姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

保健室に来る子は「自分の鏡 」を実感~アドバンス2講感想~

2012年02月21日 | 保健室コーチング


 保健室コーチングアドバンス第2講の感想がぞくぞくと集まっております。

 

 講座が終わったその日ではなく、終了後にたくさんの変化を体感することが多いので、講座後の体験や気付きを中心に感想をいただいております。


 

 第2講では NLPの様々なワークを 保健室で活用するための特別バージョンにしたものを お伝えしていきました。

ベーシックでやっている内容のものがほとんどですが、それ以上に、このスキルを使う際の 支援する側の状態管理

どれくらい 相手の変化に影響するかを、徹底的にやります。

これでもかってくらい。

相手に共感することと 同一化することは全く違うということ。以下にニュートラルに自分を保つか、

その状態で 相手を受け入れ、自分の中心を意識して かかわる。そして 今 ここ この瞬間に生きるという状態管理。



 スキルを使うことが大切なのではなく 

自分が相手に対して無意識にどう思っているか?が 

スキルやワークが 機能するかどうかを決めることを徹底的に体験します。


 第2講では 

「状態が影響するってこういうことか」「これか! こういうことか!!腑に落ちた」

「本当だ 本当にこちらの状態一つで 相手が変わるんだ」「結局は自分が発信しているのか」という呟きが

 たくさん 聞こえました。


 
 そして、自分の無意識に抱えている状態を映し出したかのような子どもたちが

 保健室に やってきていることも、深い部分と向き合ったからこそ、現場で理解できるようになります。

 今回の感想は か~な~り濃い!(仮面ライダーゼロノス調)



 以下に 受講生さんの感想を紹介します。



◎2講で、保健室を想定した場合をやりましたが、保健室になったとたん、ぶれぶれの自分になっていたのだと気づきました。自分では気づいていませんでしたが、「養護教諭として、なんとかしなくてはならない」というのが、あったのですね…。いかに状態管理が大切かを学んだ2講でした。1講から2講にかけて、保健室でいくらスキルを使っても、いまいちしっくりこなかった理由がはっきりしました。

◎まったく初めてのワークではない。それなのに、次々に新しい発見があって・・・その時の自分の状態によって、見え方がどんどん変わっていくことを体験しました。
「状態管理」が大切であるということ。自分の状態によって、引き起こす物事にどんなに違いがあるのか・・・
ぼんやりしていては、だめですね。
自分の確たる芯をこめて、本当にやりたいこと、本当に伝えたいことを表現することがどれだけのパワーを持っているのか、気づくことができました。
偽物のポジティブや、一見感情の揺らぎの少ない状態は、パッと見た感じとてもいい印象ですが
生身の人間の仕組みや動きは、もっと奥深くて、いろんな表現があってもいいんじゃないかなと思いました。

最後にやった、自分で自由に組み立てるワークは、とても楽しかったです。
最近個人的にお受けした、子どもさんへの個人セッションがちょうどこんな感じでした。
上達への近道があるとすれば、こんなふうに、とにかく使ってみることなのだろうと思います。(Rさん)


◎不定愁訴を訴える児童が数名います。賢い児童で、大人の期待に一生懸命答えようと頑張っています。誰かの人生に似ています。(@@)
しかし、何たって小学生。まだ甘えたい、かまってほしい年齢です。
デソシエイト、アソシエイトで元気になりました。
またまた、はなくそで飛ばしましたよ。(※注 保健室コーチングのワークでウンチとはなくその法則というスキルを使った)
「病気って、気持ちが関係するんか?」と、子どもの口から自然に出てきました。
捉えかた一つで、本当に感覚に変化が出るんですね。
自分自身の状態管理のまずさから、いろんなことをひきつけることも、実証されました。
私生活での怒りの気持ちは、仕事でも、さらに怒る場面を次々と呼び、強いては怒りで爆発した子どもまでを保健室に引き寄せる・・・・客層までも変えてしまうのか????
思わず笑ってしまいました。(^^)そして、反省(::)
自分自身におきてくることは、やはり偶然ではなく、必然なのですね。
時間とともに、自分の中でもやもやしていたことが、どうでもよくなっていく感覚があります。
過去に引きずられて、もったいない時間を過ごしてはいけないな。と・・・
事実は、全く変わらないけれども、自分の受け止め方や感じ方で、感覚が全く変わってしまうんですね。ホントに。
何とかしなければ、と焦る気持ちが、更なる困難な気持ちにとらわれていました。
相手を信じる気持ち、自分を受け入れる気持ち。自分で決めたとおりに行動する心地よさを感じています。
まだまだ、気をつけていないと、す~~~っと過去にアソシエイトしてしまう自分がありますが、
いけないいけない!!と気がつく自分もいて、ブレーキをかけてくれます。
保健室コーチングのおかげで、生き辛さが、ちょっと無くなってきました。
最終講、この感覚がもっと自分の物となるようにしたいです。ありがとうございました。


