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寅薬師 西光寺(寺町マイナー散策6)


写真は、中門

京都12薬師霊場の第11番“寅薬師”として有名です。

場所は誠心院を出て、左折し約40m先の左手の細い路地の奥です。
うっかりしていると見落とすほどです。
蛸薬師堂 永福寺まで来たら通り越しています。
小さな門の上に“寅薬師”と書いてあります。

寅薬師という名は、弘法大師空海が自ら作り、寅の日の寅の刻に完成したといわれる“寅薬師如来像”を安置していることに由来しています。

露地を進むと小さな中門があり、この左手にアルミサッシの本堂があります。
ちょっと入りにくそうですが、御住職はすごく親切です。

本堂の右手には書院があり、本堂の内陣正面に本尊の阿弥陀如来像や安産守護の腹帯地蔵尊像が、左手には寅薬師の薬師如来像、脇侍の日光月光菩薩と十二神将がお祀りされています。




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2013 夏 家族旅行報告3 最終(8/19)


写真は、キッザニア東京で眼科医を体験する長男と次男

さて最終日です。
この日は豊洲のキッザニア東京へ。

しかし朝テレビをつけると、「京浜東北線、上下線運転見合わせ」の文字が。
予定では自由が丘駅→大井町駅→東京駅でした。
「君子危うきに近寄らず」ということで、即座に路線を変更しました。

6:50にすべての荷物をまとめて、自由が丘駅から東横線に乗りました。
そして都立大学駅、学芸大学駅と過ぎる間に考えました。
今日は大きな荷物があるので、水平移動より垂直移動がツライ。
もし渋谷駅まで行くと東横線はB5で、山手線は高架。
案内通り行けば迷いはしないまでも、都合6階分登らなくてはならない。

しかしもし、はずれさまから提案のあった中目黒→恵比寿ならばどうか。
中目黒駅での乗り換えは降りたホームの向かい。
恵比寿駅も山手線は高架としても、日比谷線は古い路線なのでそれほど地下深くはないだろうと考えて恵比寿駅経由を選択しました。
結果、それなりに水平移動はありましたが、階の移動はそれほどでもなかったので、正解だったのではないでしょうか。

山手線で長男と次男がグズリだしたので、妻と子供の計3人は有楽町駅で降りて、僕1人で東京駅まで行きました。
そして荷物を置くなり、有楽町駅に戻り合流。
有楽町線で豊洲に向かいました。

8:00過ぎにキッザニアに到着。
既にたくさんの子供連れが。
8:30頃に中に入りましたが、森永のお菓子屋さんは既に予約終了!
まずは隣のパン屋さんを予約して、病院へと向かいました。
病院は眼科医ならすぐにOKということで、長男と次男の2人で入っていきました。
そしてしばらくすると、上写真の恰好で登場!
緊張気味の2人が、窓越しに僕と妻の姿を見て、安心したようにちょっと微笑んだのです・・・
かわいい!、
かわいい!!、

かぁわぁいぃいぃ!!!→過去最大フォント!

僕はこの日初めて
”萌え”
という言葉の本当の意味を知りました!

どうして”親バカという幻想”に惑わされるのか、子供が出来る前までは「バカじゃないのか」と思ってましたが・・・
バカで結構
です(笑)!

その後、パン屋さん、パイロット、建設現場などを2人でまわりました。
午後からはそれぞれに行きたいところへ。
宅配便、ABCクッキングなどを分かれてまわりました。

どちらかというと長男の方が主体的にまわっており、非常に楽しんでいたようでした。
「もちろんまた行きたい!」と言っていたので、今度はキッザニア甲子園に連れて行こうということになりました。

この日も直射日光がスゴかったようですが、1日インドアでしたので平気でした(笑)。

こうしてアマデウス家の楽しかった夏休み旅行は、無事終わりました。

事前にご意見を頂いた皆さま、ありがとうございました。

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誠心院(寺町マイナー散策5)


写真は、本堂

東北寺 誠心院は和泉式部寺とも云われ、藤原道長が和泉式部のために法成寺内に与えたお堂が起こりです。

場所は新京極のアーケード街の中にあります。
新京極の六角下がるです。

通常拝観
六角通を少し下がった左手に木の門があり、その奥がトンネル状になっています。
これを抜けた奥に本堂があります。
拝観は無料ですが、本堂は閉ざされています。
本堂の左手には墓地があり、本堂沿いに奥に進むと宝篋印塔があります。
本堂の裏に庫裏があり、御朱印はこちらで頂けます。

和泉式部忌
毎年3/21は和泉式部忌が開催されます。
10:00~16:00までで、本堂内部が公開されます。
11:00~謡曲(東北、誓願寺)の奉納
13:00~永代供養
14:00~和泉式部忌と彼岸法要
です。
本堂の内陣奥に本尊の阿弥陀如来像が、その手前に和泉式部像、左右に弘法大師像と藤原道長像がお祀りしてあります。
本堂の左手には和泉式部図や縁起絵巻などの寺宝が展示してあります。

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2013 夏 家族旅行報告2(8/18)


写真は、ベイブリッジの下を船で通過!

さて2日目です。
9:20頃に東横線で自由が丘駅~新高島駅で下車し、10:00前にアンパンマンミュージアムに到着です。
多分それほど並ぶこともなかったので、結構空いていた方だったんでしょうね。
特に3歳の次男が楽しそうでした。

11:00過ぎに昼食をこの一角で頂いたのですが、ここで”事件”が。
ここは子供連れが多いため、ホットケーキの”バースデーパック”なるものがありました。
それは500円で、ホットケーキにキャンドルサービス、ハッピーバースデーの歌、記念撮影などがセットになっているのです。
500円支払えば誰でもしてもらえるので、あちこちからハッピーバースデーの歌が聞こえてくるんです。
すると長男が「お誕生日の人が多いね・・・」と言ったのに対して、思わず僕が、
「こんなもんキャバクラみたいなもんやろう」
と言っていましました。
妻は「・・・アンタ、なに言ってんの・・・」。
僕がアンパンマン国の国務大臣なら、即更迭ものの失言でした(笑)。

さて昼食後ですが、この日も日差しがギンギン。
妻は買い物の戦意を喪失したので、赤レンガ倉庫付近へは行かずに結局13:00頃までここにいました。

そして13:00過ぎにタクシーで、大さん橋に直行しました。
大さん橋でお土産を見たりして、14:45からロイヤル ウィングの船に乗りました。
長男も次男も大きな船には初めて乗ったので、大喜びです。
暑い中、ずっと甲板を走っていました(笑)。
途中でベイブリッジの下を通過したのですが、長男はずっとマストが橋と接触しないかを心配していましたね(笑)。
約90分船に乗り、下船後はタクシーでみなとみらい線の日本大通り駅へ。

ここから白楽駅まで東横線に乗り、白楽の叔母宅で夕食をごちそうになりました。
みんなで楽しい夕食でした。

そして19:00頃、再度東横線で白楽駅~菊名駅、菊名駅から特急で自由が丘駅へと帰りました。

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誓願寺(寺町マイナー散策3)


写真は、門前

落語発祥のお寺として、また洛陽六阿弥陀霊場の1つとして有名です。

場所は新京極六角で、新京極のアーケード街の中にあります。
前には六角公園があり、ストリートミュージシャンが演奏していたりします。

小さなお寺で、門を入って数段の階段を上がると本堂があります。
本堂に本尊の阿弥陀如来像がお祀りされています。

戦国時代の住職であった“安楽庵策伝上人”は小難しくなりがちな「お説教」に笑いの要素を盛り込み「醒睡笑(せいすいしょう)」という書物を著しました。
これが後世に落語のネタ本となり「落語の祖」と呼ばれ、結果的に誓願寺も落語発祥の地として知られています。
例年10月初旬の日曜日の“策伝忌”では、追慕の法要と奉納落語会が行われています。

また表門の左手に“迷子みちしるべ”の石碑があります。
明治時代初期は迷子が多く、いくつかの寺院にこのような石柱が立てられたそうです。
右側に「教しゆる方」、左側に「さがす方」とあり、それぞれがそこに紙を貼ることで情報交換をしていたそうです。

寺宝展
毎年10月末の土曜日~11/3頃まで寺宝展が行われます。
通常の表門ではなく、右手の路地から裏手にまわった裏口が受付です。
参拝料は500円です。
玄関から入り、左手の講堂へ。
2間あり、手前が深草の間、奥が上段の間です。
深草の間には小堀遠州と安楽庵の書簡が複数、呂紀の花鳥図や林良の仙鳥図が展示されていました。
上段の間には京都府有形文化財の地蔵十王図、熾盛光仏および諸星図や阿弥陀三尊来迎図などの仏画が複数展示されていました。

