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2013 8/24の拝観報告4(渉成園 下京・京都駅前サマーフェスタ2013)
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写真は、閬風亭内部。
瑞雲院で諸事情により、まいさまが帰宅を余儀なくされ、京極堂さまも帰られたので7名になりました。
堀川五条からタクシーで渉成園へ。
下京・京都駅前サマーフェスタ2013の開催日でしたので、小雨もちらつくなか行ってきました。
心配された園林堂ですが、開いていました!
棟方志功氏の襖絵と、奥の仏間には阿弥陀如来像が見えました。
しかし外から眺める仕様でしたので、少し遠かったです。
そしてクールスポットになっている”閬風亭”へ。
通常内部は非公開ですが、ここ日は上がれます。
中は広い広い広間です。
石川丈山筆の”閬風亭”の扁額や、徳川慶喜筆の”渉成園”の額もありました。
ここで皆さんマッタリ・・・。
誰も庭園の奥まで行こうとしません(笑)。
そりゃ渉成園に来たことがない人は、ココにはいないか。
僕だけ1人で性懲りもなくウロウロしていました。
そしてここでhytさまに偶然出会いました。
次の予約は本来8名だったのですが、まいさまが急遽帰らなくては行いけなくなり7名の状況でした。
そこでhytさまに「次のところに同行されますか?」とお聞きすると、
「そこは1度行ってみたかった」とのこと。
結果、再度8名になりました(笑)。
こんなところで偶然に出会い、そして次の場所も以前から行ってみたかったなんてことが起こるのが、
”アマデウス会の底力”
だと痛感しました(笑)。
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法輪寺 特別拝観(嵐山・嵯峨野散策4)
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写真は、桜咲く多宝塔
通常は本堂や多宝塔を外部からお参りだけですが、
2013/8/16の「そうだ 京都、行こう」の会員プランで、
書院にて参詣曼荼羅、収蔵庫で重文の持国天、多聞天、本堂内で虚空蔵菩薩のお前立を拝観しました。
まず本堂の右手にある玄関から中に入ります。
右に進むと奥に書院があります。
書院には応仁の乱以前の法輪寺の様子を、桃山時代に描いた“参詣曼荼羅”がありました。
大堰川の向こうに朱塗りの仁王門があり、石段の上の本堂、左手に多宝塔があるのは今と同じです。
また仁王門の少し上流に渡月橋が今とほぼ同じ場所に架かっており、橋料を徴収しているようです。
また仁王門の左手には口から“南無阿弥陀仏”と出ている空也上人も描かれています。
玄関方向に戻ってそのまま直進し、本堂へ。
内陣の奥には本尊の虚空蔵菩薩のお前立があります。
これは前田利家が「大名になれたら法輪寺を再建する」と願掛けをした結果大名になり、その約束として伽藍の再建をした際に同時に造ったものだそうです。
左に如意珠、右に宝剣を持っているのが珍しいそうです。
外に出て多宝塔の右手に向かいます。
多宝塔の右手奥には植え込みに隠れるように収蔵庫があります。
ここに重文の持国天像と多聞天像があります。
ヒノキの寄木造で、鎌倉時代のものです。
非常に躍動感がありました。
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