今年最後のデート

麻雀のお誘いがあったが「今年最後のデートなもので・・」と断ると
「フィリピーナに餅代なんか配ってると、お前が正月に餅を喰えなくなるぞ」とお叱りを受けた。そんな話を彼女にすると「私、悪い女みたいじゃない？」と言う。
「テロリストには見えないけど泥棒には見えるよ。だって見事に私のプソとペラを盗んでいったろう・・」

家に帰ろう。

昨日はまっすぐに家に帰った。ちょっとスロットを打ちたい気もしたが止めておいた。先輩から借りた黒川博行の「２度のお別れ」は最初読んだだけで犯人もトリックもほぼわかってしまうどこかで聞いた話であった。文章やシチュエーションもあまり自分の趣味に合わずなく次の一冊を手に取るには時間がかかりそうだ。テレビで関口知宏の中国鉄道大紀行を見ているうちにまた中国に行きたくなった。早く寝たが早く目が覚めてまた寝た。こんな日がだんだん増えて行くといよいよ青春も終わりの気がする。

ハコとメンツ

綺麗どころとは言えなくても若く元気のよいフィリピーナを沢山揃えてワイワイやるのがその店のポリシーだったはずだ。
だからこその（中箱以上の）店の広さとステージだったはずだ。
それがいつの間にか場末のスナックに来ているようなメンツ構成になってしまった。
止まり木がないのが不思議なくらいである。
ハコはショーパブだがメンツはスナックだからイタイことこの上ない。
昨日ついたババエも本人は３０と言っていたがどう考えても１０以上はサバを読んでいた。
年齢構成比は５０代＝１０％、４０代＝３５％、３０代＝３５％、２０代＝２０％ってとこだろう。
３人来たら合計で１００才を下回ることはまずない、、、そんな店になってしまった。
ちなみにJ40もそこのＯＧである。

生誕快楽

一通り皆さんとクリスマスの挨拶は済ませたはずだった。
池袋の彼女には直接合ってプレゼントを渡した。
隣の駅の指名娘にはメールを送っておいた。
半年ぶりの指名娘には電話で話した。
地元の指名娘にも念のためメールを送った。
聖なる日を穏やかな気持で過ごしつつあった
しかし、最後の最後になってまた非通知で電話がなっている・・

滅びの美学

フランダースの犬の悲しい結末に共感するのは日本人だけだそうだ。外国では放火の濡れ衣を着せられた少年が、誰を恨むこともなく教会で愛犬パトラッシュと共に天に召される話は単なる負け犬の話でしかないそうだ。
そんな民族だからフィリピンパブに嵌るのかもしれない。
ただ、お話とはかなり違っていて恨む相手もはっきりとしていて同情されることもない。

クリスマスイブ

何年かぶりにクリスマスイブを誰にも会わずに過ごしている。少し寂しいような気もするがまあ悪くない。その他の営業メールと電話をやり過ごし、彼女とは少し話した。同伴の待ち合わせで丸井で待っているのだそうだ。ほしいものが沢山あって目が痛いと言っていた。きっとこれから同伴に駆り出されるお客さんの財布も痛いことだろう。様々な思惑と願いを込めてメリークリスマス！生誕快楽！

地縛霊

「久しぶり～会いたかったよぉ」半年振りに訪れた店で声をかけられた。
彼女もまた歴戦のツワモノで累々とした屍を乗り越えてきた一人である。
自分は彼女のようなタイプに実に弱い。そしていつの間にか取り憑かれる事もしばしばある。生き血を吸われるかのようにお金を毟り取られつづけ、もう取れなくなったと思うとやっと開放されるのである。今回はすでに貧血状態だから取り憑かれにくいとは思うが・・

２０日は比較的安全日

お店の締めは人によって違うらしい。ある者は２０日、ある者は月末・・ 彼女は月末締めだから月末はチョー危険である。ポイントが足りないと阿鼻叫喚の急ぎばたらきが繰り広げられる。人数と金額を同時に捌かなければならないからフルーツやワインといった高額商品が飛び交い、ヘルプの回転率もグンとアップする。おまけについたヘルプが自分のレツだと客の貸し借りをしやがるからお会計の時にとんでもないことになる。
逆に２０日は彼女の友達の締めだからよっぽどのことがなければ呼び出されることはない。昨日、同伴にかり出された人、呼び出されて場内を追加された人、フルーツの人・・ご愁傷様です。

危機一髪

6：02ケータイに着信。打ち合わせ中のため気づかず。
6：20退社。着信に気づきエレベーターホールからダイヤルするがつながらず。
6：35池袋駅にてさらに着信に気づくが無視して電車に飛び乗る。
7：10所沢駅よりダイヤルする。
「どこにいる？」
「所沢。君は？」
「サンシャイン！なんで帰った！６時に着いてすぐ電話したのに」
「そうなんだ。忙しくて気がつかなかったなあ」・アブナイアブナイ・・
「アワビのおかゆでも食べようと思って・・あなた冷たいよ！」
・・アワビのおかゆなんてアブナイアブナイ・・
今日もアブナイだから早退しておこうかな・・

