（一社）ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。
今日のテーマは
「保健室コーチング速習コーステキスト改訂中！」です。
GW中も、せっせと仕事に取り組んでいます。
5月4日の朝イチのお仕事は『保健室コーチング速習コーステキスト』の改訂作業のチャンクダウンから！
今年度は、速習コース（2日間）の内容を大幅に改定します。
今回の改訂では
「脳科学の教育的活用法」を、さらにわかりやすく、楽しく、保健室や教室、
相談室ですぐに使える理論と手法をお伝えできる内容にバージョンアップです。
改訂の背景には
ここ数年の（特にコロナ禍）における子どもたちの心身の課題に変化です。
また、若い教員、養護教諭の方も増え、その悩みも多様化しているということがあります。
保健室コーチング速習コースでは
「こんな時はどんなスキルや対応をしたらいいのか？」
という限定的な学びではなく、子どもたちの悩みや問題を脳科学的な視点からどうとらえるのかを
脳の科学の視点から学びます。
これまでの感情を何とかしようというかかわりから、
脳の科学を用いてどのようにかかわっていけばよいのかという視点に
バージョンアップします。
子どもが抱える悩みや問題に対し、表面的なことに振り回されるのではなく
問題の本質をとらえる理論と視点を持つということです。
多種多様な子どもたちの問題やその背景の保護者の方の悩みや苦しみの1つ1つについて
『こういう時はこうする』という学び方ばかりしていると
これまでにない事例に出会った時もその対応の「方法」ばかり模索しようとします。
最終的にはそこも大事ですが、「考え方」「視点」が身についていると
対応のため仮説を立てやすくなります。
あれもこれも学ぶより、実際には、シンプルに3つくらいの脳科学理論を理解し実践法を知ることで、現実に変化が起きます。
しかし、すぐに相手を変えるためのやり方ばかりをたくさん手に入れようとする学び方をしている人は、引き出しばかり増えて、それを整理する理論がないので、結局使えなくなってしまいます。
何度も言いますが、
大切なのは、問題の本質を見極める学びです。
まじめな方ほど「はやく結果をださなきゃ」とあせるあまり、手法にばかり目が行ってしまいます。
その時に、ふっと力を抜いて、自分を整えることも大切です。
保健室コーチングでは、スキルそのものより、
スキルが機能する状態を作ることを大切にしています。
なぜなら、それを理解し実践することが実は、相手の可能性を引き出すことと大きな関係性があるから。
それは多くの受講生によって実際に現場で実証されています。
保健室コーチングは「コーチング」という名前がついていますが、コーチングだけを扱うものではありません。
現場がうまくいかなかったのは、カウンセリングや心理学に偏りすぎてしまったから。
受容と共感が独り歩きしてしまったから。
しかし、それは、カウンセリングそのものが悪いわけではありません。
本当に原理原則・物事の本質を理解している方は（資格名や資格の有無にかかわらず←ここ大事）
何を学んでも、自分の力量として活用できますし、目先の相手の反応に一喜一憂することなく対応されています。
教育の現場ではコーチングカウンセリングも両方必要です。
カウンセリングであれ、コーチングであれ、本質からずれた「カタチだけのスキル」こそが危険だと思っています。
もっと言えば、カウンセリングかコーチングかと、「分ける」ことすら不要です。
大切なのは、もっと人間が抱える悩み、問題とは何かを脳科学から深く理解すること。
保健室コーチングの目的は「レジリエンスの向上」です。
人を助けてあげるというものではなく、
いかに、主体的に生きる力を高めて自立を促すか・・・です。
問題を消してあげることではなく、「問題を成長のチャンス」ととらえ、
問題が起きたときも、自分で解決できる思考と実践力を身に着けること
そのためには、まずは大人自身が、保健室コーチングを通して「自分を生きる」ということを体現していく必要があると思っています。
現在の改訂で、これまで以上にワクワクするコースを設計します。
理論を頭の理解だけで終わるのではなく、「そういうことか」と腑に落ちるワークや手法をお伝えしていきます。
保健室コーチングに興味のある方、ぜひ、速習コースから！
また、速習コースを『基礎講座』と呼んでいた時代に受講された方、
ここ10年くらいで『速習コース』として受講された方、
ぜひ、再受講もおすすめいたします💛
この夏は、7月と8月に名古屋開催します！
10分間の休憩時間に、子どもたちの状態に変化を起こし、レジリエンスを高める
脳科学手法のエッセンスを2日に凝縮！
予約なし＆様々な主訴でやってくる子どもたちに対し、わずか10分間での対応を求められる保健室！
そこでは、これまでの「心理学」一辺倒ではなく、脳の科学に基づいた教育的アプローチが必要です★
ワーク中心でとにかく楽しい！！保健室コーチングの基本的な考え方と手法が身につく！
それでは、今日も素敵な1日を！
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