タガログな日々2

フィリピンパブから続く道を求めて放浪中・・
昨日はマニラ、今日は北京、明日は・・

お付き合い

2007-03-31 23:33:43 | フィリピン
どうやら今回は本当にフィリピンにお付き合いすることになるかもしれない。ふとそんな気がした。
結婚は様々な偶然が重なったときに成立するレアな役である。ほとんどのものが、その代価として高い代償を払わされ、報われることなんてめったにないのに・・
私は「一人で生まれてきたのだから、死ぬときも一人だろう」と漠然と納得しているし、そう言い聞かせている。好き勝手に生きているのだから、その代償を払うのは当たり前で、老後グズグズ生きることを強要される日本で暮らすことは本意でない。
友達も私と50歩100歩の生活をしている。時々灯りが恋しくなる虫けらの気持ちはいやと言うほどよく分かる!だから付き合うのだ。

北京のこともまた夢の夢

2007-03-30 08:56:36 | フィリピン
北京の小姐とラブラブなメールをやり取りしていた。また近いうちに戻ると思っていたから、調子のいい約束を沢山していた矢先のことだ。突然、北京の取引先から撤退の知らせが舞い込んできた。晴天の霹靂とはまさにこのことだろう。しかし、よく考えてみると、元々北京で仕事をすることは立地的には不都合であった。ただ、適当な取引先があったから北京を選んだだけのことだ。中国でのビジネスを断念したわけではないから、覚えた中国語は決して無駄にはならないし、足掛け3ヶ月生活していた土地や、知り合った人々のことは、きっと良い思い出になることだろう。無駄なこととは思いつつも、彼女に最後の贈り物と手紙を送ろう。再見!

焼売ビジネス

2007-03-29 10:18:07 | フィリピン
友達から笑える話を聞いた。友達の彼女のお姉さんはシングルマザーで、細いか太いかは知らないその腕でお金を稼いで子供を養わなければならないのだそうだ。
そこで彼女は焼売ビジネスを始めた!手作りの焼売が3つで10ペソ。(24円)崎陽軒のシウマイ・・シュウマイとは書いてない・・が30コ入りで1100円だから、日本の価格から見れば1/4で安いちゃ安いが、フィリピンの物価を考えれば高いのか??とにかく彼女は子供のためにせっせとシュウマイを作ったのだそうだ。
ところが、、、作っても作っても親兄弟がはじから食べてしまうのだそうだ。結局彼女には返ってくるアテのないカシだけが残り、言い換えればただで親兄弟にシュウマイを食べさせただけであったそうだ。
フィリピンではビジネスの最大の敵は身内である。

マイペース

2007-03-28 14:18:06 | フィリピン
行きつけのパブに所謂「ふといアマ」がいる。憎まれ口をたたき、客を客と思わず、とにかくすべてがマイペースだ。普通の客なら「ふざけるな!」と怒りだすところだが、私はなんだか気に入っている。たまたま指名の娘がお休みだったのでヘルプで回ってきてのだが当然仕事なんかしない。自分で歌いたいときに歌って、後は人に寄りかかってあくびばかりしている。挙句に「クヤは私のベストフレンドだから」なんて言い出して完全にくつろいでいる。そんなマイペースなところが気に入っている理由だ。まあ指名替えをするつもりはないが・・・

地震

2007-03-27 10:08:13 | フィリピン
能登の地震は中国でも話題になっているらしい。早速に安否を気遣うメールが北京より来た。彼女の感覚では日本は北京市と同じくらいしかないと思っているふしがある。(実際は四国とほぼ同じ面積がある)
いずれにせよ可愛いではありませんか!?口先だけでも人の身体を気遣ってくれるのは、それが的はずれでも嬉しいものです。
中国は国レベルでは共産党の一党独裁=取って付けたようななんちゃって政党があるにはある=だし、様々な規制と検閲があるけれど、そこに住む人々は我々日本人よりも激しい競争社会を生きていて、商売と金儲けには実に熱心だ。
しかし、多くの中国人は「楽をして金を儲けよう」とする傾向が強い。
一方、多くのフィリピン人の多くは「なければないで仕方ない」と思っている。


