5級風＝黄砂の誕生日

今日の北京は寒い風が吹き荒れている。しかしこちらの人にはたいしたことではないらしい。
柳のワタが強風に舞って雪のようだがついでにゴミとほこりも舞っている。これが黄砂というものか・・・
とんでもない誕生日になったものだ・・
朝からfacebookのウオールに書き込みがあったとメールがひっきりなしに来るが、あいにくfacebookにログイン出来ないから返事ができない。
どこか上手くログイン出来る場所を探さねば、帰ってから言い訳が面倒くさい。

昼は「麻拉誘惑」という四川レストランで唐辛子を避けつつ食事をした。
誕生日プレゼントということで店から卵の入った素麺みたいなものをプレゼンとされた。長寿麺と言ったような気が・・
ついでにハッピーバースデーを合唱され、いい年をして恥ずかしかった。
午後に社長が北京に到着したので夕食は一緒に全聚得で北京ダックを食べに行く。
その後小姐がケーキを用意してくれたというので同伴する。
どさくさにまぎれて指名を増やそうと考えている。いくつになっても考えることは変わらないというより成長しない。

四川料理の人気チェーン店


激辛麻婆豆腐。食べ慣れない日本人にはキツイ辛さだ。


誕生日祝いの長寿麺　月見うどんみたい

グレートファイアーウオール

ホテルのブロードバンドにアクセスポイントをつなぎiphoneとairmacを利用している。
vpnで日本に抜いてもホテルのルーターでfacebookなどをフィルターしているようでつながらない。
数年前はvpnで抜いてしまえばyoutubeだろうとなんだろうとホテルでもつながったのに・・・

おりしも誕生日でfacebookのウオールに書き込みがあったとたくさんのメールが来るのだが返事もできない。


おやつに街の豆屋さんで栗とピスタチオを購入

瑠璃廠（リウリーチャン）

今日は「宏状元」と文字通り私が一番のおかゆのチェーン店で昼を食べた。

２４時間営業のお粥のチェーン店


状元粥２人前２４元。木の実から海鮮から何でも入っている。

今いるのは麦子店といって北京の東北に位置するが、そこからタクシーを飛ばして南西にある瑠璃廠へ向かう。
彼女は四川の人間だから北京のことは全くわからない。なんでそんな所を知っているのだと怪訝そうだ。

瑠璃廠は古い胡同がそのまま残っている街で雰囲気がある。ちょっと奥に入れば文字通り胡同で古くからの北京の人が住んでいる。
筆やら硯やらを買いたかったのだが本物はやっぱり高くて買えない。目の保養だけに終わった。
1日教室みたいなこともやっているようだったが彼女が全く興味がないようなので諦めた。
途中良い柄のセンスがあったから友人の土産にと思って彼女に買いに行かせた。
１つ100元というから2つで100元にしろと言って私は姿を隠した。
こういう時は日本人はボッタクられるから現地の人に任せるに限る。

やっとホテルが決まってチェックインをした。
最近は5つ星にしか泊まらないのだけれども今回は3つ星のビジネスホテルだ。日本語は全く通じない。
珍しく雨が降ってきたので夕飯は近所の東北料理にした。
ネギとひき肉を炒めたものを新鮮なレタスで包んで食べたがシンプルでとても美味しい。
春餅に包んでも干豆腐に包んでも面包に包んでもいけそうだ。
餃子といい小龍包といい何かを包んで食べるということは実に美味しいものだ。


バイフーユアンは東北料理が中心。


ネギとひき肉を炒めたものをレタスで包んで食べる。シンプルで美味しい。


東北ひと口に言っても実に広い。こちらは大連産のあわび



彼女は仕事に行くというので私はマッサージでゆっくりすることにする。
こっそり店に行って他の小姐を指名したいところだが無理そうだしさすがに疲れた。
このブログを書き終わったら眠ろう・・

三里屯へ

「あなた白髪増えた」どうやら私の髪が気に入らないらしい。
そういえば去年は来る前に家の近くの床屋で髪を染めて若作りして来たのだった。
昼近くまで眠って「宝源餃子店」に向かう途中でなんども人の髪を触っている。
それにしても、いつ食ってもここの餃子は美味しいなあ・・