来月渡比決定！

友人がフィリピンに帰った彼女に何度も電話しているが本人が一度も電話に出ない。
いつも父親と名乗る男が電話に出てカタコトでお話をするという。
「そんなことがあるのか？」と私は自分の彼女にその可能性を尋ねるてみる。
そうしたら３つのケースが考えられると耳打ちされた。
①ケータイのつながらないド田舎に行くために父親にケータイを預けた。
②緊急入院のためケータイを持っていくことができなかった。
③全てがトリックで騙された友人が悪い。
友人は不安に駆られ、通訳を頼み確認することにした。
通訳の話ではすると、どうやら田舎に行っているらしい。
結局、先方は初めからそう説明しているのに、友人がわかったフリをして何度も電話をかけたマヌケ野郎と！いうことでどうやら話が落ち着いた。
そして、少し安心した友人は来月の渡比を決断し、JTBに全額払い込んだのである。でも、つきあいで行く私は申込金だけにしておいた。
そうは言っても、まだ彼女は一度も電話にでていないのだから・・・

ゲロ・・汚い題名で申し訳ない・・

「絶対パロパロしないで！」と、しつこい、しつこい。
そう言っている彼女のありがたいお話である。
「もし、前の彼女から電話かかってきたらどうする？」
（j40の電話なんて出れるわけがないだろ・・・）
「口から地面にはき出したものをもう一回口に入れたりしないよね！前にいくら美味したって今はゲロだからね！・・」
（・・・確かにj40はゲロみたいなものかもしれないけど・・）

後はお金を払うだけだから！

「マハルコ６時に西武のマックで待ち合わせね」・・・
次に聞いた言葉が
「後はお金を払うだけだから」で
１７０００円の請求書を渡される人はあまりいないだろう。
因みにマックはマクドナルドではなくてマックスファクターのことである。

え～ん、え～んいちまんななせんえ～ん！

収集と分類

オトコというものは収集と分類が大好きである。
子供の頃、蝶を捕まえては○○アゲハチョウだとか○○タテハチョウだとか、蝶だけでもおそらく１００以上の名前は憶えていて分類できたと思う。
正に好奇心のなせる業である。
だから今でも、ビサイアだとかイロカノだとか、あるいはカユマンギだとかスパニッシュだとか、ダンサーだとかシンガーだとか、まずは客観的に分類することから始める。

・・・ところがオンナというものは全く違う。
例えば、昆虫などは名前は全く憶えないでこれは刺すからあぶないとか、食べられるとか自分に与える利害を中心に識別する。
だから同じように、客もカモだとかケチだとかスケベだとか・・そういう主観的な識別だけになるのも当然といえば当然だ。

そうでないという人にはゴメンネ

サヨナラはいつも大騒ぎ！

サヨナラパーティーではしばしば普段はあり得ないことが起こる。
それは、客はこの日が最後とばかりに凝縮された思いを炸裂させるが、
帰る方はすでに気持が故郷の南の島に半分は戻っているから仕方のないことなのかもしれない。
昨日も出禁になった客が「入れろ、入れない」でもめて、警察に連れられて本人がサヨナラになっていた。
また、ある者は真贋を問われ、審判を下される日でもある。
そんな店内をふと見回すと見たことがある顔が多くて、つくづくベテランの皆さんは実に義理堅いと思う。
しかし、私を含め彼らのほとんどは無責任な陪審員か傍聴者である。

贋・偽（にせ）似せて作ってあること。身分を偽ること。
似非（えせ）似てはいるが本物でないこと。見せかけ。価値のないこと。劣っていること。
擬（もどき）似て非なるもの。匹敵するもの。非難・批判。一種の道化役
俄（にわか）かりそめであること。一時的であること。急に起こる様。
以上、三省堂大辞林より　日本語ってむずかしいなぁ・・・

ところで彼女はどれに該当するのだろう？？

男と女ってむずかしいです。とくに愛し愛されることは

明日からの上海を前に、今日はデジカメを取りに行くつもりだ。
写真を撮り貯めておいて、あたかも上海にずっといるかのようにメールに添付する。
身体は日本に戻っても、心は上海に残してくるつもりだ。
さて、話は変わるが１０月に息子のために良かれと思い引っ越しを敢行した。
それ以降、頻繁に当方へ来るものだろうと身構えていたが、結果としては前よりもその頻度が減った。
それは、エクスワイフから「私がこんなにしてやっているのに、この私よりあのろくでなしのオヤジを選ぶのか！」という無言のプレッシャーを受けるかららしい。
息子の結婚相手が思いやられる・・・