特別公開
2016年秋の非公開文化財特別公開で重文の誓願寺縁起絵が公開されました。
寺宝展と同じく、裏口に受付がありました。
講堂へ。
手前の深草の間には天智天皇像や版木などが、奥の上段の間には通常は京博に寄託されている重文の誓願寺縁起絵が公開されていました。
第1幅と第2幅は鎌倉後期の高階隆兼の作、第3幅は室町時代の海北友雪の作です。
さらに明治時代に模写された第1幅も展示されていました。

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2013 夏 家族旅行報告1(8/17)


写真は、東京スカイツリー 天望回廊(フロア450)からの展望(右:東京ドーム、左:東京タワー)

家族旅行の報告です。

朝、8:40にタクシーで京都駅へ。
9:12発ののぞみに乗車。
富士山は山頂付近だけは見えましたが、麓は見えず。

11:12 新横浜駅到着。
JR横浜線の先頭車両に乗り、菊名駅。
菊名駅には白楽の叔母が来てくれていました。
東横線に乗り、自由が丘へ。
駅からマンションまでは4分と非常に近くて良かったです。
叔母からいろいろ申し送りがあり、自由が丘で共に昼食。

12:45頃、東横線で自由が丘駅~渋谷駅→半蔵門線で渋谷駅~押上駅へ。
事前に話題になった渋谷駅での乗り換えですが、大丈夫でした。
東横線がB5、半蔵門線がB3とそれほど遠くなかったのも迷いにくい要因でした。

さて東京スカイツリーです。
事前に展望デッキを予約していたので、比較的スムーズに入れましたが、やはり人が多いですね。
それに地上350mの展望デッキまでは2000円、さらに上の地上450mの天望回廊まではプラス1000円必要です。
ちょっと高いですよね。
大体地上350mと地上450mの景色の違いなんて、
誤差の範囲ですよ、誤差(笑)! 
「ここまで来て、引き返すのはないから行く」というだけのことですね(笑)。

その後、すみだ水族館へ。
子供は正直、こちらの方が楽しそうでした。

ここが終わって16:30頃。
妻は明日、明後日とあるから今日は早く帰ろうと。
普段なら「もう少し遊ぼう」というところですが、今回はもちろん異論ありません(笑)。
ヒミツの作戦を実行します!



写真は、”右斜め”の聖地(この写真をトップにする勇気が・・・)

押上駅から半蔵門線に乗り、九段下駅に停車する直前「あっ、九段下やて。ちょっと降てみよか。」と突然いいました。
子供たちは「何、何、何?」と聞いてきます。
もちろん妻も知りません。
そこで妻に「そういえば、九段下駅の近くに靖国神社がある”らしい”からお参りして行こうか」と言いました。
もちろんもう電車を降りていますから、妻も積極的に反対することもありません。

かくして当日の”トラ トラ トラ”のコメントのごとく、奇襲は成功しました(笑)。

予め妻に相談したら却下されそうなプランは、
「取りあえずやっちまってから、説明」
します。
手法がまるで関東軍(笑)!
ですから本作戦も正しくは”真珠湾攻撃”というより”柳条湖事件”です(笑・・・もはや”右斜め”じゃなくて、”完全に右”ですね)。

冗談はさておき、17日でも結構たくさんの方が来ておられました。
そして今我々が甘受している平和の礎となられた英霊にお参りしてきました。

そして再度半蔵門線の九段下駅~渋谷駅、東横線で渋谷駅~自由が丘駅と帰路に着きました。
帰りの渋谷駅は、中西哲生さんを見かけるというハプニング!?もありながら(笑)、案内に従ってスムーズに乗り換えられました。

夕食は疲れたので中食にして、初日は無事に終わりました。

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瑞泉寺


写真は、本堂

豊臣秀吉の甥、関白豊臣秀次の一族を弔うお寺です。

子供いなかった秀吉が、将来を甥の秀次に託し関白を譲りました。
その後秀吉に実子秀頼が産まれ、邪魔になった秀次は高野山で切腹になります。
さらに秀次の幼児、妻妾も三条河原で処刑になったのは有名です。
これらの霊を弔うために当寺が三条大橋近くに建てられました。
三条木屋町の南東角(松屋)を少し下がったところなので、飲み屋街の一角にひっそりと建っています。

