タガログな日々2

フィリピンパブから続く道を求めて放浪中・・
昨日はマニラ、今日は北京、明日は・・

懐かしい店

2006-06-30 15:52:30 | フィリピン

彼女と別れたとたん、私のギャンブル運はストックを一気に開放したようだ。3000枚越え3回、5000枚越え2回、合計40万以上をたたき出した。貧しくなると余裕を失い、余裕を失うと運も逃げていくというもか。

ほとんどの女神は貧乏人を愛することはない。

さて、たんまりお宝を懐にした私は液晶テレビを10万で購入し、さらに懐かしい川口のお店に足を伸ばしてみた。フリーで2時間7000円と相変わらず破格に安い。にもかかわらず、2年前私はこの店に来るたびに22000円以上も払っていた。その結果、自分自身が辛くなってしまい、この店に足が向かなくなってしまったのだった。

毎日律儀に電話をかけてくる彼女を無視し、サヨナラにも行かなかった。・・・何人目かについた娘が彼女を知っていた。彼女はとても歌が上手く親切なアテで今はフィリピンで平和に暮らしているそうだ。それを聞いて私は少し嬉しくなり、当時彼女に教えてもらった歌を今日は一人で歌った。


感想(燃えよケーン!エピローグ)

2006-06-29 09:47:39 | フィリピン

平たく言ってしまえば、

「私とつき合うのならお金を援助して欲しい」

「お金を払ってまでは付き合いたくない」

別の言い方をすれば、

「貴方と付き合っていると仕事ができないから、その分援助して欲しい」

「仕事の邪魔になって困るなら付き合わなければいい」

ということだ。彼女の気持ちもわからないでもないが、断じて受け入れることはできない!そう考えると日本人外国人を問わず、いつでも女はリアリストだし男はロマンチストだ。

家に帰ると徹底的に掃除をした。私は彼女のものは髪の毛1本残さない!


肩の荷・・「燃えよケーン!最終回」

2006-06-28 15:32:21 | フィリピン

やっと肩の荷を降ろすことができた。 私のような非力なものには少々荷が重すぎたようだ。日に日に「重いなぁ~」と感じていたので正直ほっとしている。

ジーコ監督よろしく敗者の弁を語るならば、「彼女にはゴッコをしている余裕がなく、私にはマジになる覚悟がなかった。」という事になるか。この半年、いろいろな意味で楽しかったから恨みもなければ後悔もない。少しだけ休息をとったら、また新しい恋を探すために歩き出そう。


速攻

2006-06-27 11:32:51 | フィリピン

「今日はオチャッピキだから早あがり!」

と言って部屋に入ってきたのは午前1時を少し回った頃だった。この時間に来ることは予想外だった。ちょうど、うな重を食べ終わったところにラーメン(とんこつ)を出されたような・・

「食べられません・・」

「何か言ったか?」

「いいや。明日も忙しい。早く寝よう」

「ぐーぐー・・」

「このアマ、もういびきなんかかいてやがる!」

「ぐーぐー・・」

・・寝れねえよ!・・

「ぐーぐー・・」

「勘弁してくれぇ!」


食傷

2006-06-26 10:51:04 | フィリピン
焼肉でも寿司でもそうだが、どんな好物だって毎日は食べられない。栄養のバランスだって悪くなるし、たまに食べるからこそ美味しく感じられるというものだろう。ただしそこには前提となる条件があって、食べるものを自由に選べる権利と余裕を持っていなければならない。言い換えれば、「選ぶ」という余裕があって初めて「選ばない」という自由も生まれてくるというものだ。おそらく多くのフィリピーナ達は生まれつき、「食べられるときに食べないといつ食べられるかわからない」というような強迫観念に支配されているから余裕というものを理解できない。・・・どうか私のことを理解して欲しい。毎日、毎日食べたら嫌いになるし、アレルギーでも起こしたらもうどうにもならないことを。

偽装結婚

2006-06-23 10:21:52 | フィリピン
彼女と話をしていると「偽装結婚」「イミテーションマリッジ」いう2つの単語が出てきた。同じ意味のはずだが「偽装結婚」はプロモーターが管理してお金を払い書類を整えるタイプのもので、「イミテーションマリッジ」は来日した後に結婚するケースを指すようだ。要するに「偽装結婚」<タレント、「イミテーションマリッジ」<アルバイトということらしい。最近「結婚するか?」という言葉が死語になりつつある。何故ならその前に「離婚してから」という条件がつくからだ。

許せないこと

2006-06-22 10:15:58 | フィリピン
ボーナスが出るや「お金貸して」と頼まれる。どうせ返って来ることもないのだろうが「お金ちょうだい」と言われるよりは幾分ましである。まあどちらでもいい。余裕があれば貸すし、ない袖は振れない。しかしそれには前提条件がある。傍目から見ても精一杯やっていてそれで足りないのなら微力ながら力にもなろう。仕事を休んで遊んでばかりいるものには貸す力は一つもない。彼らの多くは恋人でもお客でもスポンサーがつくととたんに怠けだし、その先を考えることはない。ウラを返せば楽をするためにお客や恋人を探すとも言える。お金を捨てるほど持っていなければベターハーフには成り得ないのかも知れない。

