目覚ましがなる前に目が覚める。眠い！私は元来、一人じゃないと落ち着いて眠れないタイプなのだ。コーヒーを淹れてくれるのはありがたいが、そんなことで睡魔がどうにかなるものではない。私の心が「幾ら春休みだからって、平日は勘弁してくれ。」と叫んでいるが、出てくる言葉は「目覚めたときに君の顔があるなんて、こんな幸せなことはない！」である。どこをどう翻訳したらそうなると言うのだ！しかし眠い！それでも、さわやかな笑顔で「行ってくる。愛しているよ」とささやき出かける。２、３歩、歩くと足がもつれ転びそうになる。「ちっ！」ポケットからタバコを取り出し火をつけ再び歩き出す。今日も長い一日が始まる。あー眠い！
新しいベッドで一緒に寝ていると夢を見た。それはＹさんから電話がかかってくる夢だった。やけに鮮明に覚えているのはそれだけ衝撃的だったことの証明だ。「今、成田に着いた！」と言われて目が覚めたのだが、からだに悪いことこの上ない。あせって横を振り向くとどうやらぐっすりとお休みのご様子で安心した。と、同時に「ナゼ、コイツハココニイルノダロウ？」という疑問が湧き出した。
サクサクと引越しをしている。彼女は毎日のように来て掃除をしたり、洗濯をしたり手伝ってくれている。昨日隣に住む大家さんとすれ違った時に私よりも早く挨拶なんかしていた。ワンルームマンション・40代後半のオヤジ・子連れの外国人の女性という組み合わせを彼らは一体どう捉えただろう？自分でも理解を超える状況を世間が理解できるわけはないか！
なんだか面倒くさくなってきたなぁ。朝に昼に晩に電話やメールで「言い訳」やら「要請」やら「報告」やら・・ファミリーに所有される立場の彼女達にとって自由のエスプリを理解することはとても難しいだろう。私はその自由を何よりも愛している、ゆえに所有をしない。所有した時から、所有し続けるコストと、失うリスクを抱えるからだ。一口に言ってしまえば、私は「へたれ」なのである。最近、引っ越してからというものどんどん侵略が進んでいる。歯ブラシ・シャンプー・パジャマ・下着・・・侵略が進めば進むほど私の心の平安が保てなくなる。
何ヶ月ぶりだろう、この店の扉を開けるのは。もう数え切れないほどこのドアを開けたが今日はなんだか照れくさい。一つ息をのみ店に入るといきなり歓声があがる。彼女とは２ヶ月ぶり、この店とは４ヶ月ぶりになるがどうやら私はまだ人気者のようだ。そんな中、私は彼女にさよならとそのわけを告げると、彼女は少し困ったような顔で頷いていた。最後に「アラジン」をデュエットをすると、ふと一緒に行ったＴＤＳのことが思い出された。そして今、夢から醒めたことを改めて実感した。パアラム！
春休みは別れと出会いの季節だ。旅立っていく友人との別れを悲しむと同時にすぐに訪れる新しい出会いに期待をする。だから春休みは短いのだ！そして、それでいいのだ。
さて、私も誰かと別れ、誰かと出会うのであろうか？別れたくない人と別れ、誰とも出会うことがないなんて事が起こらないように祈ろう。
さて、私も誰かと別れ、誰かと出会うのであろうか？別れたくない人と別れ、誰とも出会うことがないなんて事が起こらないように祈ろう。
根が真面目な私は彼女が娘達へのアカウンタビリティーを果たして欲しいと言う欲求に抗しきれず、ついにその会見の場を某焼肉屋に求める。
「私は貴女方のお父さんとお母さんの人間関係を壊してしまいます。しかし、貴女方とお母さん、貴女方とお父さんの人間関係を壊すものではありません。でも、もし迷惑だったら、そう言って下さいね。」と伝えると、
「いいえ、すでに母から聞いております！」ときっぱり言われてしまう。
質疑応答もなしだ。
「そうですか、では、好きなものを好きなだけ食べてくださいね！」
決して食べ物を使って懐柔するつもりはないのだが・・・
「私は貴女方のお父さんとお母さんの人間関係を壊してしまいます。しかし、貴女方とお母さん、貴女方とお父さんの人間関係を壊すものではありません。でも、もし迷惑だったら、そう言って下さいね。」と伝えると、
「いいえ、すでに母から聞いております！」ときっぱり言われてしまう。
質疑応答もなしだ。
「そうですか、では、好きなものを好きなだけ食べてくださいね！」
決して食べ物を使って懐柔するつもりはないのだが・・・
約3年間住みなれた所を引き払い、今引越しの準備をしている。思えばいろんな事があった。この部屋に訪れた、或いは訪れたいと言っていたピーナ達の事を私はいつまでも忘れないだろう。また忘れないための「新撰組」であり「史記」であり「タガログな日々」なのだ。さて、問題は今後どう立ち回って行くかだ？「燃えよケーン！」も、そろそろ終わりが近い。（どんな結末かはまだわからないが・・）戦い方を替えるも良し、戦いの場を替えるも良し、いずれにせよ私は戦いをやめないだろう。
金曜日の午後8時から、日曜の朝8時までという長い時間を彼女と過ごす。色々な話をしていくと、同じ日本人の所為か、むしろ彼女の亭主の気持ちの方が分かってくる。聞けば年齢も近いようだし、ボンボン育ちで傾いていく仕事になすすべがなかったこと、その時に家族で十分にコミュケーションが取れなかったこと、自分の非を認めずわびるべきところをわびなかったことなどまるで自分の話のようだ。
愛(=love)は植物のようなものだ。お金(=pera)という名の水を与え続けなければ枯れてしまう。たくさんの枝や花を持つ植物はより多くの水が必要になるのは当然だ。
彼女には枯れることのない水源を持った人間が必要で、きっとそれは私ではない。そのことを彼女が理解することができなければまた同じ過ちを繰り返してしまう。
愛(=love)は植物のようなものだ。お金(=pera)という名の水を与え続けなければ枯れてしまう。たくさんの枝や花を持つ植物はより多くの水が必要になるのは当然だ。
彼女には枯れることのない水源を持った人間が必要で、きっとそれは私ではない。そのことを彼女が理解することができなければまた同じ過ちを繰り返してしまう。
嵐の中、友人と食事だけのはずが・・じゃあワンセットだけ・・ということになる。
友「どこ行く？」
私「立場上、新所じゃないといけないだろう」
友「釣った魚にえさはいらないから、近場でどうだろう」
私「いや、釣られたのは、多分俺の方だぜ！」
友「なるほどね」
私「それも餌だと思って食いついたらルアーだったよ」
なんて話しをしながら、結局近場へ出撃する。
TDS以来のご対面の彼女は、いつも元気に情熱的なアプローチをかけてくる。もちろん悪い気はしないし、自然と鼻の下も伸びてくる。結局、延長をして激しくなった嵐の中を帰る。どんなに激しい嵐でも蝶（パロパロ）は羽根を休めないのだ。
友「どこ行く？」
私「立場上、新所じゃないといけないだろう」
友「釣った魚にえさはいらないから、近場でどうだろう」
私「いや、釣られたのは、多分俺の方だぜ！」
友「なるほどね」
私「それも餌だと思って食いついたらルアーだったよ」
なんて話しをしながら、結局近場へ出撃する。
TDS以来のご対面の彼女は、いつも元気に情熱的なアプローチをかけてくる。もちろん悪い気はしないし、自然と鼻の下も伸びてくる。結局、延長をして激しくなった嵐の中を帰る。どんなに激しい嵐でも蝶（パロパロ）は羽根を休めないのだ。
アクセサリー売り場でプレゼントを選んでいる。かつてアクセサリーや宝石を売った経験がある私はそのコストと販売姿勢を熟知しているので、辞めたのちは２度と同様な店の敷居を跨ぐことはなかった。それが一体どうしたことだろう・・おりしもＷＤで店は混雑している。ここでの買い物は初めに予算を決めないとまずい。付け加えると、あまり品も見ないほうが良い。高いもののほうが良いに決まっているからだ。予算を告げると３つのペンダントを持ってきた。結果、その中で一番高いものを勝ってしまう。バカヤロ～！午後10時店に出かけるが特に何があるわけもなく淡々と時を過ごし2時間で帰る。
情報理論におけるエントロピーで言えばTDSに出かける朝に最大値を示していたはずだ。様々な理由で２人に対する思いが同じくらいで、つまりどっちに転んでもおかしくない状況であったということだ。しかるに今日はＷＤで、また私のピーナエントロピーは最大値を示すはずなのだが、意外や０を示している。それは行くところが決まっているということだ。なぜならば、今朝、我が家に新しい歯ブラシとアクアフレッシュがキープされたからだ。昨日先輩に「自分の部屋の鍵を渡すことは実印を渡すくらいいけないことだ！」と忠告されたばかりなのに・・しかし平日は勘弁してもらえないだろうか？本日午前休をを取ったのは違う理由なのだから・・・
大統領並みのスケジュールだ。1時に帰宅すると入浴し即仮眠だ。3時に電話で起こされる。幼稚園児並の判断力しかないので、すぐに出られるようにとスウェットで寝ていたのにすっかり忘れて違うスウェットに着替えたりしている。歯を磨くころには小学生くらいには回復しているが、今度は軽い登校拒否児のようにお腹が痛くなったりしている。しかし人生はは気合だ！気合だ！ということで迎えに行き、軽く食事をした後大人になって部屋に戻ると
「少し寝ていい？いつもよりゆっくりでいいから・・」
「えっ・・・何何何時に帰るの？」（10時に待ち合わせているんだけど・・）
「予定でもあるの？今日はお休みでしょ！」