山門をくぐって、右に境内は続きます。
左手に本堂、右手前に地蔵菩薩像(引導地蔵)、さらに右手奥には豊臣秀次らの墓があります。

本堂は通常は入れませんが、窓からは本尊阿弥陀如来像が見えます。

朝ユガ 朝の瞑想会
月に1回朝9:00~10:00まで瞑想の会が本堂であります。
ロビンロイドさんという外国人の音楽療法士さんがされており、簡単に言うと作法のない座禅のようなかんじです。
参加料は志納です。
1時間の間、説明は一切ないです。
9:00~9:05 お勤め
9:05~9:25 瞑想(カリンバというオルゴールのような楽器の音色を聞きながら)
9:25~9:30 休憩(しかし誰も会話もなく、しずかに過ぎます)
9:30~9:50 瞑想(カリンバもなし。静寂です)
9:50~10:00 鐘の音を聞きながら瞑想
10:00~隣りの一室でお茶
です。

その際に本堂内部にお参りしました。
内陣の中央に本尊の阿弥陀如来立像がお祀りされています。
内陣の左手には角倉了以像(右手)と息子の素庵像(左手)が並んでいます。
そして内陣左手奥には圓光上人(法然)像。
内陣右手奥には善導大師像、さらに右手には平清盛発願と伝わる厄よけ地蔵尊がお祀りされていました。

特別公開
2016年秋の非公開文化財特別公開で、本堂と書院が公開されました。
山門を入って正面の庫裏から入ります。
庫裏を入って右手が本堂。
右手前方が書院です。
本堂は前述の通り。

書院には秀次公縁起、瑞泉寺縁起、秀次一族の肖像画や伝来表具裂などが展示されていました。
伝来表具裂は自らの詩歌を遺品の衣装で表装したものです。
展示されていた辻ヶ花などは京都府指定有形文化財で、通常は京博に寄託されています。
また書院の奥には苔のきれいな前庭もありました。

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下京・京都駅前サマーフェスタ 2013の案内


写真は、園林堂。

先日、ごんぎつねさまに教えて頂いた企画です。

東本願寺・西本願寺・京都駅前広場の3ヵ所を会場に、いろいろな催し物が行われます。
かつての「下京門前町ルネッサンス」を彷彿させるものがありますね。

さて様々な催し物がありますが、ここで取り上げるのはもちろん特別公開の類です。

まずは東本願寺から。
・阿弥陀堂御修復現場視察 
現在修復中の阿弥陀堂の見学。
1回目10:00~11:00、2回目14:00~15:00。
各回30分前から御修復事務所前で受付開始。各回定員50名。

・東本願寺お堀探検 
東本願寺のお堀と地域防災を考える展示があります。
10:00~14:00頃

・渉成園 ろう(門がまえに良)風亭クールスポット提供 
ろう風亭がクールスポットとして開放されます。
10:00~15:30
大きな池に面した芝生にある数寄屋建築です。

・渉成園 園林堂公開 
通常非公開の渉成園内にある持仏堂。
室内には棟方志功が竣工の翌年に描き上げた「天に伸ぶ杉木」 「河畔の呼吸」と題された襖絵で飾られています。
10:00~15:30
悪天時には中止の可能性あり。

次に西本願寺です。
・国宝公開
どうやら飛雲閣のようです。
もしかして、黒書院!!!・・・なんて可能性は低いでしょうね。

個人的な注目は、渉成園ですね。
ろう風亭と園林堂の内部が見てみたいです。

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十念寺(鞍馬口、寺町北部散策12)


写真は、書院前庭

教会のような本堂が印象的な寺院です。
通常内部は非公開ですが、2013年5/13~5/19まで、重文の仏鬼軍絵巻の里帰りに合わせて公開されました。

場所は寺町今出川を上り、本満寺を越えた先の右手にあります。

表門を入ると正面にコンクリート丸出しの教会のような本堂があります。
その手前には小さな白砂の枯山水庭園の一角があります。
左手に進むと書院の玄関があります。
ここで拝観料100円を納めます。
玄関の正面奥に書院が、玄関の右手に本堂への廊下があります。

まずは書院へ。
廊下を進んだ左手に書院、右手に前庭があります。
前庭は結構アッサリめの枯山水庭園ですが、右奥に教会風の本堂が目に入るのが庭園の地味さを補完するいいアクセントになっています。

書院は禅宗寺院の方丈のような6間構造です(ここは浄土宗)。
左手奥には曽我蕭白の雲龍図があり、当日は正面奥に仏鬼軍絵巻が展示してありました。

玄関方面に戻り、本堂へ。
本堂には本尊の丈六の阿弥陀如来像がお祀りされています。
本堂内部はコンクリートの打ちっぱなしで、天井は球形ドーム状。
ちょっとオシャレな教会のようです。
高口泰行氏の設計だそうです。