餃子をたらふく食べた後、髪の毛を染めに行くことになった。
いまいち不安なので高めの店に連れていってもらうことにする。
100元＝1250円で茶髪は彼女に却下されアジアンビューティーの黒髪に変身する。
お金を払おうとするあたりを見回すと彼女がいない。よくみると自分もちゃっかりカットしてもらっている。まあいいか・・

誕生日のプレゼントを先に貰ってしまったのでお返しの買い物に行く。
去年あなたの友達が王府井でブレスレットを買っていたと蒸し返され三里屯のデパートへ連行される。
妙な人だかりはアイフォンの白を買う人だかりだそうだ。
そんなことには目もくれず金のブレスを取っ換え引っ換え・・好きにしてください。

韓国料理をたらふく食べ1年ぶりのカワセミに。中国産の赤ワインを1本、でもお会計は820元だけ。
途中ウエイティングルームを覗いたらいい女がたくさんいるではありませんか。
指名替えしたいけど無理だろうなあ。そういえばホテルの予約も忘れているし良い子にしていないと泊まるところがなくなる！


耳をパンダのように真っ黒にされた美容室

夜の飛行機

夜の飛行機で北京に向かった。
せっかくイミグレの自動登録システムを登録したのだがほとんど待つこともないから意味が無い。
北京着21：15北京の辺検も海関もガラガラである。
ただ荷物が出てくるのに時間がかかった。これも福島原発の影響なのだろうかなどと思っていたらいきなり到着したsmsに目をやるとおどろいたことに大連のリンリンちゃんだ。世界中どこに行っても女の勘というのは恐ろしいものだ。
さんざん待たされた荷物を持って外に出ると小姐は相変わらず改革開放以前の人が見たら卒倒してしまうような格好で出迎えてくれた。
タクシーに乗り込みとりあえず彼女のアパートへと向かう。
相変わらず廃墟のような階段を登ると中は意外に綺麗だしめちゃくちゃ広い。これで月1800元は安い。広さだけで行ったら我が家の2倍はゆうにある。
「吃饭把」ということで近所の日本食のレストランでコロッケと漬物、おにぎり、味噌汁を食べる。
10時を過ぎると大半のレストランは閉まってしまうらしい。まあ機内食を食べた後だから今日は何でも良い。
そして12時からたっぷり2時間マッサージで疲れを癒す。松霖保険はこれで100元だからほんとうに安い。

1.75

昨日は1,4,1,1で平均1.75であった。東パツの親番で1発ツモ4枚オールをツモリそのまま押し切った。
配牌もツモも好調である。2回戦も3色の高目をツモリ好調な滑り出しだと思われたが今度は友人にフカレドベに落とされた。
それでもチップもあったし悪い感じではなかった。ただ今回は友人の方がさらに調子が良かっただけのことである。
3回戦は先輩が走った。途中友人のオヤバンをポン。先輩がドラのダブをなかす。大ブーイング！！
さらに私がをなかす。犯罪者扱いされたが責任をとってリーチ！

友人がを通した後、先輩がを放銃。
僅差でトップをむしりとって、さらに4回戦の出親で先輩から清一色ドラ１の18000をむしりとり楽勝と思われたが、途中で友人に親倍をつもられ追いすがられる。最後は先輩がトンでかろうじてトップ。
13000円の北京への餞別をちょうだいした。
ちなみに友人は2,1,2,2で同じ平均1.75。トップが少ない分チップに差が出て点数は変わらないけど金額には差が出たってやつだった。
アガリの形やマチをみてもあちらのほうが良い麻雀を打っていた気がする。今後しばらくは彼の時間だろう。
そういう意味でも北京での1週間は良い息抜きだ。

パスハ

イースター復活祭のことを東方正教ではパスハと呼ぶ。今年は西方も東方も4月24日がその日に当たるのだそうだ。
仲間の奥さんにウクライナの人がいてピロシキとイースターエッグとクリーチ呼ばれるケーキをご相伴した。
ウクライナではパスハは口語で正式にはヴェルィクデーニと言うらしい。
いずれにせよ異国の文化に触れることは楽しいものだ。
フィリピンでも中国でもどこでも我々が持たない文化に接するとき感動と驚きがあり、それが傍目には馬鹿馬鹿しいものであったり滑稽なものであっても心から敬意を払ってきた。
その土地の人々が長い年月の間に創り上げてきたものには自然と頭が下がってしまうことは当たり前のことだと思う。

