ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「アサヒドライクリスタル」を、飲んでみる。

2024-03-19 18:00:00 | 人生、飲んでナンボ
3ヶ月に一度、以前カテーテルアブレーションを受けた病院に通院し検査と問診を受けている。
血液検査は半年に一度だが、今回は検査前日が休日出勤だったためそれを終えた解放感で缶ビール1本、ハイボール2杯、麦焼酎水割り2杯を飲んだがγ-GTPは40しかなかった(笑)。
生涯で最も高く出たのは10年前、東京単身赴任でメンタルを病んでいた時でその時の数値は114。あの頃は焼酎の1.8㍑紙パックが4日ともたなかった。そう思えば、今はストレスが少ないぶん少々飲んでも問題ないように思える。
ちなみに尿酸値は5.8、こちらも正常であった。

とはいえ、アルコール摂取は肝臓に負担をかける。肝臓は疲労を回復してくれる臓器だが、アルコールが入ると疲労回復よりもアルコールの分解を最優先してしまうため、結果として疲れが翌朝に持ち越されてしまう。
「お疲れさん」と杯を交わすのは、労うどころか疲れをわざわざ翌日に残す行為なのだそうな(笑)。

そんなわけで、こんなものを飲んでみた。

アサヒビールの「アサヒドライクリスタル」。
アルコール分は、たったの3.5%しかない。
白っぽい缶にプルタブは赤で、まるで日産のNISMO仕様車を連想させるスタイリッシュなパッケージ。

しかし、ひと缶飲んでみたところで結論から言えばおいしくなかった。
スーパードライの人気の理由であるキレは健在なのだが、まるで味がない。
数年前にスーパードライがリニューアルされ、随分以前にも増してあっさりしてしまったと思ったもので、以来一切飲んでいないがそれをも下回る味わいのなさ。
(余談だが、かつてスーパードライは『コクがあるのにキレがある』と謳っていたが、リニューアルと共に『コク』とは一切言わなくなった。どうやらコクを捨てたようだ)
救いは、いわゆるオフ系ビールにありがちな「苦いものが舌にべったり貼り付く感じ」がない事。何らかの事情でアルコール摂取を控えねばならないなら、同じアサヒでも「ドライゼロ」の方がまだ飲める、と思ってしまうほどに物足りない。

もう40年ほど前になるが、同じ3%前後のビールではサントリー「ペンギンズバー」なるヒット商品があった。その頃は私もオコチャマだったので、例えアルコール度数が低くてもしっかりビールに感じたものだが、同じものを今飲むとどのように感じるだろうか?
人の味覚などいい加減なもので、例えばゴルフで前半のハーフを上がってクラブハウスでコレが出て来たら、半泣きのウマさに感じるかもしれない。逆に言えばそのような極端なシチュエーションでない限り、わざわざコレを買う事はなさそうである…

最高に「アカン」レモンサワーは、セブン-イレブンオリジナルかも…

2024-03-08 19:00:00 | 人生、飲んでナンボ
しかし毎週金曜は前泊して3時に起きて4時に出勤し、正午に上がれるはずなのだが今日も何やかんやで遅くまで残らなくてはならなかった。もっとも私の立場になると、自分で何とかせねばならないので誰を悪者にも出来ない。

そんなわけで、人の倍働いた自分を慰めるべく大阪駅の京都方面新快速乗り場で新ジャンルなりをグイッと飲む事が多いのだが、最近はコレを選ぶ事が多い。

セブン-イレブンPBの「無糖レモンサワー」で、アサヒビールのOEMだ。
何より魅力は、税込み1本129円という安さ。そしてコレを飲んだ日は、死んだように寝られるのだ(笑)。
特に今のような寒い時期には夜中に最低一度はトイレに起きるのだが、以前はトイレに起きた後の寝直しに苦しむ事も多かった。数年前まではいろいろつらい事も多く、寝直さねばならないのにアタマの中で架空の口論を始めてしまい、ムカムカして余計に寝られなかった事が毎日のように続いた。そのため、今も心臓のクスリをもらうついでに今もゾルピデム(睡眠導入剤)を処方してもらっている。
それがこのレモンサワーを飲んだ日は、スッと寝直せる事が多い。調子に乗って2本飲んでしまった日は、朝まで昏睡出来る日も(個人の感想です笑)…

飲み屋のQRコードオーダー、何とかならないか?

2024-03-04 18:01:00 | 人生、飲んでナンボ

(写真はイメージです)
ここ数年、特に飲み屋で写真のようなQRコードでオーダーさせる店舗が増えた。
卓上にタブレットがあって、タッチパネルで注文するスタイルは回転寿司やファミレスで増えたが、飲み屋は大体このQRコードだ。
飲み屋がタブレットでなくQRコード主体である理由は定かではないが、私が想像するに酔客相手でタブレットだと酒をかぶってしまい、端末が壊れるからだろう(笑)。

私はこのQRコードのオーダーが大嫌いだ。というか、このシステムを好きだという人を聞いた事がなく、何人かで飲みに行ってQRコードでのオーダーを指示されると
「ここも(QRコード)か…」
と残念な思いになる。

QRコードのオーダーシステムは、確かに便利な面もある。
まず、いわゆるフロア係が酔客に呼びつけられる機会は激減する。呼びつけられるとすれば操作方法が分からない時ぐらいだが、それ以前にこのQRコードをそもそもちゃんと読まない端末も存在する。
何を隠そう私のモトローラ社製スマホがそうで、このシステムでオーダーせねばならない店の場合はわざわざそのためのアプリを立ち上げてカメラを起動し、オーダーせねばならない。
おそらく開発者はiPhoneを基準にしており、我々アンドロイダーの事は全く考えていないのだろうが、だからと言って私がiPhoneユーザーになるわけではない。むしろそのような選民思想が、私のiPhone嫌いを加速させてしまう。

