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2023 7/17の拝観報告1(木戸孝允邸・達磨堂)
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写真は、1階の内部。
山鉾巡行の海の日です。
もう巡行をじっくり見る予定はありません。
それ以外を回りますw
9:40に自宅を出ますが、今日はレンタサイクルのPIPPAを使います。
先日のHELLO CYCLINGと違って赤色の方です。
こちらは基地が家の20m先ぐらいにあるので、便利です。
PIPPAの
いいところは
・電動自転車じゃないので、電池の残量を気にせず車体を選べる
・基地が多いので、どこでも乗れて返せる
よくないところは
・支払いがチャージしたポイントなので、逐一チャージするのがメンドウ。
・3速だが3速目が重いので、止まると2速にしないとスタートが漕ぎだしにくい
です。
こちらに乗って丸太町通を東へ。
10:00頃にやって来たのが、木戸孝允邸・達磨堂です。
まずは管理されているかもがわに声をかけます。
すると雨でなければ、10時から雨戸を開けられるので内部を拝見出来ます。
ただし達磨堂は中にも入れるのですが、木戸孝允邸は庭先から中を覗く感じです。
内部は1間ですがw
2011年の京の夏の旅以来ですね、来たのは。
当時はまわり始めで、まだ右も左も分かっていないころでしたねw
10:15頃にこちらを出ました。
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衣笠山の家(小林家住宅)
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写真は、住宅。
衣笠山の家は昭和39年に京都大学工学部建築学科教授の増田友也が設計した京都大学理学部教授 小林稔の邸宅で、京都を彩る建物や庭園に選定されています。
アクセス
市バスで金閣寺のさらに先、立命館大学前で下車します。
バス停前にある堂本印象美術館側に渡ります。
美術館に向かって左手に進みます。
美術館の先に「衣笠幼稚園→」と書かれた坂があるので、そこを右折し登ります。
約70m進むとY字路になりますが、このY字路のちょうど角の正面に衣笠山の家の表門があります。
今もお住まいのようなので、通常は当然非公開です。
2021/10/23、10/24に事前予約制で内部の見学会がありました。
門を入って坂のアプローチを進むと、左手に鉄筋コンクリート2階建ての邸宅が見えます。
邸宅の前には広い芝生の庭園があり、中根金作の作庭です。
邸宅の外観は1階が2階より少し小さく、縁のようなスペースがあります。
柱・梁はコンクリート打ち放しで、柱は2階の部屋の内部を貫通しています。
左右の面にはタイルが貼られ正面2階にはピロティがあります。
右手には大きな飛び石があり、その先に邸宅の入口があります。
中に入ると正面に木製の玄関、そのまま左手に2階への階段があります。
右手にはコンクリートの仕切りがあり、その奥に仕事場のような1室がありました。
2階へ上がると右手に食堂、左手に居間が拡がります。
階段はほぼ2階のフロアの真ん中にあり、フロアの左上1/2が来客用で、右下1/2がプライベート空間になります。
まずは来客スペース。
居間の床は格子の木組み、正面奥に金箔張りの床の間がありますが、いわゆる和風の床の間ではなく、床が高い木製なので感覚的にはテーブルです。
部屋の内部には前述のコンクリートの柱が部屋の端を貫通している一方で、窓枠は木組みがされていたり、部屋の間にはわざわざ長押を設けて襖、障子を入ているのが和風です。
次にプライベートスペースへ。
台所の前にはリフォームされたきれいなキッチンがあり、
フロアの右手には個室が3つ並んでます。
左手の居間の奥には書斎があります。
左手の書斎と右手の個室の間には、6畳の和室があるようですが当日は閉まっていました。
3つ並んだ個室のある廊下に屋上への階段がありました。
階段を登ると屋上で、屋上には手すりが全くありません。
階段出口部分は三角形、出窓は台形と意匠にこだわりがあるようでした。
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