会社にもロシア正教に縁のある者がいてもちろんハリストス復活のことはよく知っていった。
ニコライ堂の回りではウオッカに酔っ払い赤ら顔のロシア人がコサックダンスを踊っているのだろうか？

互換性

先輩には二人の同じ姓のお子さんの他にも二人お子さんがいる。
息子さんともう一方のお姉さんが同じ学年で高校に上がるとき、お互いの事情を知らないからたまたま志望校の一つが重なって「洒落にならない・・」と唸っていた。
神様もそんな遭遇を望んではいなかったようで幸いそれぞれが違う学校に入学し無事に大学に進学した。
・・韓国ドラマなら同じ学校の同じクラスでしかも付き合ったりするのに・・

そして息子さんに入学祝いにmacのパソコンを買ってあげたのは知っていた。
娘さんにもパソコンを買って欲しいと言われこちらにはwindowsのノートを買うのだそうだ。

「ところでmacとwindowsの互換性ってあるのか？互換しちゃまずいからよ・・」
「ナイスジョーク！」

たこヅッパリ

昨日は友人に噴かれて２回戦を終わった時点でわずかチップ３枚しか残っていなかった。
席替えして３局目に役なしドラ無しの手を６巡目にテンパった。手変わりも望めないのでそのままリーチに行って気持よく一発ツモ裏裏をあがった。
しかしその後はあがれず結局オーラス勝負という状況になった。
1000点でもあがれば良い状況だったから両面だろうがなんだろうがなけるものはなき赤だろうとドラだろうと構わず切ろうと決めた。
幸いカンチャンをチー、さらにポンを入れて両面マチのテンパイになった。
いい加減場も進んだ状況でドラだろうとなんだろうと「えい！」とばかりに強打して何とか上がり切り点数もチップもウワになった。
最終回は力尽きてドベに沈み1000円ほど負けたがまあ上々のできだったと思う。
たまには「たこヅッパリ」「いとまきエイ」打法も良いものだ。

1.25

麻雀を打った後でしばしば平均順位点と出入りしたお金について考える。
半チャン4回を1つの単位としてとらえて1から4までの順位点を平均すると、1（4連勝）から2.5刻みで4（全ドベ）までの16通りの順位点が存在する。
もちろん同じ2.5でも1.1.4,4という組合わせもあれば2,2,3,3,という組み合わせもあり一概に平均順位点イコール出入りしたお金でもない。
極端な例が、かなり悪い部類の3.25をくらったとして4,4,3,2だとかなり負けだが、4,4,4,1なのにたった1回のトップがとんでもないトップだったりすると意外と負けなかったりもする。
昨日の麻雀は1.25と好成績であり点数で130＋チップ130だからバランスの良いものであった。
実は1.25の出現率は1.5%しかないし(4/256）1.5にしても4%（10/256）である。
ちなみに1（4連勝）の確率は0.4%で本当に滅多にでない。不思議と全ドベももちろん同じ確率のはずなのだがこちらのほうが多く見る気がする。
一度4連勝して200＋チップ400という奇跡的な数字を達成した事があるが4連敗してチップ－400というのは見たことがない。
4連勝より4連敗のほうが出やすいが絶対値が大きくなるのは4連勝の方で、これは勝ちまくっているとイケイケになり、負けが込むと臆病になるということの証明である。
きっと平均順位点が良い麻雀打ちは「上手な麻雀打ち」と呼ばれ、平均順位点のわりにお金を持っていく麻雀打ちは「強い麻雀打ち」と呼ばれる。
そして平均順位点が悪い麻雀打ちは「下手な麻雀打ち」とか「弱い麻雀打ち」と呼ばれ、平均順位点のわりにはお金を持っていく麻雀打ちは「しぶとい麻雀打ち」と呼ばれる。

こんな取るに足りない確率を統計を考えるのが好きなのは、学生時代おもしろいと思ってきちんと出席していた授業が統計学と計量経済学だったことに由来している。
そういえば計量経済学の先生は秋篠宮妃殿下のお父さんだった。卒業後一度もお目にかかったこともないがご壮健でいらっしゃるのだろうか？

