毎晩、再放送されている松本白鸚版の鬼平犯科帳を見ている。当時は(八代目)松本幸四郎はメチャクチャ渋い。
TV放映されていたのは1969年から3年余りのことであったが、私もかすかに茶の間で祖父母とテレビを見た記憶が残っている。
もちろん息子の中村吉右衛門さんがやっている今のやつも大好きだが、明治生まれの親父さんの芸には独特の凄みがあって、ついつい引きこまれてしまう。
吉右衛門さんは昭和19年の生まれだからかもしれないが、優しくなってしまった日本人の顔をしている。
しかし、白鸚お父さんはどっからみても融通の利かない強面の明治男である。
もし、日本の男がみなあんな顔をしていたら他所の国からみたら相当怖いと思う。
そういう意味では今、日本が軍隊を持ったとしてもあまり迫力がないのかもしれない。
TV放映されていたのは1969年から3年余りのことであったが、私もかすかに茶の間で祖父母とテレビを見た記憶が残っている。
もちろん息子の中村吉右衛門さんがやっている今のやつも大好きだが、明治生まれの親父さんの芸には独特の凄みがあって、ついつい引きこまれてしまう。
吉右衛門さんは昭和19年の生まれだからかもしれないが、優しくなってしまった日本人の顔をしている。
しかし、白鸚お父さんはどっからみても融通の利かない強面の明治男である。
もし、日本の男がみなあんな顔をしていたら他所の国からみたら相当怖いと思う。
そういう意味では今、日本が軍隊を持ったとしてもあまり迫力がないのかもしれない。