日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

人生の価値

2019年10月15日 23時31分47秒 | 思うがままに

ハリウッド版「最高の人生の見つけ方」の冒頭にこうあります。

 

「人生の価値など容易に量れない。

家族や友によって量られるという人。

信仰心によるという人。

愛だという人。

人生に意味などないという人もいる。

 

私は、自分を認めてくれる人がいるかで決まると思う。

彼の最後の日々は多くの人の一生分に値した。

彼がその目を永遠に閉じたとき、心は開かれた。」

 

夫と私が過ごした濃密な76日。私にとっては何年分に値する充実した時間でした。

 

この数年、私がせっせと作る人参ジュースを一所懸命飲んでくれていましたが、大量摂取はちょっとしんどそうでした。人参ジュースは大量摂取に意味があると、無理強いしたこともありました。もう飲めないというのに。

 

入院中、人参ジュースやスイカジュースを作りに自宅に戻っていました。

 

でも、できるだけ一緒に居たかったから自宅には戻らなくなりました。その間、ベランダの鉢植えはすべて枯れてしまいました。辛うじてアマリリスががんばってくれていましたが

 

病室で、突然「人参ジュースある?」と聞かれた時はびっくりしました。

あまり好きじゃなかったのに

 

看護師さんと私の何気ない会話を聞きながら「こういう話を聞いているのが楽しいんです」と言ってくれた時、しがみつきたいほど愛おしかった。

 

人生の価値など容易に量れないけれど、この映画の冒頭の言葉のように、自分を一番認めてくれて全肯定してくれる人に出会えたことかもしれません。

 

是非、ハリウッド版「最高の人生の見つけ方」を多くの方に観ていただきたいです。

 

BSWOWOWをチェックしてくださいね。

 

映画や本は本当に癒されます。

 

12月封切の「男はつらいよお帰り寅さん」も楽しみです。

 

寅さんシリーズも釣りバカシリーズも欠かさず夫と観に行きました。

 

寅さんの新作も勿論、夫と一緒に観ます。

 

夫は亡くなってしまいましたが、可愛そうだとか、心残りがあったのではないかとかは全然思いません。

 

でも懐かしいんです。

愛おしいのです。

たまらなく会いたいのです。

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ホテルムンバイ

2019年10月15日 20時28分43秒 | 思うがままに

本当なら松本に移動していたところですが、思いがけず休暇となりました。

 

それで連日の映画鑑賞でした。

今日は、ホテルムンバイを観てきました。

 

テロに屈しない知られざる英雄たちの実話です。

 

是非皆さんも劇場にお出かけください。

 

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おしゃれな会話

2019年10月15日 08時40分25秒 | 思うがままに

「最高の人生の見つけ方」のハリウッド版をDVDで見直しました。

 

ガン治療で入院中の患者に看護師が言います。

 

「何か欲しいものは?」

 

患者が言います。

「健康な身体を一つ」

 

看護師は

「辛抱して」と、微笑みます。

 

「辛抱してるよ」と患者は微笑みで返します。

 

おしゃれな会話です。

 

余命宣告を受けた全く知らなかった2人が病院で出会い、深い友情で結ばれるというこの映画、何度観たでしょう。

 

でも、今観るとまた趣きが違います。

 

輪廻転生を語るシーンがあります。

良い行いをすれば良い転生をする?

 

だったらカタツムリの良い行いってなんだ?

 

真っ直ぐ歩くことか?

 

ユーモアがありますね。

 

目前に死が迫った時、私はどう生きるかしら?と問いかけてみました。

 

気ままなひとり旅?

 

人生を旅だと考えれば、それもいいですね。

 

夫は、救急搬送されるまでは、私と大いに楽しんでいました。

 

ただ、新婚旅行以来2人で海外旅行していなかったので行っておけばよかったな!と、思っています。

 

時間は捻出しようと思えばできたでしょうから。

 

さだまさしさんの「防人の歌」というのがあります。

 

♩私は時折

苦しみについて考えます

誰もが等しく 抱いた悲しみについて

生きる苦しみと 老いてゆく悲しみと

病いの苦しみと 死にゆく悲しみと

現在(いま)の自分と♩

 

こんな歌がよぎります。

 

田原豊道先生がいつもおっしゃっています。

 

死を離れて生はない。

 

夫のことをLINEで話す中、実弟が言いました。

 

「何か、自分達が逝ってもあの世界にぎやかそうだと思わない?」と。

 

死は特別なことではありません。自然の営みの中で当たり前のこと。

 

樹木希林展が開催されていました。

テーマは「遊びをせんとや生まれけむ」

 

カラッといきましょう。

カラッと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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