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2013 6/2の拝観報告3(禅定寺)


写真は、山門

さて金胎寺で事前にコンビニで購入した昼食を取り、先日ご紹介した”道のひと”さまと4人で車で出発です。

308号線に戻り、さらに東へ。

向かったのは禅定寺です。
14:00過ぎに到着したでしょうか。

ここは十一面観音など重文の仏像が9体ほどある、B派の寺院です。
もはや新規はB派の寺院しか残っていません(笑)。

しかし本堂は茅葺、それを前庭から写真に撮るとなかなか画になります。
もちろんこれは本編で(笑)。

そして宝物館へ。

十一面観音は結構大きいですね。
そしてその脇に日光菩薩と月光菩薩が。
これをみてtoganjiさまが「元々薬師如来さんがおられたんでしょうね。」と。
僕とmasaさまは「うん、うん」。
道のひとさまは「???」。

そこで「マックシェイクとマックフライポテトがあるトレーの真ん中に、ロッテリアのハンバーガーがあるような感じ」と説明しました(笑)。
ちょっと例えが平た過ぎたでしょうか(笑)。

なかなかいいお寺でした。

最近B派のお寺も、そこそこ楽しめるようになってきました!

そしてさらにもう1箇所に行きました。

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妙心寺24 特別拝観19 天球院(太秦・花園散策29)


写真は、方丈前庭

狩野山楽、山雪の襖絵で有名です。
アクセスは妙心寺北総門を入ってすぐ右手です(簡易地図)。
通常は非公開ですが、襖絵の高精度デジタル複製のプロジェクトで順次複製に入れ替えられるのに伴い、
2013春から年2回約2週間ずつ公開されるようになりました。

表門で拝観料1000円を納めます。
石畳の参道を進むと突き当り正面が花頭窓で、奥には方丈前庭が見えます。
右に曲がると方丈の玄関です。

公開されるのは、方丈の手前の3間(礼の間、室中の間、旦那の間)と、裏に回り込んだ最奥の“衣鉢の間”の4つです。

礼の間(らいのま)の襖絵は、籬まがきに草花図襖、特に左手4面は朝顔図襖です。
ですから礼の間は、朝顔の間とも言います。
この朝顔図襖は2013年5月時点で複製です。

仏間である室中の間の襖絵は、竹に虎図襖。
今にも動き出しそうな虎と幾何学的な岩や竹の図案が印象的です。
右手の4面、ちょうど朝顔図襖の裏も、2013年5月時点で複製です。

旦那の間の正面の襖絵は、梅花遊禽図襖です。
これら3間の襖絵はすべて金地に描かれており、禅宗寺院としては珍しいです。

最奥の衣鉢の間はいわゆる書斎です。
ここの襖絵は原則通り水墨画で、山水人物図が描かれています。
衣鉢の間の奥には、4畳半の茶室 蓬庵があります。

方丈前庭はそれ程手の入っていない苔の枯山水庭園ですが、中央に非常に大きな松があるのが印象的です。
また秋には衣鉢の間の前には庭園があります。

書院
2023/11/11の花園法皇忌の副席が、こちらの書院でありました。
方丈で受付をして、そのまま真っ直ぐ方丈の裏に進みます。
方丈裏の左手奥に茶室 蓬庵があります。
正面に2階建ての書院があります。
書院は雁行状になっており、奥に12畳と15畳の大きな広間があります。
1階と2階は同じ間取りで大きなと床の間と違い棚がありますが、2階は壁が弁柄色です。
当日は1階が待合、2階が茶席でした。
また書院には苔がきれいな大きな前庭がありました。




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