台風、地震…過去にいろいろなことが起こりましたが、うまくすり抜けて移動できています。
アルコール依存症
薬物依存症
ニコチン依存症
世の中にはいろいろな依存症がありますが、何を隠そう、私は夫依存症です。
愛する人との別れが寂しくてたまらない…という人は依存して生きてきた証拠だそうです。
愛する人と一緒に生きる人生は最高です。でもそれはお互いに自立していてこそ…だそうです。
相手がいないと生きていけないという人はただ依存心が強いだけ…。
これは、江原啓之さんの言葉です。
厳しい言葉ですが、なかなか真理をついています。
私は子どものころから自立心の強い子でした。
それがそのまま仕事に現れました。簡単に先輩には聞かない。自分で調べる。大きい荷物も自分で持つ。人に頼らない。
だから男性から見たら私は本当に可愛げのない女の子だったと思います。そのまま大人になり今に至っています。
何しろ男性には負けない自信がありましたから…。
威張っている男ほど程度が低く見えました。もっと強烈に言えばバカに見えました。虚勢ばかり張って偉そうに…と、ある意味ではオトコギライでもありました。
父親の影響かもしれません。しかし父親は私をデキル娘…と信じていました。
私は男性に頼る女性がキライでした。自分を持たず相手任せの人生。だから男性の顔色を伺いながらビクビクして生きている女性。母の影響?
そんな私が、唯一頼りにしたのは夫でした。
仕事はできるし、優しいし…。
だから彼にだけ、仕事を教わりました。実は、自分で調べてわかっていたのに、教えてもらいたかったんです。
私が甘えたのは夫だけでした。
私を尊重しながらいざとなったら手を差し伸べてくれる。そんな人。
3泊4日の九州は猛烈に私を、寂寥感でいっぱいにしました。
長い出張や今回のように台風などが重なった時、
「大変だったね。駅まで迎えに行こうか?」と、よく迎えにきてくれました。
ときわ台の駅は何とエスカレーターもエレベーターもないのです。
今建設中。
どうやら立派な駅ビルが立ちそうです。そんなステキになる、ときわ台の駅も見ないまま逝っちゃった。
夫は、いつも言っていました。「ほんとは逆境に弱くて背伸びしている君」と。
夫は几帳面で綺麗好き。でも療養中意外な面を見ました。いつもベッドの柵にしっかりつかまっていました。今までの力の入っていた人生を垣間見ることができました。
若い時から男一匹、誰も頼らず生きてきた生き様が…。
そんなお互いの良いところも弱点も皆んな知り尽くしていた夫婦でした。
嵐が去った静けさの中で妙にシンミリ考えている私です。
今日は山梨のゼミナールが延期になりましたから映画でも観てきます。