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京都文化資源保護財団の会員企画、和敬会「特別拝観の集い」と京都迎賓館


写真は、燕庵(えんなん)の玄関

まずは以前からご紹介している、京都文化観光資源保護財団の新たな会員限定企画が発表されました。
今回の特別拝観企画は3つ。

1:高台寺 8/23(金) 16:00~18:30  
募集は80名。
非公開茶室を含むとあるので、庭園に入る手前の遺芳庵や湖月庵でしょうか。
時間的に、通常の拝観が終了してから開始するようですね。

2:燕庵 9/11(水) 13:30~15:00
燕庵は、三千家の”上流”に対して、”下流”といわれる藪内家の家元のお茶室です。
募集は30名。
通常は参加無料ですが、ここだけ呈茶があるためでしょうか、1500円必要です。
しかしここにきての燕庵ですか・・・。
僕的には一歩遅かったですね(笑)。
いつもは応募定員などあってないようなもの(定員オーバーはザラにある)ですが、今回は燕庵の大きさを考慮すると30人が限界ではないでしょうか。
人数オーバーの場合は、時間帯を分けて参観したりするのかもしれません。
いずれにせよ、平日ですが今回1番の目玉でしょう。

3:知恩院 10/12(土) 10:00~12:30 
募集は100名。
現在工事中の御影堂の工事現場や書院などを拝観します。
この感じだと大方丈や小方丈もあると思うのですが、あのあたりはまだ十分に見ていないので密かに期待しています。

あとは時代祭の参観などですが、今年の時代祭は10/22(火)平日ですからね。

このような特別拝観の特典が、京都文化観光資源保護財団の魅力です。


次は和敬会の「特別拝観の集い」です。
和敬会とは、春と秋の非公開文化財特別公開を主催している古文化保存協会の友の会です。
この会主催の特別拝観です。
今回は、8/9(金)の10:00~12:00で、大徳寺 本坊と法堂の天井修復現場見学です。
定員は30名、参加費5000円。
応募多数なら抽選です。
う~~ん。
毎回、もひとつ(笑)。

ちなみに当ブログ内では、古文化保存協会と京都文化観光資源保護財団の2つに入会すると”二刀流”。
これらに加え、「そうだ 京都、行こう」のカード会員も加わると、”三刀流”と呼んでいます(笑)。


最後に京都迎賓館。
今年の京都迎賓館参観の申し込みは、明日9/28までです。

ハガキとwebでの申し込み方法がありますが、ハガキは”6/28必着”ですので、これからの方はwebの方が安全かもしれません。
今回は同日での複数回の申し込みが禁止になったので、確実に土日を当てるのが難しくなったのではないかと思います。
しかし全体の倍率が年々低下しているので、以前にも予想した通り、8/31と9/1の両日を申し込めば、2倍ぐらいの確率にはなるのではないでしょうか。
平日ならそれこそ単日でも1.5倍以下、複数日申し込みならほぼハズレることはないのではないでしょうか。

いずれにせよ、申し込まれた方が当選されるといいですね。
僕は今年は”蚊帳の外”です(笑)。

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京都観世会館2 観世会例会(岡崎散策29)


写真は、能舞台

7月、10月以外の第4日曜日を中心に能の公演があります。
チケットは電話で前売り券を予約しておくと、当日6000円で入れます。
予約なしの当日券なら6500円です。

9:30に開場で、10:30に開演です。
席は予め決まっておらず、当日先着順で選べます。
2013年6月の例会では、8:50着で10番目ぐらいでした。

以下は2013/6/23の6月例会に準じて述べます。

10:30~12:00“田村”。清水寺が舞台です。
この後に10分ぐらい狂言があるのですが、それを観ないで、昼食のために席数の少ないロビーへ席取りに向かう方が結構おられました。
12:00~12:10狂言 寝音曲(善竹忠一郎)。
12:10~12:30 休憩。
この間で持参した昼食を取る方が多いですが、如何せんロビーの席数が少ないです。
さらに観賞の席で食べるのは禁止です。
12:10から外へ食事行かれる方もおられますが、大抵20分では戻れません。
その際は戻り次第、途中入場して観賞することも可能です。
僕も12:10~13:20まで六盛で食事をしてから戻りました。

12:30~14:00 “班女(はんじょ)”。
14:00~14:15 休憩
14:15~14:45 仕舞 (片山幽雪、10代目片山九郎右衛門など)
14:45~16:00 “善界(ぜがい)”。
16:00 終演
でした。

ストーリーを追うのはそう難しくはないのですが、そういう点からは “テンポが非常に遅い”です。
ですからストーリーを追うのではなく、その前後の舞や謡自体をを観賞する姿勢が大事なようです。




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