(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。
今日のテーマは
「自分でも気がついていなかった自分の考えが表出された」です。
HMレジリエンスメソッド活用講座の感想が届きました。
この講座では、質問カードと人生の魔法カードの活用方法を
理論と実際のワークで楽しく学ぶことができます。
講座の中で、カードで実際に質問をしてもらっているうちに、自分でも気がついていなかった自分の考えが表出されて、とても不思議で心地よい時間でした。
質問に答えているだけなのに、何か励まされているような、後押しされているような気持ちになるのはどうしてでしょうね。
きっと子どもたちも同じような気持ちになるのでしょう。
質問の設定を変えると、それに沿った答えが出てくるというのも不思議でした。結局は答えは自分が持っているということなのかなと思いました。
そして支援者のスタンス。
人生の魔法カードを第1講で教えていただき、第2講までに現場で実践しました。何か答えを出すのではなく、相手の内面に触れさせてもらうと意識してやってみました。
するとこちらも楽、相手も抵抗なく、自分の今の内面を見せてくれたように思います。
今後も実践しながら、人間理解を深めていきたいと思います。
(Yさん/養護教諭)
「話が止まらなくなる感覚」「新たなアイデアがわいてくる感覚」もありました。
心に残ったのは、カードを使うことが目的なのではなく、
「カードを通してその子の内面にあるものに触れさせてもらう」という言葉です。
今まで「このカードで相手のことを知ろう」という、若干傲慢な感覚があったかもしれないと気づきました。
人生の魔法カードで
「もしこのカードがあったら自分の毎日がどんな風に変わる?」
という質問で、今の自分に必要なカードを選びましたが、
「それを自分の力で今すでにできている」ということも大きな発見でした。
質問カードでは「質問の設定を変えることで設定に合ったカードが出てくる」
という体験もできました。
さっそく生徒にもそして自分にもやり続けようと思います。
(Kさん/養護教諭)
感想をいただいた皆さん、ありがとうございました。
質問カードや人生の魔法カードに代表される弊社のカード。
質問カードは2011年に開発、販売開始をしていますので、すでに10年以上たっているのですが、根強い人気を保っています。
このカード、問題を解決するためのものではありません。
言語にならないまま潜在意識の中に埋もれたままの
自分の想いを言語化するためのもの
どちらかというの「傾聴のため」に活用すると言ったほうがよいのかも
しれません。
感想の中にもありますが、カードを使うには、
「想いをひきだしてやろう」ではなく
「相談者の内面に触れさせてもらう」
という支援者側の謙虚な姿勢が必要です。
このメルマガでも何度もお伝えしていますが
カードを使う、使わないに限らず、「解決してあげよう」の支援者の想いは
逆に相手の心を閉ざす結果を招いたり
「助けてあげる人⇔助けてもらう人」という構図を作り、相手の主体性を奪ってしまいます。
保健室は、教育の場。
自分の中にある答えや願いや想い、リソースに気づき、自分で考え、チャレンジし
そのチャレンジに伴走することが大切です。
なぜなら、アプローチやコミュニケーションの成否を握るのは、やり方ではなくあり方だから。
カードを買ったけどうまく使えないという方は、
ぜひ、HMレジリエンスメソッド活用講座で
教育的支援の本質を学んでいただければと思います。
HMレジリエンスメソッド活用講座(オンライン)11月
講師は、保健室コーチングトレーナーアソシエイトで
公認心理師 能代寛子先生です。
https://heart-muscle.com/post-23190/
そでは、今日も
素敵な1日を!
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2022年11月6日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
桑原の著書でも、支援者の在り方を学んでいただくことができます。
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------- ご案内 -------
★HMレジリエンスメソッド活用講座(オンライン)11月
講師は、保健室コーチングトレーナーアソシエイト・公認心理師 能代寛子先生です。
★ 中部動画配信研究所さんのインタビューを受けました!
★新教材について、中部経済新聞社に取材を受けました。
★弊社のレジリエンスボードゲームがYahoo!ニュースで紹介されていました。
★HMレジリエンスボードゲームの詳細