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2015 6/13の拝観報告1(妙心寺 慈雲院 法話会)


写真は、書院前庭

この日はちょっと拝観日。
10:15頃に車で自宅を出ます。
丸太町通を西へ進み、やってきたのが妙心寺です。
この日は11:00から前庭のサツキがきれいな塔頭の慈雲院で、月1回の法話会でした。

この週の初めになんとなくサツキ関係でお寺を調べていたら、この慈雲院の法話会を見つけました。
さっそくTELしたら「今週末の土曜日ですよ」と。
もちろん申し込みしました(笑)。
阿じろのお食事付きですので、事前に申し込みが必要なんです。

さて10:30頃に到着すると既に15名ぐらい来ておられました。
受付で参加費3000円を納めましたが、食事の申し込みもあるので出来ればその場で次回の参加の意向を聞きたいと。
日程表を見ると、なんと年12回の内、今回の土曜日以外はすべて平日。
僕ってやっぱりツイテる(笑)。

詳細は明日の本編に掲載します。
まずは法要が30分。
次は檀家さんは墓地で法要。
なので檀家以外は方丈で休憩!?
この際に探検(笑)。
なかなかの庭園が3つもありました。

そして11:50~法話。
法話は静岡の臨済寺から毎回ご住職が来られるそうです。
多分その御都合のため、毎月日程がバラバラなんでしょうね。
今回は大きくいうと「許す」ということついて。
笑いを交えながらの法話。
御住職はお話し好きのようですね(笑)。
なので法話は長めの13:10まで。

それから方丈にてみんなで阿じろの精進料理の御膳を頂きます。
松花堂弁当から煮物、お椀もの、御飯と水菓子まで出るので、恐らくこれだけで3000円は超えているような・・・(笑)。
最後には結構なお土産まで頂けます。
14:00に御住職の閉めで散会となりました。

かなりお得感のある法話会でした。

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實相寺


写真は、鐘楼と本堂

實相寺(じっそうじ)は、上鳥羽にある日蓮宗寺院です。

アクセス
久世橋通旧千本を少し南下したところです。六地蔵の浄禅寺よりは北側です。
最寄りは市バス18系統の城ヶ前町です。
市バス18系統に乗るには二条駅や東寺のある九条大宮あたりが便利です。
城ヶ前町で下車してすぐ右折します。
道は突き当りで左折しますが、その手前の角を右折した左手に實相寺の表門があります。

1352年の夏に日照り続きとなったため、妙実上人が桂川の鍋ケ淵で僧数百人を率いて請雨の御祈祷をされました。すると見事に雨が降り、妙実上人は大僧正を賜り当寺を創建されたそうです。その請雨の御祈祷に先立って日蓮聖人像を作り、その像にお伺いを立てたところ三度うなずかれた(点頭された)そうです。そのためその像は“点頭宗祖日蓮大菩薩”といわれ、現在も当時にお祀りされています。
また当時は俳人 松永貞徳ゆかりのお寺で、お墓もあります。

表門を入る左手に鐘楼、正面に本堂、右手に客殿と庫裏があります。
本堂の左手には鳥羽街道から移された“車石”があります。
これは牛車が動きやすいように、車輪の幅に敷かれた石です。
轍の跡に石が凹んでいます。
さらに車石の奥には一際大きな松永貞徳のお墓があります。

御会式法要
例年11/10の14:00~御会式法要があり、この時だけ点頭宗祖日蓮大菩薩がご開帳されます。
当日は13:00頃から開けておられ、14:00~法要、15:00~16:00まで音楽会を行われます。

まず客殿から入ります。
客殿は大広間で、奥に庭園があります。
客殿の左手の廊下から本堂へ。
本堂の内陣には、日蓮上人像、多宝如来と釈迦如来などがお祀りされています。
左の脇壇には七面大明神像、毘沙門天像や加藤清正像などがお祀りされています。
そして右手の脇壇の厨子に点頭宗祖日蓮大菩薩がお祀りされていました。
像は40cmぐらい、紫の法衣を纏われた坐像でお顔は真っ黒でした。
その厨子の右手には日朗像、左手には日像像、右前には開山の大覚大僧正妙実上人像、左前には松永貞徳の坐像がありました。
松永貞徳像以外は通常開扉されておらず、ご開帳はこの日だけだそうです。

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