タガログな日々2

フィリピンパブから続く道を求めて放浪中・・
昨日はマニラ、今日は北京、明日は・・

6年ぶりの北京

2024-09-04 08:15:55 | 中国
はじめて北京を訪れたのが2005年だったから、あれから約20年、最後に行ったのが2018年だから今回は6年ぶりの訪問ということになる。かつては短期ならビザ無しで渡航できたのに、今はビザが必要で、これが自分で申請するとまあ面倒である。現状144時間以内の滞在なら第3国経由のトランジットビザなるものがあってどうにかなるにはなるが、無駄にソウルなどを経由しなくてはならないからお金も時間もかかってしまう。
さて、久しぶりの北京の印象だが、一言で言うと「落ち着いた」そんな印象だ。昔よく行ったマッサージ屋はすっかりきれいになっていたし、餃子屋も看板が新調されていた。当時の両替レートから考えると円安が進み2/3弱、物価が2倍強という感じで、4〜5倍に感じた。
1000円程度で受けられたマッサージが5000円、大好きな200円弱で食べられた文宇ヨーグルトが1000円。そのせいもあるのか日本からの観光客はほとんどいない。
今回はデータローミング用のカードを持っていって通信したが、コンビニとかでwechatペイなどは問題なく使えたが、レストランでちょっと高額な支払いなどでは何故か決済ができなかった。DIDIや美団などのアプリは現地の電話番号がないのでアクティベート出来なくてめちゃくちゃ不便だった。そんな事もあって、飲み屋のおねーちゃんに一日付き合ってもらって色々回ることにした。報酬は夕食とその後お店への同伴ということで
夕食は彼女のリクエストで焼き肉を食べに行ったのだが、日式が美味しいという。そもそも日本式焼き肉ってどういう定義で韓式(朝鮮式?)や中式とどう違うんだろう。出てきたのはいわゆる日本で食べる焼き肉で店の名前と店員さんの格好だけのような気がした。
同伴したお店でお礼にモエのピンクを頼んだら3万超え。日本の酒屋で8000円くらいだから歌舞伎町とかで飲むのと大差ない。さすがに10万とかではなくてホッとした。


昭和50年頃の話 整髪料

2024-04-04 15:30:40 | 中国
少し色気づいて、初めは父が使っていたヴァイタリス?だったかをこっそり使っていた。その後自分のお小遣いで始めて買ったのがギャラックだったと思う。MG5とブラバスの間で今はもうない。
イメージとしてカネボウのエロイカと同価格帯で柑橘系で若者向けだったような気がする。もう少し価格が高いゾーンにはアウスレーゼやタクティクス、バルカンなどもあったが買った記憶はない。
もう少し後で、4711やオールドスパイスなどが容器が洒落ていて人気があったっけ。
高校の頃によくつるんでいた友人が良い香りをさせていて「どこのコロン?」と聞くと「アラミス」と教えてくれたっけ。
自分はアラミスは900のほうがさらに好きで実は今でも使っている。
コロンは他にダンヒルやサンローランも使ったけど結局アラミス900に戻る。
例外は、伊勢丹にあったアクアブラバというスペインだかポルトガルのコロンの枯れた香りをどういうわけか鮮明に覚えている。残念ながらもう存在しないみたいだ。

ウーマイ事を言う

2016-12-28 09:17:56 | 中国
「雾霾」=PM2.5のことで「ウーマイ」と発音する。先日北京を訪れたときは、ウーマイ具合に風が吹いてこの雾霾を吹き飛ばしてくれた。聞いた話では、風が吹く前は10m先が見えないほどひどい状況だったという。こいつが500を超えると飛行機は確実に遅れる。政府が発表する数値の凡そ2.2倍が本当の数値とも言われているから、北京の友人たちの健康が心配だ。
さて、そんな中で面白い記事を見つけたので紹介したい。

・・・中国伝統の24節気は、12月後半の冬至で終わるが、偉大なる習近平主席は「立霧」を加え、25節気と定めた。「立霧」には子供から大人まで白いマスクを付けて、自宅で吉祥を祈る風習がある 。

ウーマイ事を言うではないか。

本渓水洞

2015-08-17 15:18:57 | 中国
このアジア最大の鍾乳洞を見るには大連からバスで5時間で本渓市へさらに乗り換えて1時間弱かかる。
瀋陽空港からのほうが本渓市まで1時間ほどとはるかに近いだそうだが、土地勘が全くないので大連経由にした。
現地では以前大連の飲み屋で知り合い、その後日本人と結婚したのだが:ちょうど里帰りしているという知り合いがいたので彼女に面倒をお願いした。





本渓水洞はまあ1度見るのはいいが九寨溝のようにまた行こうとは思わない。そんな程度だった。本当は秋の紅葉がきれいらしい。
いつでも私のようなわがままな旅人に対して皆とても親切にしてくれる。いつでも「うるるん紀行」状態である。











