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梨木神社(御苑周辺散策5)
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写真は、紅葉の本殿。
梨木神社(なしのきじんじゃ)の場所は、京都御苑の東端の清和院御門を出た左手にあるので、寺町通沿いです(簡易地図)。
アクセスは、前回の廬山寺と同じです。
・寺町丸太町から丸太町通を北上する(最寄りのバス停は、河原町丸太町)
・寺町今出川から今出川通を南下する(最寄りのバス停は、河原町今出川)
・京都府立医大病院前でバスを下車し、広小路通を京都御苑に突き当るまで進んだ(寺町通)清和院御門の右手
・京都御苑からは、清和院御門を出た正面の道が広小路通です。この左手
にあります。
幕末の公家、三條実萬(さねつむ)、三條実美(さねとみ)をお祀りしています。
拝観料は無料です。
鳥居を入って参道を進むと、まず左手に社務所、右手に能舞台の棟があります。
さらに先に進んだ左手に茶室の虚中庵があります。
参道の正面突き当たりに本殿、本殿の手前の左手に手水舎があります。
ここの手水舎が、非常に有名な“染井の井戸”です。
醒ヶ井、県井とともに京都の三名水の1つで、唯一現存するものです。
甘くまろやかな味であると云われています。京都迎賓館のお庭の水は、この染井の井戸の水を引いているそうです。
ここはいつも、数人の方がペットボトルなどで水を汲んでおられます。
また、ここは“萩の宮”とも云われ、参道に萩の花が咲き乱れます。
9月の第3日曜日には萩まつりが行われています。
萩まつりの際のお茶席は、10:00からです。
お茶券はお茶だけなら800円、記念のお皿付きなら1500円です。
社務所脇の玄関から入ります。
正面に30畳以上もあるお座敷での立礼席です。
普通にお手前されますが、懐紙や菓子切りがなくても大丈夫。
全くお作法を知らない方が来られることも想定されているので、気楽に行かれるといいでしょう。
能舞台
2015年10/8~10/12 10:00~16:00まで創建130周年記念 社宝展が能舞台の棟で開催されました。
拝観無料でした。
能舞台の棟に入り記帳します。
内部は左奥付けで能舞台が設えてあるので、橋懸かりがありません。
内部には
三條実萬像、三條実美像
三條実萬、三條実美の書
八月十八日の政変の絵巻物
など
が展示されていました。
Caffee base Nashinoki
かつてはお茶室の虚中庵で月釜がありましたが、コロナ禍辺りからなくなりました。
そして2022年からこちらにCaffe base Nashinokiというカフェが出来ました。
正面のかつては月釜の待合だった棟に店舗があり、そちらで購入します。
前のお庭で頂くか、冬は寒いので虚中庵が解放されます。
開放されるのは丸窓のある手前の8畳間で、床の間のある奥の8畳間もありあすがこちらは拝見するだけです。
また事前に予約しているとコーヒーコースを3,500円で頂けます。
場所はコーヒーを買う棟の右側で、床の間の前にあるカウンターで頂きます。
いろいろな豆をいろいろな抽出法で頂けます。
約1時間です。
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