着信2つ

2007-03-26 16:23:36 | フィリピン
朝、起きると2つの電話がそれぞれ着信を知らせるランプがついている。最近よく持ち歩いている方を先ずチェックすると、当然昨日の指名娘からのメールだった。そんなに入れ込んでるわけではないから、気楽に見ることができるし内容も穏やかなものだ。店の中では弾けているように見える彼女も普段は意外とおとなしい別の人格だったりする。穏やかな文章は目に優しい。
もう一つをチェックすると非通知だ。見た瞬間にどよ~んとした気持ちになる。おそらく奴に違いない。念のため今日は防犯モニターをオンにしておこう。


彷徨う私

2007-03-25 23:44:28 | フィリピン
最近の私は浮き草のように彷徨っている。せっかくJ41の根を断ち切ったというのに一体どうしたというのだ?今日も友達に誘われるがまま近所のフィリピンパブに出かけ無駄な時とお金をつかっていしまった。フリーで回ってきた娘との話もなんだか面倒だし、むしろ昔の彼女の話なんかして盛り上がって、その頃覚えた今わもうあまり歌わない曲を歌ったりしている。いつから私はこんなグズになってしまったのだろう?

帰国

2007-03-24 13:27:32 | フィリピン
帰国した私は疲れた身体を休める暇もなく馴染みのピーナに会いに出かけた。忙しいことこの上ない。こちらもこちらで熱烈歓迎だ。私は中国語からタガログ語へと日本語に戻す暇もない。ついでにハングルとタイ語でも覚えれば英語と日本語を加えて、一人で6カ国協議が開けるというものだ。
しかし、国民性の違いというのは、ずいぶん差があるものだとつくづく思う。フィリピーナの歓迎方法ははキスからはじまって、乗っかる、噛みつく、と暑い国らしく実に情熱的で野性的だ。あげくにパンツ見るか?と聞かれたが答えるまもなく見せていた。若いうちはいいけど年をとるとつらいかもしれないと思った。

商売熱心

2007-03-23 18:14:02 | フィリピン
商売熱心な小姐は何度も何度も私に電話をしたらしいが、生憎、こちらは大童烤鴨店で北京ダックに夢中になっていて、そんな「おいでコール」は耳に入らなかった。そのうちフリーのお客さんの場内指名が彼女に入ってしまった頃に食事を終えた私達はやっと「銀座の夜」に到着した。
彼女は「店長に私たちの席につかしてくれるように交渉してくれ」と私にせがむ。・・・きっとフリーの客はしょぼかったのだろうがそう言われて悪い気はしない。しかし、そんな交渉を中国語でできるわけないので連れ合いに無理やり頼むが、そこは信用第一の店なので、そんなわがままが通るわけもない。少し考えた彼女は「それでは、今の客が帰るまで、私の友達を指名して待っていてほしい」と要望を変更。
ところがその彼女の私達というのは、昨夜うちらの一人についていた娘だから話はややこしい。さらに問題をややこしくしたのは、昨日指名した本人が今日は指名換えをしていたことだ。
彼女への義理から、しぶしぶ私の席に来た娘はふてくされる、ふてくされる。私の仲間は仲間で、とてもバツが悪そうに酒を飲んでいる。なんだか気を使う私・・・
状況が分かっていない彼女だけが、トイレに行く振りをして何度も様子を見に来ては愛想を振りまいている。
そのうちに客を早く帰した小姐は走るように私たちの席に来る。同時に蹴るように席を立つ彼女の友人!人間模様だなぁ・・

北京の銀座の夜

2007-03-22 10:56:19 | フィリピン

馴染みの小姐と3か月ぶりの再開を果たす。6カ国協議の再開なんて比じゃないアジアと世界の平和にとって大きな前進だ!
熱烈歓迎。日中友好万歳!!
お土産の資生堂のマニュキュアのセット(空港で買った安物)を渡すと大喜びで、6色の中から
「私はこの色が好き!」と指さす。
「金色ですかぁ~!」でも、君らしくていいや!
「あなたはどの色が好きですか?」と聞かれたので、ピンクのものを指さすと
「わかりました!明日はこれをつけてお待ちします!」
(**)うまいもんだね!そう言われて断れるオジサンはメイヨウ(没有)
・・・ということで、24時間以内の協議の再会を約束!


