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2015 8/16の拝観報告6(上品蓮台寺)


写真は、書院と庫裏の間の中庭

雲林院を出て、北大路通から船岡山の西側沿いの裏道を通って船岡西通から千本通に出ます。
自転車なのにどうして裏道なんか通るのかって思われるかもしれません。
しかしこれは訳があります。
実際に走れば分かりますが、千本北大路の交差点ってそこそこ山になっているんですね。
千本北大路の交差点経由で行くと、北大路通で小山を登って、千本通で小山を降りることになります。
そのアップダウンを回避するために、いつもこういう経路を取ります。

さてやって来たのは上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)。
教科書的には、絵因果経、
観光的には、紅枝垂れ桜
で有名です。

こちらは拝観はお断りの寺院で、さらに庫裏にお声掛けしても無反応なことが多いです。

しかしこの日はなんといつもは閉まっている正面の書院が開いているではありませんか!

早速勇気を出して御朱印が頂けるかお伺いすると、なんとOK。
そのまま書院にお邪魔しました。

書院の左手の本堂との間、右手の庫裏との間にお庭がありました。

御朱印を貰って書院にお邪魔できたことで満足したせいか、本堂にお参り出来ないかお伺いするのを忘れました。
この小心者め(笑)。
しっかり由緒書きについてはお伺いしたのですが、「ウチは観光寺院じゃないので、そいうのはないです」とキッパリ言われたのも拡大路線に走れなかった一因かもしれません(笑)。

でもまた1つ、テンションがあがる発見があってよかったです。

また次へと向かう気持ちになりました。

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慶徳院


写真は、本堂

慶徳院は京丹後市にある臨済宗寺院で、長澤蘆洲の襖絵を収蔵することで有名です。

アクセス
京都縦貫道を進み、与謝天橋立ICで降り、国道176号線へと左折します。
道なりに進み、石川の交差点以降は国道312号線を進みます。
長岡大橋も越えて、さらに約5km進んだ峰山二箇局(郵便局)の先の側道の右手奥に慶徳院があります。
国道右手脇に小さい緑色の看板に“慶徳院”と書いてあります。

拝観
今回は2014年10月の京丹後市制10周年記念文化財特別公開での訪問ですが、普段でも予約すれば襖絵をみられます。
拝観料は志納です。

きれいに整備された石段を登ります。
山門をくぐると正面に本堂、右手奥に庫裡、庫裏の前には鐘楼があります。
本堂前は前庭になっており、灯籠や蹲踞に苔がきれいです。

庫裡から入ります。
庫裡の襖の龍図は宮田美鳳筆です。
庫裡の奥には裏の庭園があり、中央に池があり周囲に石組を小高く配してありました。

庫裡から左手に進み本堂へ。
本堂は禅宗の方丈建築の6間構造です。
内陣には釈迦三尊像がお祀りされています。
その本堂の襖絵は長澤蘆洲のものです。
中央手前の部屋は“虎に岩波図”、内陣右手は鶴図。
右手前は百老図、左手前は梅図でした。
また当日は父、長澤蘆雪の掛け軸も3幅展示してありました。

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