペースワークを中心に変化を体験します。



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