本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

歯科の先生はもしかして ?

2008-01-17 22:45:19 | 住職の活動日記
   歯の治療も進み、昨日は仮の歯を入れました。

丁寧に丁寧に削りながら、合わせていかれます。

 噛むということの問題、実に微妙です。ミリというより、コンマミリ単位の技でしょ

う。特に歯は毎日、使うものですから、ほんのチョットしたことが、違和感を感じたり

するものです。
 
 それを見てましたら、歯科の先生、技工士さん、歯科衛生士の方々は学問的な知識だけ

でなく、そのことを、ひとり一人違った人に合わせていくということは、まさに職人技で

はないかと思いました。

 ですから、失礼にあたるかもしれませんが、

歯科の先生はもしかして、職人さんの部分もあるのではないかと ?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水神さま

2008-01-17 22:31:51 | 住職の活動日記
 先日お参りのご婦人、娘さんに

「 流しに、いきなり、お湯流したら、デケントヨ 」 ( チョット熊本弁 )

流しには水神さまがいらっしゃる、直接お湯流すと水神さまに頭からお湯かけるようなこ

と、水を流してから、そっとお湯を流すのよ、 ということなんです。

 そして今日は井戸のポンプを入替えました、ということで、お祓いに出かけました。

水神さまとして、本当に、『 水 』 に対して敬虔な気持ちで接しておられる、

日本人の心を見る思いでした。


 話は変わりますが、その夜、少しだけですがテレビでトアグレ族が塩を求めて6ヶ月

旅に出るところを放送していました。ラクダは5日間は水なしで歩けるそうです。

その間、人間もその分の水しかないという。

生きるためには、すべてが貴重なものばかりです。その根本が水です。

彼らにとって方向を見誤って、5日目に水のある井戸のたどり着かなければ、

人もラクダも全員が死んでしまうということです。


 同じ、今の時代を生きている私たち、ほんとうに  心して行かないと 

 一つ一つのものに対して感謝と敬虔さが、エコライフ、地球環境を守っていく原点では

ないかと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする