ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

名古屋「矢田かつ」へ、ぶらりと味噌カツを食いに。

2017-09-30 17:56:35 | うまいもん
天気もいいので、ドライブと相成った。
行き先を考えているうち、
「名古屋で、味噌カツでも食うか?」
という事になり、すんなりと決定。

私のB級グルメ人生に多大なる影響を与えている人(仮名・おにぎり)によると、
「僕は、矢田とんが一番好きです。ウマいと思います」
と。
何?矢場とん?とほぼ全員が聞き返すほどに「矢場とん」は有名チェーンだが、その「矢田とん」もかなりウマいのだとか。

調べてみると、どうも名前を「矢田かつ」に変えたらしい。
私のような聞き違い対策だろうか(笑)。

家からクルマで2時間少々で、矢田かつに到着。

もう、見るからにウマそうな店構えだ。

お昼どきでもあり、表で少し待つ間にメニュウを。

なんと、味噌カツランチが850円。良心的だ。

ほどなくして、店内に招かれる。
グランドメニュウも豊富だ。

やはり客単価は1,500〜2,000円ぐらいのようだが、豚カツ専門店はたいがいそうだ。
そしてこの店は、六白黒豚にこだわっているそうな。

こちらが、味噌カツランチ。

なんてシンプルかつ、存在感ある配置だろう。
ごはんの盛りが少ないが、100円プラスで大盛りにしてくれるのを私は我慢した。
この後、大須で食べ歩きをしようと考えていたからである(笑)。

せっかくなので、味噌カツをアップで。

どうだろう、この八丁味噌の照りは。

ラーメンの箸上げよろしく、カツ上げ(恐喝ではない)。

味は、もう何も言う事はない。
柔らかく上質な肉に絡む、まろやかで甘めの八丁味噌タレをからめた衣。
八丁味噌を豚カツにからめる味噌カツというメニュウを最初に考えた人は、天才だと思う。

素晴らしい味だった。コレだけをいただきに名古屋に来る価値は、充分にあると思う。
我が宇治から、仮に神戸へ行くとなると宇治西〜京橋が高速で片道ざっと2,610円。京阪神地区は土日もETCが安くならないうえ、阪神高速も値上げしてしまった。
しかし名古屋方面へ向かう場合、宇治から下道で名阪国道・壬生野ICまでがちょうど1時間。あとは名阪国道で亀山まではタダなので、有料道路は東名阪の亀山〜名古屋西の片道1,110円(ETC土日)だけでよい。
だったら、神戸には悪いが断然名古屋だ。
ビフカツより、味噌カツか(笑)…

大阪にただ1店の喜多方ラーメン、「坂内 小法師」。

2017-09-29 20:22:31 | うまいもん
週末なので、ユルくラーメンの話でも。

確か昔、天王寺にあったはずの福島・喜多方ラーメン「坂内 小法師(ばんない こぼし)」。
なくなったと思ったら、なんと近鉄南大阪線・針中野駅前に出来ていた。

天王寺にあった頃、一度だけ行った事がある。
まだ当時は私も血気盛んな30代半ばで、喜多方ラーメンに対しあまりいい印象を持たずに店を後にした記憶がある。
それが証拠に、天王寺からなくなった事すら知らなかったほどにアンテナが働かなかったのだ。

あれから15年ほど経っただろうか。
ちょっと前の「ケンミンショー」で、福島県はラーメン王国だという特集をやっていた。
魅力的なご当地ラーメンがいくつも紹介され、この喜多方ラーメンももちろん登場したのだが画面越しに観たそれは、ものすごくウマそうだったのだ。
薄い色の澄んだスープ、よく煮込まれた焼豚、太くて食べ応えがありそうな麺…
ラーメン好きが唸る要素を、見事に兼ね備えているかのようであった。

先月、21年ぶりに「ラーメン藤」に行って、このトシになって藤のウマさがわかったという話を書いた。
あの時と、同じ思いになるのだろうか…?