飛行機を予約した

4月27日から5月3日の予定で北京に行く。実質的な仕事は1日だけで連休と有給を組み合わせて1週間の滞在予定だ。
久しぶりに成田発のjal便に乗る。ターミナルを間違えないようにしなくては・・
誕生日は北京で祝うことになる。「生日快楽！」と四川の小姐たちを集めてみんなで火鍋でも食べるつもりだ。
人はたくさんいたほうが良い。縁起が良いから8人ほど集めてもらったとしても大連の万宝で大龍蝦を食べる金額とそうかわりはないだろう。
遠出をするかしないかは状況次第として。いずれにせよ自分の行きたいところに行きやりたいことをやろうと思っている。
調べてみるとまだまだ北京には興味をそそられるところが数多くある。

そして5月18日から20日再度北京に出張することも決まった。
こちらは運良く羽田発のjalまたはanaがとれた。パッケージツアーだからホテルもついている。
また長富宮オータニに泊まろうかとも思ったが同じランクでクチコミがやたらと良いルネッサンスにした。
オータニなら建国門の駅前だがこちらは国貿の近くだ。
どのみち五道口へは1回乗り換えなければ行けないからロケーションは差はない。

さらに6月以降anaの成都への直行便が始まったらたまったマイレージを使って行ってみようと思っている。
出来れば九寨溝へ行ってみたい。

真実の翼

先週来、先輩が体調を崩したせいで麻雀の集合命令がかからない。
体調を崩したというより持病の糖尿病の薬が変わったのだか、増えたのだかでその薬の副作用がキツイらしい。
私も花粉症の薬を飲み続けているおかげで、先輩ほどではないにせよ体調が悪く早く家に帰りテレビを見たりゲームをしたりして過ごしていた。
また地震によって電車が停まるような気がして、地元までかえっておいたほうが安心だから昨日も所沢まではさっさと帰った。
節電のための薄暗い街にも慣れてはきたが、30年以上の付き合いがあるパチンコ屋が心配になってちょっと様子を見に入った。
店内は数えるくらいしか客がいなかった。もっともその状況は震災の前と同様なのだが・・

「見るだけだよ」で、すむはずもなくエヴァの新しいスロット「真実の翼」を打ち始めた。
「ちょっとだけだよ」で、すむはずもなくサンドにお金がドンドン入っていく。
「間違いない。糞台だ！」と怒りとともに店を出る羽目になった。
「今日のところはこのくらいで勘弁してやる！」震災前と何も変わっていない！

バカと秀才の差

珍しく息子が「打ちっぱなしに行こう」と電話をかけてきたので二人で練習場に出かけた。
今季から解剖が始まり平日は終電近くまで研究室に缶詰になるのだそうだ。
バイトと遊びを４年間繰り返しているうちに終わってしまった自分の大学生活とは大違いだ。

医者はステータスの高い職業だが医学部に入学することの難しさに加えて最低６年間学問に追われることがその所以なのだろう。
遊び方呆けたバカと真面目に学問した秀才の差はあまりに大きいということだ。

コルクカーペット

どうもかかとが痛むのでフローリングの部屋にコルクのカーペットを敷いている。
部屋の形が変形なので３０センチ角のパズルのようなやつを上手く組み合わせたり切ったりしたりして敷き詰めた。
しばらく使っていると家具や人間の重さで少し伸びるなんてことは知らなかった。
気がついたらオーバーサイズになって盛り上がっている。
仕方が無いので周りを切って調整した。
もし同じものを使う人がいたら初めは不恰好に見えても周りに隙間を開けておくことをおすすめする。

それはそうと、北京についたらゆっくりとマッサージをしてもらおう。

近藤房之助

近藤房之助のライブを聞きに行った。
前半はブルースばかりで２曲目には飽きてしまった。とくにインストロメンタルはいかん。
単純なコードと学生が使うようなベースラインは「おいおい」という感じだった。俺が求めているのはこういうことじゃない！！
終わり２曲travelingとyou're so beautifulは良かった。渋い歌声でやっと来た甲斐があったと思った。
それにしても急いできたものだから何も食べていない。
空きっ腹にビールを流し込んだものだから気持ちが悪くなって結局一番最初にライブハウスを出ることになった。
タバコを遠慮無く吸えることはありがたかった。最近は映画館やホールではなかなか吸いたい時に吸えない。