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清浄華院(御苑周辺散策2)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b2/3b10e41f847de7466b91dde032d61653.jpg)
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写真は、御影堂(左)と是心堂(右)。
盧山寺のさらに北隣りに清浄華院(しょうじょうけいん)があります。
浄土宗の7大本山の一つで、京都にある他の本山は金戒光明寺と百萬遍知恩寺で、知恩院は総本山です。
場所は、寺町通沿いの丸太町と今出川の間にあります(簡易地図)。
よって、
・寺町丸太町から丸太町通を北上する(最寄りのバス停は、河原町丸太町)
・寺町今出川から今出川通を南下する(最寄りのバス停は、河原町今出川)
・京都府立医大病院前でバスを下車し、広小路通を京都御苑に突き当るまで進み(寺町通)右折します。廬山寺前を通過した右手
・京都御苑からは、清和院御門を出た正面の道が広小路通です。これを左折した先の右手
にあります。
通常拝観
まずは通常拝観で、拝観料は無料です。
表門から入りますが、左手には勅使門もあります。
表門を入ると左手に御影堂(大殿)、正面右に大方丈、右手に小方丈と阿弥陀堂があります。
御影堂と大方丈は真新しい是心堂で繋がっています。
御影堂は通常でも入れます。
内陣中央には法然上人像があります。
内陣右手奥には上段の間になっています。
そこには清和天皇などの位牌が、また内陣左手奥には不動明王像がお祀りされています。
通常はここまでです。
涅槃会
2/1~2/15まで御影堂の左手に海北友賢の作の涅槃図が掛かっています。
2/1~2/15まで御影堂の左手に海北友賢の作の涅槃図が掛かっています。
中央下に猫がいるのが特徴です。
特別拝観
2011年は春の非公開文化財特別公開、2012年、2014年の秋にも公開がありました。
拝観料は800円で御影堂の後、是心堂へ。
ここでは重文の泣不動縁起絵巻や“不動明王立像”などの寺宝が展示されていました。
また是心堂の奥の部屋には平成24年に国宝に指定された、絹本著色 阿弥陀三尊像が展示してありました。
そして、大方丈へ。
大方丈の中央には阿弥陀三尊像がお祀りされていました。
さらに奥の小方丈へ。
小方丈ではお土産ものの販売がされていました。
この小方丈の左側に中庭の光明遍照の庭があり、奥には茶室の清華亭がありました。
非公開文化財特別公開の際には、清華亭での呈茶があります。
小方丈から廊下伝いに茶室へ。
2畳の水屋から1畳の廊下を経て、2畳の間へ。
この左手に3畳台目の小間になっています。
貴人口からは光明遍照の庭が見えています。
小方丈を経て外に出ると、阿弥陀堂の横です。
除夜の鐘
12/31は23:30から御住職のお勤めの後、お寺の方に続いて一般参加で撞きます。
108回以上でも、行けば撞けます。
撞いた後は、本堂でお参り。
さらに是心堂でおぜんざいの振る舞いがありました。
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