京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2015 12/12の拝観報告1(和中庵 見学会)

写真は、洋館の玄関
この日は土曜日。
午前中は子供たちを連れて、完成した京都市動物園へ。
昼食も取って、12:30に帰宅。
僕はそのまま1人でお出かけです。
市バスの真如堂前の停留所付近が集合場所。
この日は京都府建築士協会主催、和中庵の見学会でした。
以前にfrippertronicsさまに教えて頂き、あんとんさん、シヲさん、松戸在住さんも一緒でした。
参加者は全部で30名ほど。
一般の参加費は1000円でした。
さて和中庵ですが、こちらは滋賀の五個荘でも知られる近江商人 藤井彦四郎の邸宅です。
昭和初期の建築で、今は隣接するノートルダム学園が所有しておられます。
初めにあった主屋こそ取り壊されましたが、洋館、客殿と茶室が残っています。
詳細はまた今後の本編で掲載しますが、この時期の数寄屋建築好きには非常に見学の甲斐がありました。
写真のように洋館の正面こそはきれいに塗り直されていますが、裏にまわれば結構ボロボロです(笑)。
しかし客殿のような数寄屋を成す部材は、やはりいいものが使われているようでした。
歴史の途中で修道女さん達の宿舎になっていた時代に、いろいろと使いやすいように改修されたようです。
しかしそれらも可能な限り、復旧しつつ耐震補強も加えて、なんとか残されることになったそうです。
維持管理されるのは大変だとは思いますが、このような建築物はもう建てることが出来ないので、なんとか残して頂きたいものです。
13:30~15:45頃まで、ゆっくりじっくり見学しました。
この様子だと、何らかの形でまた見学会があるのではないでしょうか。
また見つけましたら、お知らせいたします。
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
2015 12/6の拝観報告6 最終(苔香居 秋の公開)

写真は、泰庵の内部。
清凉寺を出て、長辻通を南へ。
天龍寺前を通過し、渡月橋を渡り、阪急電車に乗ります。
嵐山駅~上桂駅まで。
上桂駅前で首尾よくタクシーを拾い、まずは浄住寺前で下車します。
紅葉がきれいだったので、本編の写真を入れ替えました。
そこから徒歩で14:40頃にやって来たのが、苔香居です。
12/5と12/6が秋の公開でしたので、申し込んでいました。
僕は3年ぶり、あんとんさんは初めてです。
本編の写真は、今回のものに入れ替えています。
公開だけなら2500円。
お茶席もなら+1000円です。
まずは土間の席でおそばと御飯の御膳を頂きます。
10:00に大根焚きを頂いていたので、このタイミングぐらいでちょうどでした。
そして母屋に入り、着物の展示などを見ていると、お茶席に呼ばれました。
お茶席は母屋の裏手。
露地庭園に入り、まずは東屋のような小屋に通されます。
こちらでお菓子を頂きます。
今回は桜餅のような餡入りのお餅なんですが、外を包んでいるのが”しそ”です。
これが非常に美味しかったです。
しかし・・・ここからの待ち時間が・・・超長かった。
だんだんとこちらの定刻の16:00が迫ります。
仕方がないので事情をお話しすると、東屋に立出しでお薄を持ってきてくださいました。
小間のお茶席 泰庵に入れなかったので、あんとんさん しょんぼり・・・。
もう少し早くいけばよかったですね。
16:00にこちらを出て、鈴虫寺前でタクシーを拾い、あんとんさんは阪急の洛西口駅で降ろします。
僕はさらに先のJR桂川駅からJRに乗り、16:40頃なんとか長男くんのお迎えに間に合いました。
コメント ( 1 ) | Trackback ( )