外に出て本堂右手奥を進んだ奥に墓地があります。
ここに足利義教や海北友雪などの墓地があるそうですが、詳細な場所は不明でした。

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2013 8/16の拝観報告2(そうだ 京都、行こう 法輪寺 後編)


写真は、鳥居形

書院で参詣曼陀羅の説明のあとは、本堂に入ります。

般若心経の読経のあと、こちらの本尊である虚空蔵菩薩のお前立ちを内陣に入って見せて頂きました。
その際に、右手の持物を模した剣と、左手の持物を模した球系の水晶を出してこられました。
そして「右をさわると知恵を授かり、左をさわると欲しいものが手に入る」と御住職が言われました。
そこで僕が”右”をさわると、タイミングがタイミングだけに
「まだそっち!」
とあんとんさまにツッコまれました(笑)。

本堂を出て、見晴らし台に向かったのが19:50頃でした。
少し待ち20:00には遠く東山の大文字が点火しました。
残念ながらここから”妙法”、”舟形”と”左大文字”は見えません。
そして20:20。
満を持しての”鳥居形”です。
写真では小さいかもしれませんが、実際は思っていたより大きかったです。

今まで市内の中心部で見ていたので、他のは見たことがあったのですが、鳥居形は初めてでした。

みんな一通り写真を撮ると、あとは後方で談笑(笑)。
そのあたりがアッサリしていて笑えました。

送り火の鳥居形はもちろん、B派の方は重文の多聞天と持国天、僕は”由緒書き”とそれぞれ楽しめたようで良かったです。

やはりみんなで行くのも楽しいですね。
参加された皆様、ありがとうございました。

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白山神社


写真は、鳥居前

歯痛止めとして有名です。

場所は京都市役所の近くにあります。
市役所前から御池通を西へ。
寺町通、御幸町通の次の麩屋町通(ふやちょうどおり)を右折します。
すぐの右手に白山神社(はくさんじんじゃ)の鳥居があります。

平安末期に加賀の白山神社が強訴に来たものの果たせず、さらにこの地でみこしの一基が動かなくなり放置して立ち去った。それを地元の人が放置できずにお祀りしたのが始まりらしいです。

境内は小さいです。
鳥居を入った正面に社務所、左手前方に本殿、左手奥に天満宮などの摂社、左手前に手水場があるだけです。

ここが有名なのは、歯痛平癒の御利益です。
江戸時代末期の女帝、後桜町天皇が歯痛に苦しんでいたが、ここの神箸と神塩をつけたところ、たちまち平癒したと云われてるからです。

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2013 8/16の拝観報告1(そうだ 京都、行こう 法輪寺 前編)


写真は、送り火をテーマにしたお菓子

さてこの日は言わずと知れた”五山の送り火”です。

そしてそれに合わせて、「そうだ 京都、行こう」プランの「法輪寺 送り火鑑賞と勤行参列」が開催されました。
これにアマデウス会で参加しました。
メンバーは、あんとんさま、WAN師匠、toganjiさま、ミッキーさま、まいさま、hytさま、かんじろうさまと僕の計8名です。
18:15に現地に集合したのですが、ここで御家族でいらしていた”キビノクニ”さまに声をかけて頂きました。

まずは本堂右手の玄関から入り書院へ。
ここで軽い前説があり、一旦外の見晴らし台へ。

嵐山から嵯峨野。そして衣笠山から東山までの景色を御住職に説明して頂きました。
御住職は若めで、僕と同じか少し上ぐらいで、非常にお話が上手な方でした。

お話が終わると次は多宝塔の奥にある収蔵庫へ。
こんなところに収蔵庫があったんですね。
この中には、重要文化財の持国天像と多聞天像がありました。
WAN師匠、hytさまやあんとんさまは釘付けです(笑)。

そして書院に戻ります。
ここで参詣曼陀羅の説明を聞きながら、五山の送り火をテーマにしたお菓子が出ました(上写真)。
そのお話の途中に絵ハガキ、手ぬぐいに”由緒書き”がセットになったお土産が!!!

以前にも書きましたが、ここの由緒書きってなかなか貰ないんですよ。
ハッキリいうと僕が今回このイベントに参加した1番の理由は、
「由緒書きが欲しかったから」
です(笑)。

これを貰った瞬間に、WAN師匠やあんとんさまに
「さて、帰ろか」というと、爆笑されていました(笑)。

長いので、今日はここまで。
後編は、明日に!

