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第二十回 清水寺 古と優艶の書画展の案内


写真は、圓通殿

関西元気文化圏が企画している書画展です。

日時は2013年10/9~10/14の11:00~16:00、10/14は14:00まで。

場所は、清水寺 圓通殿(成就院に向かう楼門の左手側道沿いにある建物)

展示の内容は以下のような掲載がありました。

記念すべき20回目を迎える今展では、「近世傑出の能書家- 幕末三筆」と銘打ち、貫名海屋、市河米庵、巻菱湖の作品を展示。
さらに、清水寺縁の月照上人、大西良慶和上、森清範貫主の貴重な書の展示の他、日本現代精鋭書家及び水墨画家の作品を一同に展示します。

参観は無料です。

僕は動産系は苦手ですので、この展示の価値は現時点では分かりません。
しかし前日から掲載しているように、ちょうど10/12は、
10:00~12:00 京都文化観光資源保護財団の”知恩院 文化財観賞会”
そして午後は、東山区民ふれあい文化財鑑賞会で、成就院、智積院と養源院に行きます。

圓通殿は成就院に行く途中ですので、当然参観すると思います。

細かい解説は、アマ会の詳しい方に期待です(笑)。

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妙心寺25 特別拝観20 龍泉菴(太秦・花園散策30)


写真は、方丈前庭

妙心寺四派の1つ、龍泉派の本庵です。
通常は非公開の塔頭ですが、2014年と2019年の京の冬の旅で公開されたのですが、事前に電話で予約しても内部の拝観が可能です。
その際拝観料は何も言われないので志納しました。
お茶とお茶菓子までご用意してくださったので1000円です。

表門を入ると正面に方丈、左手に庫裏、そして左手前に鐘楼があります。
庫裏に入ります。
正面に応接間が、その奥に書院、右手に方丈(本堂)があります。
方丈は手前が裏側になります。

まず応接間でご住職自ら予め説明をして下さいます。
そしてその後方丈を自由にみることが出来ます。

京の冬の旅の際は、まず方丈に向かいました。

庫裏から方丈へは、方丈正面に向かって左手奥から入ります。
方丈左手には幅が3畳もある鞘の間があります。
ここの杉戸絵も虎などが描かれており、江戸時代あたりのもののようです。
京の冬の旅の際は、長谷川等伯の重文”枯木猿候図”の複製が展示してありました。

方丈の正面に出ます。
ここは龍泉派の本庵ですので、方丈は非常に大きいです。
まず向かって左手には方丈への立派な唐破風の玄関があり、襖絵は大きな龍です。

方丈の襖絵は平成11年ごろに由利本出(いづる)氏が描かれたものです。
向かって左の礼の間は山岳の襖絵、室中の間は海岸の襖絵、右手の檀那の間は川や湿原をテーマにした襖絵で、天井は折り上げ格天井です。
広い縁の向かいには、枯山水の前庭があります。
手前の広い白砂の奥に苔の島があり、そこに松が数本植えられているシンプルな庭園です。

京の冬の旅では、方丈を反時計回りにまわって裏手に出ます。

すると枯山水の庭園を挟んで書院があります。
書院の床の間には、狩野探幽の”観音・龍虎図”が展示してありました。

書院を抜けると、方丈の裏側です。
向かって左手奥の“衣鉢の間”の襖絵は、開山堂(玉鳳院)の菩提樹をイメージしています。
そして右手奥の襖絵は、沙羅双樹です。
密かに部屋の手前側の襖には満月が描いてあります。
最初は気づきませんが、部屋に入って襖を閉めると満月が現れるという演出ですね。




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