帰る時ともなれば一族総出で見送ってくれる。「再見!」「再見!」ちぎれるくらい手を振る彼らに私も「再見!」と答える。
もう二度と会うことがないことはわかっている。


急激な円安だけではないのだけれど

2014-12-01 17:36:39 | 中国
6〜7年前には10000円を両替するとたしか800RMB。飲み屋は300RMBもあれば飲めたし、小姐へのチップも200RMBも出せば十分だった。要するに6000円ちょっとで中国の飲み屋で遊べたわけで、10000円払えば小姐を3人侍らかせることも可能だったわけだ。もちろんワインだ何だ好き勝手飲まれればいくらでも高くはなるが。
それが、都市部の物価が上昇して、まず飲み代が倍近い500〜600RMBへと跳ね上がった。おまけに急激な円安の影響で10,000円がわずか500RMBにしかならないものだからうっかりお大尽遊びをしようものならとんでもない金額を支払うことになる。
とてもつまならい事になってきた。

少姐を連れて食事に行っても東京の飲み屋のおねーちゃんと食べたほうが安いくらいだから、小姐は何も悪くないのだけれどもとても頭にくる。
わずかなお金で美味しいものがたらふく食べられて、飲み屋でもちやほやされるからたとえ飛行機代をかけても楽しかったのにもうムリだ。
2002年頃にフィリピンパブがなくなった時と同じようにまた楽しみが一つなくなろうとしている。

淡水の紅楼というレストラン

2014-10-27 11:50:27 | 中国



淡水の駅から老街をブラブラと15分も歩くとマッカイ像にたどり着く。ちょうどそのマッカイ像の裏手の急坂を登ったところに「紅楼」がある。
外で淡水を見下ろしながらお茶を飲むのよし、レンガ造りの建物の中で食事をとるのもよし。






お昼を食べに入るとここはメニューがない。その日の食材を使ったコースがあるだけだ。
680台湾ドル(約2000円)のコースをいただいたが、間違えたんじゃないかと思うくらい品数が多かった。












デザートまで全10品。これは安い!

蘇州観光

2014-09-16 17:46:06 | 中国


食べてばかりではなくてたまには観光の話を。
蘇州は8年ほど前に上海からバスツアーで行ったことがある。
その時は駆け足で水路をめぐり、拙政園、虎丘、寒山寺と回ったが、今回はぶらぶらと街歩きがしてみることにした。
新幹線ができてからとても便利で上海虹橋駅から30分足らずで蘇州駅に到着する。
日帰りする時は蘇州駅に着いた時点で帰りの新幹線の切符を買っておくことをおすすめする。
タカをくくって帰ろうとしたら3時間後しか席がないと言われ、切符を買ってまた街まで戻る羽目になった。
もっとも上塘街までは地下鉄でひと駅と近いから問題ない。



それにしても大きな駅だ。しかもデザインが秀逸だ。

まずは留園という世界遺産に登録されているお庭を見学。庭のあちこちで歌あり、踊りありととても楽しませてもらった。









上塘街と呼ばれる場所は運河沿いの古い町並みだ。夜がまたきれいだ。









そして蘇州名物の松鼠桂魚をいただく。



海鮮料理と言えば万宝

2014-07-09 11:17:28 | 中国








大連に来たらここに行かずにどこに行くと言うのだ!と、言う感じの「万宝海鮮舫」なのだが、行った時間が遅くしかも結婚式やら何やらが重なって食材を食べつくされていた。
おどろいたなぁ・・





屋台の海鮮なら1/5位の値段で食べれるぞ。

203高地

2014-07-08 17:16:42 | 中国




爾靈山
                  
爾靈山 嶮なれども 豈攀ぢ難からんや,
男子の功名 克艱を期す。
鐵血 山を覆ひて 山形 改まる,
萬人 齊しく仰ぐ  爾靈山

坂の上の雲を見ていたら203高地に行ってみたくなった。
それにしても乃木さんは203高地を「爾靈山」とうまく字を当てたものだ。



港式レストランは大連でも人気がある。
食パンとバニラアイスが203高地のようだ。


蔵謎大劇場

2014-05-10 02:07:15 | 中国


泊まったホテルのすぐとなりが蔵王演舞場という西蔵の舞踊を見せてくれる劇場なのだが、より洗練されているといことなのでタクシーで15元のところにある蔵謎大劇場に向かった。
他にもいくつかの劇場があるらしいがここが一番人気だという。真偽はわからないが・・
130元でVIP席=最前列での観劇となった。普通席とは10元しか違わないらしいから行くなら絶対にこっちだ。

















一人のやヤク-を連れた老婆が五体投地の祈りを捧げながら聖地巡礼をし、最後にお釈迦様に導かれるというストーリーなのだが正直感動した。
全編チベット語で歌われるのだがよく聞くと日本のお坊さんが読むお経にイントネーションがよく似ている。
なるほど、あの独特のリズムとイントネーションは当たり前といえば当たり前だがチベット語に由来するものなのだと気がついた。
それと最後のほうで輪になって鳥の神様を迎えるシーンがバリ島のウルワツで見たケチャによく似ている。
これも同じ仏教なのだから当たり前といえばそうなのだが片や南の島、片や標高3000メートル近い山である。
偶然なのか伝わったものなのかどちらであっても不思議はない気がした。