それに、オーダーのたびにスマホのカメラアプリを出さねばならないのがそもそも面倒くさい。画面を落とすとログインが消えてしまうため、ログインのし直しをせねばならない場合もしばしば。

一番の問題は、このシステムによって画面に映るメニュウのサムネイル画像が、ことごとくおいしくなさそうなのだ。
以前のようなカラー写真がドーン!とあり、パウチされているようなメニュウは写真が訴えかけてくる。反面、出て来た現物とのギャップに驚く事もある(笑)。
居酒屋の筆文字ばかりのメニュウも大好きだ。いかにも今日入った新鮮な食材だけで勝負する、今日だけのメニュウというのがいい。
そこへ持ってきて、このQRコードシステムのメニュウはサムネイル(写真)がどうにもショボく、その検索のしにくさと相まって全然おいしくなさそうなのだ。
余計なお世話かもしれないが、このシステムが普及するにつれ若い店員の接客スキルも伸びないだろう。
「兄ちゃん、コレ量は何人前ぐらいあるん?」
「オネエさんは、何味がオススメ?」
というコミュニケーションも、味のうちではないのか。

そういったシステムの店で働く店員が、プライベートで飲みに行った際にこのシステムに出くわして、果たしてどのような感想を持つのか?
正直、聞いてみたいものである…

「差額を払えば酒が全種飲み放題OK」な居酒屋、「海藤花2号店」。

2024-02-26 18:00:00 | 人生、飲んでナンボ
何度か来た事があったのだが、リーズナブルで大好きな居酒屋が大阪駅前第3ビルB1にある。
こちらの「海藤花 2号店」。
ここは「飲み放題付きコース」通常5,100円のところ、食べログクーポン適用で3,800円(税込)でよいのだ。

まず何はさておき生ビールと、コースのオープニングであるなめろうと温泉卵。
お造りは、1種類ずつこのように平たく盛られる。

会席の基本にのっとった高さを使った盛り付けではないので驚くが、味は間違いない。
ここで飲み放題も日本酒に、という人も多いだろうが、私は麦焼酎で。

紙鍋に火を点ける。

魚の切り身がゴロゴロ入り、豆腐や揚げもたっぷりでボリウムがある。
極限までの薄味なので、酒を進めたい人は卓上のポン酢を少し垂らすとよいかもしれない。

天ぷらももちろん揚げたて。

塩サバも来た。

思わず「白いごはん下さい!」と言いたくなるところだが、ほどなくしてシメのが炊き込みご飯が来る。

ヒジョーにコスパのいい店だが、私が思うこの店の最大の魅力は飲み放題の考え方だ。
500円までの酒は、ビール・日本酒・焼酎・ハイボールなど全て飲み放題。
だがそれを超える価格の酒は、差額を払えば飲み放題。すなわち800円の日本酒を1杯頼んだ場合は、プラス300円でよい。
メンバーが
「飲んで石川を応援や!」
と「天狗舞」800円を頼んだり、
「いやいや、東日本大震災の復興もまだまだや!」
と理屈を付けて宮城の「浦霞」900円などを頼みまくり、きっちり差額をオンして精算したのであった(笑)…

covid-19以降初の、天満飲み歩き。

2023-12-27 19:47:00 | 人生、飲んでナンボ
covid-19が5類になり、ようやく普通に飲み歩けるようになった。
誤解のないように言うが、5類になったからと言って感染対策を怠ってよいというわけではないのは百も承知である。 
感染対策を講じつつ、普段の生活に戻して経済を回さないといけないのだ。

そんなわけで、忘年会は本当に久しぶりに天満の飲み歩きだった。
久しぶりに叫びたい。
「ビバ!天満!」。

1軒めはこちら。

「大衆酒場てんご」。
天神橋筋五丁目の「てんご」と、関西以外の人にはわからないだろうが「やんちゃする」の意味での「てんごする」をかけているようだ。

何はさておき、生ビール。

…ウマい…
こうやって天満で普通に生ビールが飲める事が、どれほどありがたい事か…
covid-19に苦しめられた3年間、イヤという程思い知った。

白子ポン酢などを。

ウマいっ!
白子もさる事ながら、ポン酢も自家製だろうか?

お造り3種盛り。

左からカンパチ、まぐろ、サーモン。
まずカンパチのもっちり感にびっくり。
カンパチはどちらかと言うとサクサクした食感のイメージだが、これほどもっちりしたカンパチは初めて。
どうやら、この店は魚介にかなりこだわりがあるようだ。

カキフライもいただく。

揚物なので、甲類の「サッポロ焼酎」のソーダ割り・レモン入りを合わせる。

レモンの酸味とタルタルソースの酸味が、カキフライの旨味をさらに引き立てる。

お次は、covid-19前はよく来たこちら。

「大栄軒別館」。
ここは「変わり餃子」が有名なので、それとビールのセットにする。

こちらが、その変わり餃子。

この5種類の餃子はどれもウマく、ビールが進む。
最後に食べた「本格餃子」は、口に入れた瞬間
「…コレや!」
と言いたくなるウマさであった。

もう1軒、今度はワインでシメよう。

「ラブワイン」。
天満でよく見かける、表は透明なテントで仕切っており中が見えるスタイル。

ここで、柄にもなく白ワインなんぞをいただく。

…イカン、私は朝早い勤務なのでぼちぼちおいとましなければ…
それでもcovid-19が5類になって初の天満飲み歩きは、極めて有意義なのであった(笑)…