◎アソシエイトディソシエイト、VAKのセールス、自分がどんな状態かで成果が違ってくること等、特にこの2日間のワークでの学びは大きかった。頭で理解するのと、体験してみて体で感じる理解は全然違うことを改めて感じている。
自分の思いを伝えることが自分の課題だったが、気持ちを伝えることをただ言葉を伝えることと勘違いしていたと思った。自分からでたものはすべてOKでダメなものはひとつもなく、自分の中にある負の感情をダメなものとしてなかったことにしてフタを閉めてしまうことが問題だと気づけた。
言葉に気持ちをのせる気持ちは本気の気持ちをのせることで、本気は本当の気持ちで今までは生ものの負の感情はダメなものとして、すぐに生ゴミ入れに捨てて密封していた。それがどんどん腐っていく…腐らずに生きたい。
今朝学校のトイレで目にした言葉→「泣かなきゃ叫ばなきゃ笑わなきゃ押し黙るために生まれたわけじゃない」
そして、昼に昨日のアドバンスで協力してもらって疑似体験したことが発揮できる場面が自分の望む状況で用意された。
状態管理をして自分の本音を伝えられた。スッキリスッキリです。自分を信じること、相手を信じることがすべてにつながる。(Hさん)


◎第一講後、自分の中の壁を取り払って、生まれ変わった自分で臨んだ第二講でしたが、最後のワークで「なんとかしてあげたい。」という思いが捨てきれず、もやもや感をひきずって帰宅しました。

新たな気づきのきっかけはその夜の入浴中でした。

お湯につかりながら「やっぱり“みんな大好き”大事だよなぁ。」と第二講を振り返っていると、義父と義母の顔が浮かび、「ありがとう。」という自分の声が聞こえてきました。あんなに嫌だった義父と義母になぜ今、ありがとうなんだろう?思ってもいなかった自分の声にとても戸惑いました。しかしその戸惑いはやがて、「ありがとうと思える自分はとても良い自分だ。」という思いにかわってきました。ところが、この「良い自分」をどうしても認めるすことができません。ここから大混乱、妄想の暴走がはじまりました。そして、また別の自分が見えてきました。それは、先々の困難を思いめぐらせ「自分にはできない。自分には出来るわけない。」と決めつけ、現実から逃げている自分です。「良い自分」を認めたらさらにハードルが高くなり、そんなまわりの期待には応えられるはずもないし、応えたくない、とここでも壁を作っていた自分です。とんでもなく手ごわい魔物がいたものです。いやだいやだ、こんな自分見たくないと思えば思うほど魔物が目の前に現れてきます。この苦しみから解放されるにはどうしたらよいのか、今、自分はどうありたいのか、魔物と戦いながら、一週間かかりましたが、なんとか二つのことを決めました。


1 「みんな大好き!」+「みんなありがとう。」を強く宣言する。(原点を忘れない、良い人から逃げない。)
2 2月の体重測定後、保健室コーチングで学んでことを取り入れた指導をする。  (ちょっとチャレンジしてみる。)

不思議ですね、宣言すると魔物が小さくなります。さらに、子どもたちに何をどのように伝えようか考えていると魔物のことなんか考えている暇もありません。「今を生きる。」の意味がわからずいましたが、これが今を生きることなのかなぁと感じています。第二講で捨てきれなかった「なんとかしてあげたい。」という思いは、「なんとかしてほしい。」という自分の声だったのかなと思います。
そして・・・感想を書いて2日が経過しています。送信前にもう一度読み直すと、また、感覚が違っています。「良い自分」とか「魔物」とか書いていますが、どれも自分の一部で良いとか悪者とか判断してはいけませんね。どっちも今の自分をつくっている大事な自分ですね。「今、現在」に集中していると変な妄想は起きませんね。しかも自然に「ありがとう。」の思いがわいてくることがあります。「わくわく、楽しみだな。」という気持ちがわいてくることもあります。2日前に決めた宣言を「みんな大好き!」+「みんなありがとう。」+「今、現在に集中」にします。(Kさん)


◎今回は、非常に疲れた。というか、自分にとってとても有意義な2日間だったと言った方が間違いないかもしれない。なぜ、コーチング講座に申し込んだか、初心に戻って考えることができた。日常の生活の中でもそうだし、いままでの保健室コーチングのワークの中でも「こんなんでいいんだろうか。相手が変に思わないだろうか。」と、気持ちが大きく揺らいでいることがあった。今回ワークを行うたびに自分の身体に大きな抵抗を感じた。自分自身がこんなにも反応するのかと驚いた。姫先生から2日間ずっと「ここ!ここをしっかり持っていないから。」とアドバイスされっぱなしだった。すべてのワークを実施していくにあたって私の行き着く先は同じであった。軸がなかった。『自分大好き。みんな大好き』自信のない自分が今まで大きな揺れを作っていたのだと感じることができた。毎日、学校に入る前に『自分大好き。みんな大好き』を言い聞かせてスタートさせよう。「~できる自分」強い自分を信じて。(Sさん)


