ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「べっぴんさん」が、どうしようもなくなって来た…

2017-02-28 21:21:21 | エンタメ

「そんなにモヤモヤするなら、観なけりゃいいのに」
と云われそうだが、毎朝観てしまっている。
朝ドラとは、そんなもんである(苦笑)…

史上最低の朝ドラとも云われる「純と愛」を除けば、「カーネーション」「ごちそうさん」「マッサン」「あさが来た」と、たて続けにヒットしているBK(NHK大阪)制作作品だが、この「べっぴんさん」がBKらしい痛快さ・笑いのセンスが皆無だという指摘は以前させていただいた。

しかしこの1ヶ月ほど、主人公・坂東すみれの愛娘・さくらを中心に話が展開するようになり、コレがまたとにかく観ていてイライラするのである。
高校に進学するも不良化して学校には行かなくなり、すみれの姉すなわち叔母・ゆりの家に寝泊まり。
夜の街に出入りするようになり、ライブハウス「ヨーソロー」のジャズバンドのドラマー・二郎に恋をするのだが、二郎には同じ店で働く五月が居る。しかも五月には、二郎の子を身ごもっていた。
五月の存在を知り、さくらは失恋。
これだけでもどうでもいい話なのだが、自身の東京進出のために一度は五月とも別れた二郎が自分の父が蒸発しそのショックで母が倒れたのを知って、五月に
「オレと一緒に居てくれ」
と迫るのだ。

私はこのシーンに、激しい憤りを覚えた。
「誰が大切な人か分かった」のではなく、自分の親の面倒を見てくれという意味で二郎は五月にプロポーズしたのだ。
本当なら、子が宿った時点でプロポーズすべきではないのか?

このさくら・二郎・五月のエピソードに1ヶ月余りを費やし、キアリスのキの字も出て来ず苛立ちっぱなしだったのだ。

さくらは取って付けたように改心して勉学に励み、東京の美大進学後に米国留学。同じく東大に進んだ健太郎(君枝の息子)と付き合い、共に帰国してキアリスに入社するのだが、このエピソードがまたツッコミどころ満載なのだ。
願書もないのに、なぜか面接会場に居るさくらと健太郎。
さくらと健太郎が、人事部長の中西にかけ合ってこっそり願書を提出しており、それを中西が誰にも報告せず混ぜ込んだまま面接を迎えたため、面接会場で鉢合わせとなった紀夫とすみれは大慌て。
(なんで『東大→留学→キアリス』やねん。普通は官僚やろ、というツッコミもあるが)

しかし普通に考えて、中西のこんな単独行動、しかもいくら経営者の子とはいえ報告もせず願書を勝手に受け取り混ぜ込むなど、重大な就業規則違反だ。

最後の何人かにさくらと健太郎が残り、画を描かせて決めようという事になった。
そこでさくらと健太郎が描いた画が紀夫・すみれら経営者の心を捉えて見事採用となったのだが、そんなもんこの二人は幼少時からキアリスの商品に囲まれて育ってきたので、どんな画を描けばキアリスとしてふさわしいかなどお見通しだ。

入社後もおじぎ練習を一日中店頭でさせたり、新製品を新人がプレゼンする日にさくらが間に合わなかったのを一日遅れでしかも会議中に
「私の提案を聞いて下さい!」
と押しかけてきて、それをみすみす聞いてしまう経営者もアホとしか言いようがない。普通なら却下だ。

アホと言えば、なぜこのドラマは経営者が自分達の子を社内で「さくら」などと名前で呼ぶのか。「坂東さん」「坂東」ではないのか。
このドラマの脚本家は羽鳥慎一アナの奥様らしいが、ちゃんとした社会人経験をしていないのではないか?非常識にも程がある、と思ってしまう。

もはや楽しみは、超美人の悦子様とその夫であるダァイキュウ百貨店の小山社長の今後だけなのだが(笑)…

コレも、我が家の定番。「豚のネギ香味だれ」。

2017-02-27 21:30:00 | うまいもん

我が家は、大阪の料理研究家でありブロガーの山本ゆり氏の大ファンだ。彼女のレシピ本「Shunkon」シリーズは何冊も持っているのだが、彼女のレシピはとにかく凝った食材や調味料を使わないので、ものすごく使いでがある。
大阪人らしい笑いのツボも満載で、こんなに笑わせてくれるレシピ本もそうそうない。

既にいくつかのレシピは我が家の定番になっているが、この「豚肉のネギ香味だれ」も長らく定番となっている。
本の通りにやると、豚薄切り肉をフライパンで焼いてタレをかけていただくのだが、我が家はさらにヘルスィに豚薄切り肉を茹でてしゃぶしゃぶにしたところへコイツをかける。