「そそそうだね！金曜日だと思ってた」（また小学生に戻ってミエミエの嘘をつく）
きっとバスタオルに包んで隠してあるもう一つの電話がなりまくっているはずだ。
8時を過ぎた頃からほっぺたをつねったり、鼻をつまんだりと何とか起こす努力をするが起きやしない。30分後わざとベッドから布団ごところげ落ちたりして何とか起こすことに成功。急げ！9時30分車に乗り込み家に送る。待ち合わせの場所を35分ごろ通り抜け40分に開放！45分ごろバスタオルに巻かれた電話を取り出し出撃！！走れ！走れ！走れ！今日は楽しいTDSだ！！ラン・ラン・ラン！
「少し寝ていい？いつもよりゆっくりでいいから・・」
「えっ・・・何何何時に帰るの？」（10時に待ち合わせているんだけど・・）
「予定でもあるの？今日はお休みでしょ！」
「そそそうだね！金曜日だと思ってた」（また小学生に戻ってミエミエの嘘をつく）
きっとバスタオルに包んで隠してあるもう一つの電話がなりまくっているはずだ。
8時を過ぎた頃からほっぺたをつねったり、鼻をつまんだりと何とか起こす努力をするが起きやしない。30分後わざとベッドから布団ごところげ落ちたりして何とか起こすことに成功。急げ！9時30分車に乗り込み家に送る。待ち合わせの場所を35分ごろ通り抜け40分に開放！45分ごろバスタオルに巻かれた電話を取り出し出撃！！走れ！走れ！走れ！今日は楽しいTDSだ！！ラン・ラン・ラン！
睡眠とは安心の上に成り立つものだ。また電話が鳴るかもしれない。乱入されるかもしれない。と思ったら眠ることなんでできはしないのだ。出勤前に電話をすると少しは落ち着いたようだったが、いまだに理由はわからないままだ。出勤後、自らの記憶を振り返り、証拠を隠蔽し「アトはなるようになれ」と開き直ると急に睡魔が襲ってきた。シルバーシートで眠りこけ、満を持してお店に向かう。
「昨日は本当にゴメンナサイ」
「何があったの？話さないとわからないから」
「ゴメンナサイ、ただ哀しくて」
「だから、何が哀しいのか？教えてごらん」
「哀しくて、涙が止まらなくなって・・」
「だからぁ！」オイオイここで泣き出さないでくれよ。他のタレントが一斉にこちらを向く。見回せば客は私一人だ。しかもステージの上だ。辛い。何でいつもこんな目に会うんだ！いまや被害者と加害者の立場は完全に入れ替わっている。
「ごめんね。もう泣かないで。」
シクシクシクシク・・・・・・
「後で迎えに来るから、私の部屋でね。わかったから泣かないで、愛してるよ」
イカン、イカン何を言っているんだ俺は！どうするんだ、明日は朝から別の娘とＴＤＳに行く約束しているんだぁ～
「昨日は本当にゴメンナサイ」
「何があったの？話さないとわからないから」
「ゴメンナサイ、ただ哀しくて」
「だから、何が哀しいのか？教えてごらん」
「哀しくて、涙が止まらなくなって・・」
「だからぁ！」オイオイここで泣き出さないでくれよ。他のタレントが一斉にこちらを向く。見回せば客は私一人だ。しかもステージの上だ。辛い。何でいつもこんな目に会うんだ！いまや被害者と加害者の立場は完全に入れ替わっている。
「ごめんね。もう泣かないで。」
シクシクシクシク・・・・・・
「後で迎えに来るから、私の部屋でね。わかったから泣かないで、愛してるよ」
イカン、イカン何を言っているんだ俺は！どうするんだ、明日は朝から別の娘とＴＤＳに行く約束しているんだぁ～
ブログを一時停止したのには理由があった。それは一昨日の夜中のことだ。「お腹が痛いのでお店を休んで寝る」と聞いたので安心していると急に電話が鳴り出す。出ると何も言わずにただただ泣きじゃくっている。「どうしたの？」できるだけ平静を装い尋ねる。（BHのCちゃんがばれたか？それともセブのAちゃんか？まてまて、このブログか？お腹が痛くて泣いているわけじゃないよな？）あっという間に私の頭のCPU負荷は100%だ。ところが何も答えない。ただただ泣いている。わが一族は鯖や鰯と同じで常にパクパクしゃべっていないと呼吸困難に陥る家系だ。この沈黙の時間に耐えられるものではない。「泣いていてもわからないから、一旦電話を切りかけ直す。その間に落ち着きなさい。」と電話を切る。いわばフリーズしてしまったPCの再起動だ。この隙にもう一方の携帯で友人と連絡を取る。この友人はこの手のトラブルシューティングを持っているはずである。溺れるものは藁をも・・である。秘策を授けられた私は再度携帯を手にする。「もし・も・・う・う・～」すべての秘策が台無しになる。「頼むから訳を言ってくれ！！！」・・・・続く
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