また北京

2007-03-21 11:59:21 | フィリピン
北京に着いてもしばらくの間は自分の頭が中国脳に戻ることはなかった。3か月近いブランクは思ったよりも私を日本人に戻していた。空港からタクシーに乗りホテルへと向かうと相変わらず霧が出ていて視界が悪い。運転手は私が泊まるホテルは知らないと言ったが「とにかく行け」とだけ伝えた。
途中で小姐にメールをする。「真的?」すぐに返事が来る。そして「明日一緒にディナーをしよう」とおねだりだがくるが、そんな積極さがなんだか嬉しい。「同伴は面倒くさい」なんてことを言うフィリピーナとそれを許す我々の行為は、神をも呪う行為に等しい。競争があるからこそ品質も上がるというものだ。彼女たちを甘やかすことの先に明るい未来はない。

出国を前にして

2007-03-20 11:52:47 | フィリピン
昨日は本当にワンセットだけ友人に付き合った。店は空いていたので、ちょうど5曲歌って帰った。そこの店ではウエイティングしている人を自動的に指名することにしている。歌い飽きた歌を4曲とあまり歌ったことのない曲を1曲、お酒を2杯も飲めばもうすることは何もない。
もう一方の店も同じように退屈だ。こちらはあまり気に入ってない指名がいるから歌い飽きた曲が歌いたくもない曲に変わるだけで他は全く一緒だ。
いずれにせよ、どちらへ行っても私は脇役かエクストラでしかないから飽きるのは当たり前だ。
今回の北京は短期出張なので、あまり無駄使いをするつもりはなかったが、きっと最近あまり回ってこない主役の座が回ってきたら誰も私を止めることはできないだろう。

情報漏洩?

2007-03-19 10:20:55 | フィリピン
全く女の勘が鋭いというのは世界共通のことである。明日の飛行機で北京に行くのだが、今回は仕事のスケジュールが詰まっていてシャオジエとデートする暇もないから行くことも告げずにいた。
そうしたら・・いきなり情報が漏れているとしか思えないタイミングでメールが来た。
「・・(訳)貴方のことをずーっと考えて北京で待っています。早く北京に戻って来てください・・・」
即返信:「我也想(汝)。我不可能忘記!」
たぶん男は世界共通でバカである。おそろしく睡眠不足に苛まれ、なおかつ、多忙な北京が私を待っている。比国のことは今はそれほど好きでもないタイプにお金を使うことが少しバカらしくなったので、ちょうどいい機会だからお休みにしよう。

宿命

2007-03-18 13:35:43 | フィリピン

昨日は週末ということもあり店は大変混んでいた。グルグルとテーブルを回っている彼女たちにも、当然、気前のいい客のテーブルに着くのが楽だし、効率が良いということは分かっている。
そのうち、友人がそういった状況に少し苛ついてきた。
彼女にしてみれば「私の仕事をわかってほしい」ということで、こっちにしてみれば「そうは言ってもお前にいくら使ったと思っているんだ!」と言うことになる。
これは飲み屋で働く女と付き合うときの宿命でもある。さらに悲しいかな我々は彼の国民性を受け入れることが難しい。価値観を押し付ける気もないが押し付けられる気もない。


登板予定

2007-03-17 12:20:20 | フィリピン

最近は「おいで」コールもめっきり減った。そんなことをしなくても、バカが自分から電話して、勝手に行くから電話をする必要がなくなったのだ。かつてはババエ同士でも客の取り合いが激しくて、本当に毎日毎日電話をかけてきたものだった。言い換えれば少なくとも客としては大事にされていたと言うことだ。それが店が減り、タレントがいなくなり、結果として面倒くさい客や男は要らなくなった。元々は怠け者な国民性だから必然である。
例えば今日だ。友人のお付き合いで私が行くから、確実にタマゴにならないことを確信している彼女は誰にも電話をしないだろう。しかし、自分から電話をして行くバカがいる事だろう。彼女にしてみれば「勝手に来た」と言うことになる。客としても歓迎されていないような客は今日は行くべきではない・・・だけど、それが理解できないのだろうなぁ!勘違い君には!


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