メニュウは、こんなん。

カウンターに陣取り、ノーマル喜多方ラーメンの大盛りを注文したところがこちら。

並が650円、本来なら大盛りは150円プラスなのだが店内にあったモバイルクーポンに加入し170円引いてもらった(笑)。

箸を上げてみる。

そうそう、この太い縮れ麺。

スープをすする。
見た目通りのあっさりだが、豚骨だけあってコクが深く、物足りないとは全く思わない。
だからと言って、こってりとは違う。絶妙の飲みやすさだ。
麺も期待以上にモチモチして、実にウマい。
焼豚も「トロチャーシュー」と名乗っているだけあり、数回噛んだだけで口の中でスッと溶ける。

スープ・麺・焼豚全てに力があり、しかも食べ口はあっさりしているので飽きの来ないウマさだ。
コレを食べたければ、大阪の皆さんは是非針中野へ(笑)…

伊藤沙莉、めちゃめちゃいいっ!

2017-09-28 20:42:07 | エンタメ

ついに衆議院が解散、10/22に総選挙の投票が決まった。
立場上、個人的な思想信条は一切控えさせていただく。

そんな事より、今日は通勤途中にNHK「あさイチ」をスマホで観ていて「ひよっこ」の米屋の娘・さおり役の伊藤沙莉のあまりの面白さに、釘付けになってしまった。 
富山をレポートして回ったのだが、とにかくボキャブラリーが独特で受け答えがバツグンに面白い。
「地獄の匂いがする穴」に頭を突っ込んで
「私の行き付けの岩盤浴と同じ匂いがする〜」。
また名産のカマボコ工場を取材し、出来立ての引き出物用のカマボコにかぶりついて
「おいしい〜。結婚したい」
などと、独特かつ受け手が求めるコメントをしてくれるのだ。
おそらく全国の視聴者が
「この際、この引き出物で三男と結婚してまえ!」
と思ったに違いない(笑)。

朝ドラは、脇役がブレイクする事でも知られている。
「梅ちゃん先生」の木村文乃、「純と愛」の吉田羊・黒木華、「あまちゃん」の有村架純(後に『ひよっこ』でヒロインに!)橋本愛・松岡茉優、「ごちそうさん」の高畑充希(後に『とと姉ちゃん』でヒロインに!)、「花子とアン」の土屋太鳳(後に『まれ』でヒロインに!)高梨臨、「まれ」の清水富美加(現・千眼美子)「あさが来た」のディーンフジオカ、「とと姉ちゃん」の相楽樹・杉咲花、「べっぴんさん」の滝裕可里など、枚挙に暇がない。

「ひよっこ」は今のところ早苗役のシシド・カフカと時子役の佐久間由衣だ。ついで澄子役の松本穂香らが挙がるが、彼女らをブッコ抜いて一躍スターになる可能性を伊藤沙莉は秘めている。コメント力だけなら、現時点でイモトアヤコに勝っているかもしれない(笑)。
ダイヤモンドの原石・伊藤沙莉から、目が離せないぞ!

22年ぶりに、DAWを学び直す事に…

2017-09-27 22:19:00 | No Music,No Life.

「DAW」(=Digital Audio Workstation)、すなわち音楽の「打ち込み」を、イチから学び直す決意をした。

私の宅録歴は、34年ほどある。
高1の頃には自作曲を弾き語りして録音し、それをダビングしながらキーボードの音を加えるというのが第一歩。
そのうちお菓子の缶にコイルを入れて綿を巻いたスティックで叩くとスネアドラムとほぼ同じ音がするのを発見し、疑似ドラムもダビング。
ギターもアコギしかなかったが、低音弦で独立したベースラインを弾くと何となくベースっぽく聞こえるので「サウンド・オン・サウンド」で重ね続けた。

大学に入り、バイト代でドラムマシンやMTR、デジタルエフェクターなどを買えるようになってからは破竹の勢い。
最後はRolandの「MC-300」というシーケンサーを買い、ある程度キーボードも弾けたのでメトロノームを鳴らしながら手で弾いて記憶させ、間違った処だけステップで直して、という作業を延々やっていた。