藏王假日酒店

2014-05-09 17:39:19 | 中国


九寨溝の入り口まで歩いていけるホテルを選んだ。1泊5000円程度だったが思ったよりはずっと良かった。
中国人の友人がタオルとかは持参したほうが良いと言っていたので持っていったが、上海のビジネスホテルのものよりずっと上等だった。
エアコンもちゃんと効いたし思ったよりもずっと良かった。





空港からバスで九寨溝のターミナルまで80キロ、2時間弱で1500m位下ってくる。90元
ターミナルからタクシーで10分ほど、10元でホテルまで着く。帰る時は、面倒だから空港までタクシーで行ってもらったら180元だった。
これなら途中眺めの良い所で止まってもらえて良い。






九寨溝

2014-05-08 16:20:20 | 中国

念願の九寨溝へ行ってきた。これから行く人のための参考になればと思う。

まず、どうやって九寨溝まで行くかだが北京経由だと15:30北京首都空港発18:30四川九寨黃龍空港着の便に乗ることになる。羽田9:00台初の北京行きに乗ればなんとか乗り継げるはずだ。
上海経由だと13:05上海浦東空港発には東京から上手く乗り継げる便がないから前日入りするか、17:20発に乗ることになる。
個人的には前日便で行くことをおすすめする。何故なら、四川九寨黃龍空港からホテルがある地域までは車で2時間近くかかるから飛行機が遅れた日にはどうにもならないからだ。
高度3500メートルを超える空港の夜に途方に暮れるのは厳しいと思う。




なにせ日本を出たことがない人はとってはオートマチックに生まれてこの方最高地点に立つことになるわけなのだから。
私が着いた5月3日の午後4時台には積りはしないが横殴りの雪が降っていて気温は5度を下回っていた。上海との気温差は20度近かった。
暖かいのは7月と8月だけだそうだから、紅葉の季節も同様の注意が必要だ。















続く



手配はしてみたものの

2014-04-16 11:17:22 | 中国
GWに念願であった九寨溝への旅を手配した。
四川九寨黄龍空港へは北京、上海、広州、成都、重慶から国内線が飛んでいるらしいが、東京からJALを使うとなると上海経由がよろしかろう。
上海浦東空港からは1日2便、13:05と17:20だから当日で乗り継ぐなら17:20に乗るしかなく、そこからおよそ3時間のフライトになる。
見知らぬ地方空港(しかも中国の山の中)に夜に着くのはいろいろな意味で怖いから、上海で1泊して13:05の便に乗るしかない。
そうすれば夕方にホテルに到着できるから余裕を持って翌日に中国人の団体に紛れ込んで九寨溝と黄龍の1日ツアーに参加できる。
次の日の朝便で上海まで戻るということになる・・結構タイトだな。

この四川九寨黄龍空港、海抜が富士山より高く、降りた瞬間に間違いなく高山病だ。メニエール持ちの自分は果たして耐えられるのだろうか?
酸素ボンベとダイモアックス持っていく必要がありそうだ。

あとは三峡クルーズと長距離列車の旅(成都から昆明、もしくは北京から香港・・ラサに行く青海鉄道は無理)をしないと自分の中国の旅は完結しない。

あちこちに公安がいる上海

2014-03-10 12:19:29 | 中国
昆明でウイグル族と思われるテロリスト集団が刀を振り回したせいで上海の街も公安だらけで、ウイグル系のレストランなどはシャッターを閉じていた。
それほど物々しい感じはなかったが職質される可能性があるからパスポートを持って歩いた。
しかしながら、最近は中国に来るとどうも体調が悪くなることが多くあちこち歩くことも少なくなった。
特に興味のあるものがないと全く出歩く気も起きないから、そういう意味では私にとって上海は退屈である。



それでも、中山西路にあるお茶関係の店が集まっている商場に買い物に出かけた。
あちこちの店でお茶を試飲してまわり、今回はプーアール茶と烏龍茶を少しだけ買った。


そういえば中国はポストが緑だ。

途中、小南国で上海料理を食べたが、やっぱり広東料理のほうが好きだ。



定番の紅焼肉、蟹味噌豆腐

もちろん前日には香港料理を食べに行った。













爆表

2014-02-25 08:44:21 | 中国
北京の友人の話によると、ここ1週間ほどPM2.5 が「爆表」状態なのだそうだ。
「爆表」とはメーターを振り切るという意味だ。
中国政府が目標としている基準値が24時間平均で75マイクログラムなのだが、その6倍というから500マイクログラムを超えている状態だ。
彼が言うには、中国政府が発表している数値は公園の中とか比較的良い数値が出やすい場所で測定したもので、場所によっては1000超えもあるかもしれないそうだ。
もう少し暖かくなって西風が吹くようになればマシになるそうだがその風下には日本列島があるから困ったものである。
しばらくは北京には近づきたくない。

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