タレの配分は、以下の通り。

ねぎのみじん切り   1/4本分
ニンニクのみじん切り 1/2片分
赤唐辛子       1本
白・黒炒りゴマ    各適量
しょう油       大1と1/2
酒          大1
酢・砂糖・みりん   各大1/2
ゴマ油        少々

「博物館明治村」に、行ってみる。

2017-02-26 21:53:39 | 旅行・レジャー
木曽路からの帰り、一度行ってみたかったスポットに念願かなってようやく行く事が出来た。
愛知県犬山市の、「博物館明治村」である。

ご存知の通り、明治時代の建造物を移築した大テーマパークだ。
これは、三重県庁。

宇治山田郵便局。

聖ザビエル天主堂。

とまぁ、こんな感じなのだ。

この明治村は、ドラマのロケでも頻繁に使われる。
今再放送をやっている、朝ドラ「ごちそうさん」によく出て来た停車場。

その横を通る市電。

「花子とアン」の、学校だった建物。

タンク式のSLも走っているではないか。


しかし私が特に感心したのは、レストラン「浪漫亭」のトマトソースオムライスだ。

程よい酸味、塩も控えめなチキンライス、トロットロの卵…
どうしたら、こんなに上手く作れるのか?と感銘を受けた。
明治の洋食屋も、既にこれほどまでにウマいオムライスを出していたのか?と思いを馳せるのである。

明治村は、とにかく広いうえにアップダウンが結構あり、我々は3時間弱しかいなかったのだがかなり疲れる。
年間パスポートがあるのだが、コレはおそらく何回かに分けて廻る人のためではないかと想像する。
場内にはSL・市電・バスが走っており、バスは1日乗り放題で500円なので、体力に自信のない人は是非利用したい。
欲を言えば、せっかくなので全てに乗れる1200円のフリー切符を買いたいところだ。もっとも、入場料が1700円なので勇気が要るが…

3年ぶりに、南木曽町の「ホテル木曽路」へ。

2017-02-25 20:40:09 | 旅行・レジャー
このところ勉強に生徒会の活動にと、とにかく忙しかった息子にようやくひと区切りがついたので、慰労のため温泉に連れてきてやった。

我が家の行きつけ中の行きつけ、長野・南木曽町の「ホテル木曽路」である。

初めて来たのはもう17年前の今頃だが、とにかくその温泉のスゴさに圧倒され、大ファンになり以来6回はリピートしている。

露天風呂の気持ち良さもさる事ながら、なんと脱衣場と内風呂の境目がない。
すなわち、脱衣場のすぐ横に滾々と湯が湛えられているのだ。

トロリとしたアルカリ単純泉のピーリング効果で、一度入っただけで笑ってしまうほどにスベスベになる。

夕食も、質の高いバイキングだ。
ライブキッチンのステーキも、ヒジョーに柔らかくウマい。

豚しゃぶしゃぶに、信州らしく蕎麦もある。


そして嬉しい事に、ピザは出来合いではなくオーダーメイドだ。

さらに、なんとイチゴまでも食べ放題なのだ。

好きな人なら、何十個もいってしまうだろう。

これだけの温泉と食事のクオリティにもかかわらず、なんと1泊2食で平日9,800円。土曜でも千円増で済むのだから驚くべきコスパだ。
我が家も惚れ込んで、すっかりリピーターなのである。

さて、地ビールでホロ酔いになった。
またひとっ風呂浴びようか…

安定の韓国料理、桃谷「福一」。

2017-02-24 23:30:19 | うまいもん
もうここは、過去何度ブログの記事にしたか覚えてないくらい、大阪で最も愛する店のひとつであるのだがこのブログではかつて取り上げた事は一度もなかったのが奇遇だ。
JR大阪環状線・桃谷駅から東へひたすら歩いて15分の「福一」である。

座敷に通され、頼みもしないのにキムチとナムルが出てくる。

そして何はさておき、チヂミ。

厚みがあるのにサックサクで、ボリュウムがスゴい。
何人かでシェアして、丁度いいぐらいだ。

そして、サムギョプサル。

カリカリに焼けた豚バラ肉をサンチュやゴマの葉を巻いていただく。

向こうに見えるのは、白髪ネギの酢漬け。コレもまた脂を飛ばしてくれてウマい。

マッコリも、やかんでサーブされる。


仕上げは真打ち・アワビのお粥。

世界中の旨味成分を集めたようなウマさ。
このアワビのお粥に会いたくて、この店に来ているようなものだ。
あぁ、シアワセな時間だった…