コソコソと

2006-06-21 10:30:12 | フィリピン
会社を早退して息子の演奏を聴きに行った。ホールの扉を開くと、まばゆいばかりのステージとピアノが眼に入る。いい席を捜してあたりを見渡すと今度は一番会いたくない人の姿が眼に入る。私は仕方なく出口の近くの一番隅の席に座り、演奏が終わるや否やコソコソとホールを後にした。これではまるで犯罪者かゴキブリのようではないか。哀しい気持ちのまま上野駅まで日陰を選んで歩いた。今日は彼女には特に会いたくない。

習慣

2006-06-20 09:47:47 | フィリピン
習慣とは恐ろしいものだ。昨夜は疲れが溜っていた所為で(月曜日から疲れが溜っていて良いのか?)いつもより早くから寝っていたら、店が暇だったようで電話がかかってきた。もちろん用件もなければ内容もない。ただ起こされただけだ!しかし疲れていることを説明したので本日の早朝の乱入は回避されたはずだ。安心して再度の眠りについた。・・・そして朝・・・「・・眠い・・何時だ?」訳もわからず眼が醒めるが、意識がはっきりしない。だんだん意識がはっきりしてくると同時に「しまった!寝過ごしたか?」と思いあわてて時計を見ると5時45分を指している。・・そうか。いつもドアが開けられる時間だ・・また長く眠い一日が始まる。

世界平和

2006-06-19 17:52:36 | フィリピン
彼女の友人のお話。最初(推定)の結婚生活が破綻したとき父親が子供を引き取った。その後再婚したがその結婚生活もまた破綻している。その理由を聞くと、結局はお金の問題なのだが、「私の子供に何もしてくれなかった」というのが一番の理由だそうだ。彼女も「彼は冷たい」と同情的だったが、私ははっきりと「彼女は間違っている!」と断言した。見たこともない子供に愛情を注げる人ばかりならば世界中の争いが消え平和が訪れることだろう。

清算

2006-06-16 11:01:53 | フィリピン

ボーナスでいろいろな物を清算するのだ!借りていたお金、溜めていた支払い、ついでにこいつも・・・と思っていたのだが、土砂降りの中を通ってきて倒れるように眠っている彼女の顔を見ていたら何だかかわいそうになってきた。彼女はきっと幸せになることはないし、幸せに気づくこともないのだろう。多くのフィリピン人同様「ワランマガガワ」=「しょうがないね」と自分に言い聞かせながら生きていくことだろう。セブの教会の前でぼろをまとい裸足で佇んでいた子供の顔が一瞬眼に浮かんで消えた。


ボーナス

2006-06-15 10:16:31 | フィリピン
今日は嬉しいボーナスの支給日だ。明細をいただくと源泉やらなんやらで約2割も控除されている。貰ったり拾ったり盗んだりした金は何も引かれないのに、汗水たらして稼いだ金からはガッポリ引きやがる。日本の国は泥棒の中の泥棒だ!年金にしたって「後で返すからとりあえず出しといて」・・どうせ返せやしない、まるで寸借詐欺みたいなものだ。この上、フィリピーナに盗られたのでは私のボーナスが余りに可哀そうだ。「誰にも気づかれないうちにこの金を持って逃げよう!」

口約束

2006-06-13 09:55:54 | フィリピン

そう言えば「一緒にマニラに行こう。」と言った覚えがある。「ボーナスが出たら・・」と言った気もする。いかん!あと2日でそのボーナスの日だ。ここ数日指折り数えていやがる!この際はっきり言っておこう!「貴様のために使うボーナスなど1円もない!」と。そんなことに金を浪費するくらいならスロットを自力で天井まで回したほうがましだ。残された時間は少ない。上手い言い訳を考えるか、それとも思い切って叩き出すか。


チャーシューメン

2006-06-12 11:37:07 | フィリピン

夜中に彼女が「おなかが減った」と言うのでラーメン屋に行くことになった。私はその日スロットでしこたまやられ機嫌がすこぶる悪かったし、当然懐も寂しかったので一番安い550円のラーメンを注文した。その横で彼女は当たり前のように850円もするチャーシューメンを注文しやがった。たかが、300円のことなのだが心底ムカついた。

恋は初めの頃、金銭的にも盲目的だ。市場価格の10倍近いワインやフルーツも高く感じない。高級なレストランも料理もファンタスティックでいくら払ったってムカつくことなどありえななかった。一体、何が変わったというのだろう?

 


若さゆえ

2006-06-09 15:21:35 | フィリピン
友達のBLOG(旅日記)に連日大笑いをさせてもらっている。http://blogs.yahoo.co.jp/kumustakataka 同時に私より一回り以上も若い彼の無鉄砲さをうらやましいと思ったりしている。最近私は、いつの間にかなすがままに流された毎日を送っている。さらにぶつ切りにされた睡眠が意識を白濁化させ、それは私から気力と感情を奪っていく。コノママデハイケナイ・・・若さを取り戻すことはできないが、それなら年相応に穏やかに暮らしたいものだ。

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