本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

八聖道

2015-03-08 18:00:21 | 十地経

三十七道品の最後が「八聖道」です。

お釈迦さまが悟りを開き

最初に説法された内容が

「八正道」(八聖道)です。

八つの正しい行いということで、

お釈迦さまは楽欲と苦行の

両極端を離れた中道として説かれました。

 

1.正見 仏教の真理を自覚した正しい見解。

     正見が八正道の目的

2.正思 心の行いを正しくす

3.正語 正しい言葉を語る

4.正業 行いを正しくする

5.正命 正しい生活

 2~3は正命の内容

 2~5は正しい現実生活

6.正精進 正しい方便ともいい、正しい努力

7.正念 正精進の意識的な面、

      正見という目的を常に心に留めて

      忘れないこと

8.正定 正しい禅定の精神生活 

 

三十七道品(三十七菩提分法)

といっても、精進とか念とか定ということは

形を変え繰り返し出てきます。

私たちにとって、常に心を修めて

忘れず心にとどめて(憶念)、

精進していくということが

修行の根本のようです。

 

ついつい、忘れがちになり、

思いだすのも時間がかかる、

そのこともあって、

ノートに書いたり手帳にも記し、

はたまたブログにもアップして

少しでも忘れることを留めようと、

私の苦肉の策なのです。

 

まずは三十七菩提分法の内容を

把握しておかないと、

十地経の中で繰り返し出てくるので

すぐその一一が浮かんでくるようにと、

仏教を学ぶ上でもいちばん基本と思って

書きました。

 

(内容は仏教学辞典より引用させていただきました

たぶん私の大学時代に習った先生方の編になるもの

ですからお許しいただけると思っています)

 

 

 

 

 

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