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菅大臣神社


写真は、一ノ鳥居。

菅大臣神社(かんだいじんじんじゃ)は菅原道真の邸宅跡で、紅梅殿・白梅殿や菅家廊下といわれた学問所の跡です。

場所は、西洞院高辻を少し上がった右手に一の鳥居があります。

拝観は無料です。
一の鳥居をくぐり石畳の参道を真っ直ぐに進むと、正面に二の鳥居があります。

二の鳥居の手前、右手には社務所が、左手には稲荷社があります。
左手奥には月極駐車場とその管理事務所があり、そちらで御朱印や由緒書きが頂けます。

二の鳥居をくぐると正面に本殿、左手には火御子社と老松社、右手には白大夫社と福部社があります。
3月には本殿脇の梅が咲きます。
本殿は1835年造立の下鴨神社本殿を、1869年に移築したものです。

月釜
月釜が25日前後の日曜日に基本的にはありますが、不定期ですので当社に事前にTELで確認された方がいいです。
5月は第2日曜の例祭に合わせて行われます。
例祭では土曜日14:00に山伏のお練り、日曜日は10:00~例祭、14:00~拝殿にて茂山千五郎社中による狂言奉納があるそうです。
さらに10月のお茶会は、10/29の秋思祭に合わせて開かれ17:00~です。

社務所左手の玄関から入ります。
朝は8:30頃で大丈夫です。
入ってすぐが荷物置き場で、その奥が受付です。
会費は700円です。

受付から右手へ進みます。
待合は20畳ほどの広間で、こちらにも炉があるので広間の茶室としても使えるようです。

時間になると呼ばれるので、待合から露地庭園にでて、左手奥のお茶室 山蔭亭に入ります。
4畳半のお茶室ですので、1回の席で10名程度です。
普通に約30分ほどで終わります。
こちらのお茶席は不定期ということもあり、臨時参加よりも既に知り合いの方同志が多いように思いました。



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2013 8/15の拝観報告(涌泉寺 松ヶ崎題目踊り)


写真は、題目踊り

今回は珍しく夜の部です。
妻にお願いをして、行かせて頂きました(笑)!

涌泉寺(ゆうせんじ)は都七福神の大黒天で有名な、松ヶ崎大黒天の西隣りにあるお寺です。
かつて1度来たことがあるのですが、本堂と広場以外になにもない・・・。
「これでは涌泉寺に来たことにならない」ぐらいの感じだったので、8/15、8/16に開催されるこのお寺のメインイベントである「松ヶ崎題目踊り」に来たわけです。

8/15は20:00開始ですので、帰宅後すぐに子供2人をお風呂に入れて、19:00に出発。
地下鉄で松ヶ崎駅で下車して歩きます。
駅から少し細い道を進まなくては行けませんが、そこは1度来ているので大丈夫(笑)。
19:40頃に到着しましたが、人はまばらでした。
しかし「文化庁 記録映像撮影」と書いた腕章をした10名ぐらいの撮影隊が万全の準備をしておられました。
こういう文化も記録して保存するんですね。

本堂も開放されていたので、一応上がってお参りさせて頂きました。
20:00も近くなってくると急に人が増えてきました。

そして題目踊りが始まりますが、詳細は今後の本編で。

やはりお寺は、”普通の状態”と”イベント時”の両方を見るのがいいですね。

本来は22:00頃まで続きますが、僕は21:00頃に帰りました。

そうそう、現地で見たことがある人だなと思ったら、小嶋一郎先生でした!
1人で来られていました。
やはり先生もお好きなんでしょうか(笑)。

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河村能舞台3 体験講座


写真は、能舞台(2階から)

1階に戻ります。

ここからは修学旅行や法人などの団体にもされているワークショップと同じなのでしょう、面白く、笑いを交えながら、スムーズに進行します。

最初に能の衣装を見せて頂きます。
衣装が赤や黄色などならその役は若い人、青や茶色なら年長者など能を見る基本を手解きして頂けます。

次に面(おもて)です。
女性の小面を例にすると、面の左右は違う、また少し顔を下げると“悲しげ”に、少し顔を上げると“微笑む”ように見えます。1番古いものでは600年目の面が今でもあるそうです。また面を付けると視野がほとんど正面しか見えていないそうです。

さらに楽器です。
小鼓は持ち手の紐(シラベ)を強く持つと“高い音”、やわらかく持つと“低い音”が出るそうです。

そして舞台に上がり、基本姿勢、すり足の練習。
席に戻り、発声や歌の練習も少しですがしました。

能の導入になったのと、なにより能をより身近に感じることができ、是非1度見てみたいと思いました。

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