高校時代からの友人と飲みに行った。16の時からの付き合いだから、知りあってから36年も経つ。
希望に胸を膨らませて某進学校に入学した私は高校生の本分を全うしようと勉学に勤しんでいた。
そんな時「せっかくの高校生活をエンジョイしようよ!」と声をかけてきたのが彼だった。
うかつにも私は彼の誘いに乗ってその後の3年間をすっかりエンジョイしてしまったわけで、肝心の勉学については受験を迎える頃には悲惨なことになっていた。
彼は私が「こいつは自分よりも賢いなぁ」と素直に認める3人の内のひとりで、三年生二学期のそれも後半からほんの僅かな時間で皆をごぼう抜きにして、受けた大学はすべて合格するという快挙を成し遂げた。
私はというと滑り止めの大学に合格するのがやっとだった。こんなことなら初めから私立の付属高校に行けば良かった。
ちなみに自分より賢いと認めている残りの二人はウチの社長と息子である。
でも、いくつになっても彼と交わす会話はとても楽しい。
大事な友だちの一人である。
希望に胸を膨らませて某進学校に入学した私は高校生の本分を全うしようと勉学に勤しんでいた。
そんな時「せっかくの高校生活をエンジョイしようよ!」と声をかけてきたのが彼だった。
うかつにも私は彼の誘いに乗ってその後の3年間をすっかりエンジョイしてしまったわけで、肝心の勉学については受験を迎える頃には悲惨なことになっていた。
彼は私が「こいつは自分よりも賢いなぁ」と素直に認める3人の内のひとりで、三年生二学期のそれも後半からほんの僅かな時間で皆をごぼう抜きにして、受けた大学はすべて合格するという快挙を成し遂げた。
私はというと滑り止めの大学に合格するのがやっとだった。こんなことなら初めから私立の付属高校に行けば良かった。
ちなみに自分より賢いと認めている残りの二人はウチの社長と息子である。
でも、いくつになっても彼と交わす会話はとても楽しい。
大事な友だちの一人である。