ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

今回の「半沢直樹」初回、おかしくないか?

2020-07-20 20:00:00 | エンタメ



昨夜の「半沢直樹・2020年版」が、初回としては前回超えの視聴率22.0%を叩き出したそうな。私も大いに期待していただけに、納得である。
とりわけ、大和田こと香川照之、市川猿之助、尾上松也ら歌舞伎役者の皆さんの「人を苛立たせる演技」が素晴らしい。人を馬鹿にしまくった口調で目は笑わない演技は今回も健在で、何度もどつき回したくなった(笑)。

しかし、そう思って観るからいけないのかもしれないが意外に細部が甘いというか、ツッコミどころ満載なのだ。
まず、電脳雑伎集団によるスパイラル(インターネット企業)株買収だがそんな提案書をワードで一から打つとは思えない(笑)。
そのような提案書はたいがいひな形があり、読むのがイヤになるほど細かい字の約款まみれ、すなわち
「ちゃんと読んでない奴が悪い」
というものであるはずだ。
また、そんな提案書をあんな雑然とした居酒屋で取り出すなんてあり得ないし、飲み屋のママ・井川遥が
「株のいい情報をもらってますから」
などと、他の客がいる店内で言うなどとても信じられない。情報管理がユルすぎる。

東京セントラル証券が電脳によるスパイラル買収の件を進めていたにもかからわず、親会社の東京中央銀行が横取りした事がそんなに問題なのだろうか。
どうせ連結決算なのだから、グループとして利益が上がればそれで良いのではないのか。

最も解せないのは、買収の話を伊佐山部長にリークした諸田のメールが本社のサーバー上でやり取りされていた件だ。
こんな機密情報、絶対に本社のサーバーのメールではやり取りしない。
まず電話すなわち口頭か、せいぜいFAXだ。
それに伊佐山は証拠隠滅のため慌ててサーバー上のメールを消すよう指示したが、そんなものは簡単に復元出来る。

たった1回の放送でも、ざっとこれぐらいはツッコミどころがあるが来週からは果たしてどうなるのか?
楽しみすぎて、待ちきれないではないか(→既にかなり術中にハマっている…笑)…


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