goo

2023 11/3の拝観報7(郭巨山会所 京都モダン建築祭)

-
写真は、1階の主屋から見た蔵。

さてOTA.lab 旧太田機業店が12:30に終わりました。
本来はこの後ランチの予定でしたが、先にランチが終わったので時間に余裕が出来ました。
そこで当初予定になかったですが、行くことにしたのが四条西洞院付近にある郭巨山会所です。
この日の郭巨山会所は13:45~15:00まで予約のツアーで入れないので、このタイミングがチャンスでした。

12:45頃に到着。
正直あまり期待していなかったのですが(当初、予定に入っていなかったように)、非常に面白かったです。
元は四条通側に主屋、中庭を挟んで裏に蔵がありました。
手狭になったことと耐震補強のために、主屋と蔵をつなげたんですね。
しかも2つの屋根の上に、さらに屋根を付けて。
そして大事なのが耐震性。
主屋は古い家屋なので、揺れに遊びがある。
一方堅固な蔵は遊びがない。
これをビッチリつなぐと、地震に弱くなるんですよ。
だから2つの間が微妙に離れてるんですよねw
蔵1階の庇部分は2階に上がるとその部分が穴が開いて凹み、つながっていないのが分かります。
また主屋の2階の格天井や鶴の釘隠しなど、この辺りの意匠もいいですね。
じっくり拝見して、13:10頃にこちらを出ました。

そして帰りに堀川丸太町の堀川に造られていた茶室、堀川茶室に寄ってみました。
現地でお茶席終わりで出てきたTさんとアディニコさんに遭遇しました。
僕もお茶室での呈茶を申し込んだのですが、13:55になっても呼ばれる気配もなかったので諦めて、次へと参りました。
             
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2023 11/3の拝観報告6(OTA.lab 旧太田機業店 京都モダン建築祭)

-
写真は、外観。

古武邸を出て、五辻通を西へ。
12:00前にやって来たのが、OTA.lab 旧太田機業店です。
こちらもモダン建築祭の事前予約制のところでした。
これは一旦ハズレて、10/1からの空き枠先着で抑えました。
本来は今原町屋11:00~11:30で直結予定でしたが、
今原町屋が30分巻いて、間が空いたところにランチ+古武邸が入った形になりました。

さてOTA.lab 旧太田機業店です。
こちらは初めての内部公開で、写真撮影も禁止でした。
通常は会合の場所としてや、事務所として使われているそうです。
通り庭から一旦最奥まで入って、まずは離れの奥座敷。
数寄屋風でいい感じでしたね。

そして通り庭から主屋に戻ってきて、今度はこちら側から見ます。
床の間の床の樫の木の1枚板が見事ですね。
欄間も松竹梅。
お庭も大きな鞍馬石の沓脱石があったり、恐らく川の流れで穴が開いた庭石も面白かったです。

12:30頃にこちらを出て、次へと向かいました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )