本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

古代ローマ1000年史

2008-01-04 00:19:59 | 住職の活動日記
 6:30より11時まで、みのもんたさんの司会でローマ帝国の1000年史がありま

した。とてもおもしろく時間のたつのも忘れて、見てしまいました。

 同じことを感じられたでしょうが、まさに今の世界というか特に日本の状況と似ている

ところがたくさんあると思いました。

 人間の煩悩は素晴らしい文明も作り出す代わりに、また人間を滅亡にも導くものである

と、そんなことを感じながら、やはり世界の文化の中心は 『 ローマ 』 ではないか

これは、是非ローマへ行かなければ???

 文化、宗教、人間、ありとあらゆることを考えさせられる番組でした。

もう一度、歴史を学び直す必要がある、と痛切に感じました。

 といいつつも、素晴らしい言葉たくさんありましたが、もうすっかり頭の中から消えて

いってしまいます。

 ただ、ローマは多神教であったというのは興味深かったですね、なぜキリスト教になっ

たかということも初めて知りました。

 権力を委ねるということを人民からではなく、絶対者である 『 神 』 からのご指

示ということにもっていくという、政治と宗教が微妙に絡まっていく、いつの時代も同じ

ことのようにも思いました。

 また、ローマ帝国が1000年も栄えたということは、一つには 『 言葉 』 が

しっかりしていた、『 寛容 』 という言葉に代表されるように、 『 他 』 とい

う存在を認めていた、そういうことも重要なことではないか、と感じましたが?

 ( しかし、この寛容ということが、ローマ帝国の滅亡つながっていくというのも

   皮肉なことなのですが )

 とにかく面白かったです。



コメント
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