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平安女学院3 有栖川宮旧邸(御苑周辺散策9)
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写真は、平成の植治の庭
丸太町駅の出入口2番を出て左折し、約250m烏丸通を直進します。
右手の“下立売御門”を越えるとすぐにT字路になります。
これが下立売通で、左手前の角が平安女学院です。
この左向こうの角に平安女学院の“有栖館”こと「有栖川宮旧邸」があります(簡易地図)。
2008年からは平安女学院の所有で通常は非公開ですが、京都御所の一般公開に合わせて内部の特別公開をしています。
参観時間が10:30~16:00と、やや開始が遅いです。
まず有名なのは、烏丸通からも見える見事な門前の枝垂桜です。
近年の調査で、豊臣秀吉ゆかりの醍醐寺の桜の子孫と判明しました。
正面の青天門で参観料500円を納めます。
右手前方に玄関、左手に長屋門があります。
2024/3/23~3/29の記念公開の際は、こちらが出入口でした。
玄関から玄関棟に入り、左の客間棟に入ります。
客間の板間は能舞台と呼ばれ、奥には上段の間があります。
庭側には細長い“鞘の間”が隣接し、前庭は11代小川治兵衛作庭の“平成の植治の庭”があります。
落ち着いた枯山水様の庭園で、優美です。
奥の廊下から“住居棟”に移動しますが、途中の中庭に、1株で紅白の花を咲かせる桃の木があり、“源平桃”と云われています。
住居棟では様々な展示があり、ここで1周して玄関棟に戻り終了です。
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