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2015(平成27年)第40回 京の夏の旅の分析
図は、過去1年間の春と秋の非公開文化財特別公開と京の夏の旅、冬の旅の一覧
さて、そろそろ7月。
京の夏の旅が始まります。
基本的な期間は、7/11(土)~9/30(水)の10:00~16:00です。
しかし宝厳院には拝観休止日があったり、有鄰館に至っては公開自体が7/11~7/24と非常に短いです。
事前に京の夏の旅のHPでご確認ください。
さて当ブログでは恒例の、「レアさ分類」をしていきます。
まずは紫色。
通常拝観+寺宝公開のところ。
上賀茂神社です。
本殿の拝観は通常でもされており、それに10月の正遷宮にちなんだ御神宝の公開が付加されています。
2つ目は紺色です。
年に度々特別公開を行っているところ。
下鴨神社です。
大炊殿(重文)は通常から公開しています。
本殿は通常非公開ですが、年に3回ぐらい特別公開があります。
神服殿(重文)も通常非公開ですが、なんだかんだで近年は年に1回ぐらい公開されています。
それらに加えて、境内や祭事を撮影した俳優 井浦新氏の写真展があります。
3つ目は緑色です。
こちらは年に複数回拝観のチャンスがあるところ。
有鄰館は通常は非公開ですが、1月8月を除く第1第3日曜日の11:00~16:00まで公開しておられます。
また特に5月と11月は特別展示で、指定文化財書画が公開されています。
今回は第2館だけが夏の旅の対象のようです。
4つ目は茶色です。
こちらは通常拝観をしているが、レアな場所の公開が付加されているところです。
宝厳院は毎年春と秋に長期に特別公開をしておられます。
今回はさらに書院も特別公開されます。
これはレアです。
場合によってはこれだけで黄色にしても良かったのですが、庭園や本堂の方が拝観のボリュームとしては大きいので茶色にしました。
最後は黄色です。
これらはレアなものです。
まずは大寧軒。
2011年の京の夏の旅以来の特別公開です。
細かい事前予約の拝観を探せば1年に1回ぐらいはあるのですが、一般的には久しぶりといっていいでしょう。
次は大覚寺の秩父宮御殿。
こちらは2010年の京の夏の旅以来です。
僕も未訪問です。
そして生谷家住宅です。
こちらは修復を終えた直後の2013年5/7~5/10まで、無料で公開されました。
また2014年5/10の京都イベントなびのセミナーにて定員30名で公開されていますが、それ以降はないと思います。
こちらも僕は未訪問です。
昨年は輪違屋の”1強”でしたが、今年は輪違屋程のインパクトはないものの、粒が揃った感じですね。
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龍雲寺
写真は、地蔵菩薩と本堂
龍雲寺(りゅううんじ)は、桃山善光寺とも云われる善光寺会の寺院です。
アクセス
最寄りの駅はJR奈良線の桃山駅ですが、京阪の伏見桃山駅や近鉄の桃山御陵前駅からでも徒歩で行けます。伏見桃山駅なら改札を出て右へ、桃山御陵前駅なら改札を出て左へ進みます。左手の御香宮神社を越えて、御香宮前の交差点を渡り、さらに直進します。
緩やかな坂を150m程登ると、JRの踏切に差し掛かります。JRの桃山駅の改札を出て右に進むと、ここに出ます。
踏切を渡ってすぐに左折します。この道の約150m先の突き当り左手に、龍雲寺の石段があります。
石段を登った右手に表門があります。
表門を入ると、真っ直ぐに参道が続き、正面に本堂があります。
参道途中の左手に大きな地蔵菩薩の石仏が、右手には枯山水の庭園があります。
本堂の右手に庫裏があり、こちらで御朱印を頂けます。
左隣には不動堂があり、その前には六地蔵の石仏があります。
境内の左手奥に鐘楼があり、不動堂との間には参拝者の休憩のためでしょうか、四阿(あずまや)があります。
本堂は外からのお参りで、内陣中央に一光三尊仏の阿弥陀如来像がお祀りされています。
不動堂も同様に外からのお参りで、どうやら厄除不動明王、十一面観世音、元三慈恵大師像がお祀りされているそうですが、お厨子が閉まっており見えません。
天台声明を聴く会
5月の第4日曜日の18:00から本堂で“天台声明を聴く会”が行われます。
記帳をして庫裏から中に入ります。
庫裏の左手の書院から本堂と不動堂まで座布団が敷かれており、100名ぐらいはおられたでしょうか。
18:10頃にお坊さんたちが入堂され、約1時間の読経があります。
7:15頃には終わります。
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