(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。
今日のテーマは
「嘘をついているわけではなく●●しているだけ」です。
年末に、長年付き合いのある悪友H(笑)と
ランチしました。
桑原は、よほどの目的がないと
人とお茶するとかランチするとかしない人間ですが
この友人とは年に2、3回あっています。
この友人との会話がちょっと興味深かったのでご紹介します。
同じような体験をされている方もあれば、参考にしてください。
とある会社のチームリーダーも務める優秀な彼女ですが
ここ1年くらい、びっくりするような部下や上司が増えてきたんだ
という話をしてくれました。
しかし、さすがにベテランの彼女。
振り回されることはなく、淡々と仕事を進めているようでした。
それでも、ちょっと聴いてよ!の話がなかなか興味深くて
とんかつ食べながらふんふんと聴いていました。
「妙なプライドばかりあって人の言うことはきかないし、
だからと言って仕事できない上司にびっくりするわ」
「私の悪口を言う同僚や部下もいてね。それは別にいいんだけど、
ただ、その内容がほぼ嘘なんだよね。
なんで嘘言うんだろう。
それを、聴いている人も同じような人で、信じるんだよね」
へぇと思いました。
そこでこんなコメントをしました。
「あ、それね。本人は嘘ついているつもりはないんだと思う。
妄想を話しているんだと思うよ。その妄想を、真実だと思って話すんだよ。
真実なのか妄想なのか、自分の中で区別がついてないの。
それを聴いて信じる人は、その人に取り込まれちゃう。
この妄想を話す人、影響力あるでしょ」
「そうか!そうなんだ。
確かに、この人、マイナスの影響力がすごい。
だから、周りにいる人が彼女の話を信じてしまう」
「周波数が同じだから、共鳴するんだと思うよ。
その妄想の人は、自分を顧みることはないけど、自分を被害者の立場に立たせて
周りが自分にひどいことをする、いう、自分にだけ冷たいみたいなことを
真実のように話すって感じでしょ」
「そうそう。まさにそんな感じ。それでも、部下だからと
特に反応せずにやるべきことをやってるけどね」
「それでいいと思うよ。意識すると、その人にエネルギーが流れるから。
わざと、聞こえるように言ったり、反応するようなことを言ってくるでしょ」
「そうなの。心でチッと思うけど、顔には出さない」
「ふふふ。チッと思った瞬間に、Hちゃんのエネルギーは相手に流れてるんだよ。
やられちゃってますね~!
今、まさに闇の時代から光の時代にエネギーが変化しているから
エネルギーのない人は、あらゆる手を使って、
エネルギーの高い人や仕事ができる人の情報を取り込んでいこうとしてるみたいだよ」
「ああ、そうなんだぁ。やられてるわ(笑)」
「伝えるべきことは、相手が聴こうが聴きまいが伝えていいと思うよ。
自分が伝えた言葉に、こう反応してほしいとかわかってほしいとかと期待を持たないほうがいい。
判断するのは相手。それによる結果は相手の責任。
そういう人は、責任を負う覚悟もないから人のせいにしてるんだから。
まぁ、今そういう方も増えているから、それでも淡々とやるべきことに集中するのが一番だね。
聖人君子になる必要はないけど、反応してしまったと気づいたらリセットして、再度整えて仕事してね」
その後も、還暦を過ぎた二人のおしゃべりは続くのでした。
闇の中では見えなかった自分の中の「闇(と勝手に思っている部分)」に
光が当たると丸見えになる。夜には見えない埃が、朝日に当たると見えちゃうのと同じです。
誇りどころか大きな真っ黒な塊が見えるのだから、びっくりしていしまいますし、
見なかったことにしたくなるほどのもの。
あるのが悪いわけでもなく、あるからダメなのではなく、見えてくるのが当たり前の時代です。
そこにちゃんと正面から向き合って、それがあることを認めて、
それも自分の一部として受け容れて生きていこうとする人は、
新しい時代の周波数にマッチして生きていくことができます。
しかし、そこに向き合うことなく、
自分の闇(と思っている部分)を排除しようとしたり、
隠そうとすればするほど、生きづらくなってきます。
友人Hの話に出てくる人は、その状態(魑魅魍魎の周波数)の方なのかもしれません。
- 話がかみ合わない人、無茶苦茶な理論を押し通そうとする人
- マイナスの影響を出してチームを止める人
- そして、その人に共鳴して巻き込まれる人
こうした方々の「?」の行動が、日常の中でも、世界中でも起きています。
いつの時代も、「変わり時」というのは
人の心も、世の中も大混乱します。
優秀な人が生き残るのではなく、
自分と本気で向き合い、それも受け容れたうえで生きていく方々が、
時代の周波数にマッチした人が生き残っていくのだと思います。
それでは、
今日も素敵な1日を!
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」 2023年1月6日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
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