◎今まで自信なくワークをしていた自分に気がつきました。ワークをすることで何らかの結果を得なければいけないという思いこみがとても強かったのだと思います。また、自信を持ってクライエントに接するのと、自信なく接するのでは明らかな違いがあることに驚きました。毎日、自分が好きととなえて、自信を持って生徒に対応していこうと思います。また、自分のアソシエイトぶりにびっくり。意識できたので、前進していけるかなと思います。(Tさん)

◎、第1講の時も感じたことですが、講義が終わってすぐの週は、「自分」というものを強く体の真ん中に意識しながら・・・・いや無意識のうちに真ん中に置いて行動している自分を感じます。特に今回は、それが増強している~って感じです。そんな思いを持っている自分には、しっかり問題を抱えている子がやってきて、さっきたまたま時間がばっちりあって、早速楽しく「ふみふみりフレーミング」を実践してみました。子どもって大人が思っている以上に柔軟な頭でしっかりいろんな思いを持っていることも発見!し、アソシエイトしないように、姫先生をモデリングしてやりました・・・・。声をかけながら、常に「この子の力を信じてる」という思いを持つことは大切なことですね。自分のこれまでの対応と気持ちが全く違っている自分にもびっくりです。
 また、私の中では1日目の「VAK]の確認、のセールスマンになっての実践が強く印象に残っていて、いろんな感覚の人がいるとは思っていましたが、実際なるほど~って感じでした。いろんなタイプの人間が集まっている職場で、よりよいコミュニケーション作りのためには是非とも感じていなくてはいけない部分ですね。
 第2講の学びは、これまでの講義のいろいろが頭の中のシナプスみたいに繋がっていく感じでした。この感覚を持ち続けていきたいです。でも、また、時と共に薄れていくのかも~なあんて事を感じながら、日々、資料をめくり、講義の中身を思い出し、ひとりふみふみもし、ディソシエイト、アソシエイトしながら、イメージを持ち続けたいと思っています。(Mさん)

◎先ず、参加をさせていただいてありがとうございました。何となくわかったつもりになっていたことが腑に落ちたり、ばらばらの知識をつなげたりすることができました。少人数での深いワークがあったから、北陸での出来事が自分の中に落ちているのだと気づきました。波動にも参加させていただいたから、今につながっているのだと思いました。物事がつながっていくのは、何よりも先生の話される言葉の中に、きらきら光る一言がちりばめられているからだと思います。
何度も繰り返しを重ねたワークの体験から、ようやく体と頭が一体になってきたように思います。今までは自分の体なのに、思考と感情と体とが一体化していなかったのでしょうね。保健室での子どもへの関わりが課題で始めたはずの保健室コーチングは、自分自身の人生のための学びになっています。過去の情報を引き出しては立ち上がれないでいる自分が、過去になりつつあります。現在を大切にする自分になり、自分自身を生きていきたいと思います。受講生の皆さんが、明るくて仲がよくて普段の生活でも助け合われている様子や真摯な姿勢で学び合う様子に心打たれました。語尾が抑揚する北陸弁が懐かしく、これもまた嬉しかったです。(Fさん アドバンス再受講)


◎今回の学びで得た「自分の状態が,いかに相手の状態に影響をおよぼしてしまうか・・・」を実感しました。第2講後、保健室でポジションチェンジを活用したところ,その相手になりきれない状態になりました。
「相手じゃないから,わからん・・・」と言い,本人がアソシエイトしにくいのだと思いますが。。。そこから進まなくなってしまったので,ディソシエイトならできるかな!?と思い,急きょ,スクリーンに自分と相手の映像をうつしだし,「相手はAさん(本人)に何て言っている?」にしました。。。気持ちは出てきたのですが,そこから先につながらず,しっくりこない状態におちいってしまいました。
その生徒は(女子),幸せを手に入れると,とたんに不安になり,自分から手放すみたいです。自分から友達から離れたり,彼氏からフラレたりと(フラレるように冷たい態度をとる)失う恐怖の強い生徒みたいです。
「ぎゃ~~~~~私だぁぁぁぁぁぁあ」と私が思ったので,無意識に彼女の状態にアソシエイトしてしまっていたのかも?! 
「私大好き ここにいる」「彼女は自分で答えを導く」でリセットしたのですが。。。どうもお互いスッキリしていません。
多分,↑このことがあってか。。。保健室内の時計を壊しちゃいました~~~(笑)
ふと見ると,時間が狂っていました。「あ~電池切れだ。。。」と,電池を交換しましたが,時計は狂ったまま。。。生徒との関わりで,これでいいのかと自信がもてない自分の状態がノイズとなって反応したのでは?! と思います。自分にリセットした後は,また,元の通りに時計も復活いたしました。
先日,県養護教諭研究会総会が行われ,総会 議長の命をうけました。次から次へと舞台は用意されます。自分の軸を持ち,周囲を受け入れ,なりきりモビルスーツ(家政婦のミタさんバージョン)でやりました。妙に緊張することなく,それよりも楽しんで行えました。(Nさん)



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