しかし95年、子どもが生まれたのを機にキッパリとやめた。
家に居るわずかな時間に、音楽のために部屋に籠る事は許されないという判断だった。
以来2010年まで、音楽をプレイする事は封印した。

封印を解いてからはご存知のように弾き語りライブをやったりしているが、それでも打ち込みとは無縁だった。
ところが音楽を離れた15年の間に、家庭にパソコンが普及し音楽もパソコンで作って録るのが当たり前になってしまった。
まさに浦島太郎の世界である。
それはまるで、筆で絵を描いていた画家がある日突然パソコンを与えられ
「今日からこれで絵を描きなさい」
と言われるに等しい衝撃だった。

弾き語りを復活させて7年、パソコンを使った宅録すなわちDAWを意識して避けて来たのだが、幸い今は3人のバンドで活動しており多種多様な事が出来るようになった。
ならば打ち込みを使ったステージももちろん出来るのだが、2017年の今は圧倒的に知識がない。
かと云って、ディスプレイが2行しかなくフロッピー1枚1MBしか入らないシーケンサーを使うわけにもいかない。

まさに50の手習いで、DAWソフトと格闘する覚悟を決めた。
20歳代ならワケなく出来ただろう事も、アタマが硬直化した今の自分には、なかなか厳しい。
心のどこかで
「こんな音楽はウソだ。マニュアルプレイが一番!」
という悪魔の囁きが聞こえる。

慣れてしまえばこんなもん、と笑える日は来るのだろうか…?

南森町に、サバ専門店「SABAR」を発見。

2017-09-26 20:30:00 | うまいもん
ある瞬間、何でもないモノがマイブーム(→死語)になったりする。
実は私、先週ウマいサバを立て続けにいただく機会に恵まれたため、にわかにサバづいてしまった(笑)。

そんなこんなでサバにアンテナを張って歩いていると、南森町にこんな店を発見。

その名も「SABAR」と云う(そのまんまやんか)。
昼定食も、もちろんサバオンリー。

タレに切り身を漬けた丼物や揚げ物もそそるが、ここはやはり基本の塩焼きだろう。

うぅむ、昼から千円か…
ちょっと贅沢だが、ここでしか食えないウマいサバに出逢えるなら、それでいい。

早速、カウンターに陣取る。
店内はコンクリート打ちっぱなしで、ディスプレイからして水族館的ですらある。

ほどなくして、「究極の」塩サバ定食が到着。

大きなサバ塩焼きの半身、澄まし汁、冷奴とシンプルこの上ない。
コレで千円取るなら、よっぽどのサバなのだろう。

いつもラーメンでやっている、箸上げを(笑)。

うん、確かにウマい。
焼いているそばから脂が落ちているにもかかわらず、口の中でこれでもかと肉汁が出て来る。
どこにも書いていないが、ごはんはおかわり出来る。

ウマいのは分かったが、あとは値段との見合いだ。
これで千円というのは、いいサバには違いないだろうがいかにも高い。

鮮魚の売り上げが伸びない、という話はあちこちで聞く。
特に若い奥様方の中で、家で魚を調理する人はめっきり減ったそうな。 
しかしだからと云って、魚が嫌いなワケではない。
現に回転寿司屋は、どこもかしこも大賑わいではないか。

魚を買わないのは、単純にソレだけではお腹いっぱいにならないからだ。
どうしてもボリュウムを補完するため、他のおかずも用意せねぱならない。
だったら肉メインでドーン!の方が楽だし、安上がりなのだ。

この定食も、いくらサバがウマかろうとボリュウムがなさ過ぎる。
値下げしたくないなら、せめて揚げ物おかずを1品追加して満足度を上げるべきだ、と前向きな提案をさせていただきたい。
ま、ランチは夜に飲みに来させるためのまき餌でしかないため、目くじらを立てるようなものではないのだが…