ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「らーめん亀王」の、油そばをいただく。

2020-11-30 20:00:00 | うまいもん
有名なチェーンながら、なぜかほとんど来た事がない「らーめん亀王(きおう)」。

豚骨を中心に豊富なバリエーションで、トロトロのチャーシューもウマいのはよく知っているのだが、なぜか候補には上がらない。
前にいつ行ったかも、思い出せない。

たまたま前を通りかかると、こんなメニュウが。

ふむ、油そばか。
コレ系だと私は「汁なし担々麺」ばかり食べていて、油そばという存在そのものを忘れていた。
一期一会だ、今日のお昼は油そばにしよう。

着席すると、なんとここもタッチパネルとなっていた。

表のメニュウは炒飯セットで890円だったが、単品が790円で大盛り追加料金無料ならそれで充分。

その油そば、着丼。

こんなビジュアルだとは、想像もつかなかった。
チャーシュー、メンマはわかるがあとはカイワレ、大葉、ミョウガ、ネギ、刻み海苔とどこまでも香ばしさを追究しているではないか。
なるほど、こうやって油を感じにくくしているのか。

タレは全て底なので、よくかき混ぜて箸を上げてみる。

照明位置の関係で暗くなってしまったが、とにかく香ばしい。
なかでも刻み海苔がいい。

おもむろに、ズルズルっとやる。
それほど油っぽくなく、まろやかな味でどんどんいきたくなるのだが麺が太く、しっかり噛まないと飲み込めないしまたそうしないともったいない。
コレは、味わった事のない風味だ。

よきところで、酢を加えて味変。

汁なし麺の後半ではお約束だが、コレまた油が酢でほどけて爽やかな味わいに変わる。
かけた調味料が酢である事を忘れるほどだ、という表現は、決して大袈裟ではない。

何度か書いた事があるが、私はラーメンの原価の大半はスープにあるので汁なし系はあまり食べない。
辛いのが大好きなので汁なし担々麺だけは食べるが、台湾まぜそばもウマいのは承知だがほとんど食べない。
しかしこの油そばというのは、ジャンキーでヒジョーによく出来ていると実感。
チェーンで出しているのは大阪界隈ではおそらく亀王だけなので、これから贔屓にしようっと(笑)










ありがとう、アーモンドアイ。

2020-11-29 20:00:00 | 競馬

競馬の第40回ジャパンカップは、このレースで引退を表明していた単勝1番人気のアーモンドアイが勝利、自身が持つG1勝利数を9とし有終の美を飾った。
2着には2番人気に推された今年の3冠馬コントレイル、3着には同じく今年の3冠牝馬デアリングタクトが入り、固い決着となった。
何よりもアーモンドアイの陣営・ファンに心からおめでとうございますと申し上げたいし、故障なく無事に牧場に帰れる事になって胸をなでおろしている。

「世紀の一戦」と評され、上位馬が力を出し切り人気通りの決着となったという意味ではテンポイント・トウショウボーイ・グリーングラスで決まった1977年の有馬記念以来、と言ってもいいほどに歴史に残る一戦であったように思う。

レースは一昨年2着のキセキが大逃げを打ちアッと言わせたが、直線でアーモンドアイが満を持して進出。
昨年2着馬カレンブーケドールが見せ場充分の粘り込みを図るなかコントレイルが外からの差し。
デアリングタクトも最後の最後、カレンを意地で差して3着に食い込んだ。

文句なしの史上最強牝馬、いやG1の勝利数なら並み居る牡馬を抑えてトップという事になったが、私は正直アーモンドアイを本命にしたレースは少なかった。
桜花賞でもラッキーライラックを本命にしていたし、一昨年のジャパンカップを2分20秒6という世界レコードで勝っていながら翌年の安田記念や有馬記念ではコロッと負けたり、勝ち気な牝馬特有の気まぐれな面ばかり気にしていた。
今日も「天皇賞・秋からの連勝はここ10年ない」というデータから本命にはしなかったが、改めて恐れ入りましたというほかない。

安心したのは、今年の無敗3歳3冠馬が揃って2・3着に来てくれた事だ。彼らが格好をつけてくれた事は、世代のレベルを示す事が出来る。
特に先々週のエリザベス女王杯で3歳馬が古馬に全く歯が立たなかった事から、今年の3歳牝馬のレベルは低いのか?という声もあったのだが、デアリングタクトがそれを払拭してくれた。
あとは産駒が数年後ターフを賑わせてくれる事を期待しつつ、本当にお疲れ様でしたと申し上げたい次第である…

長浜市「びわこ食堂」の、とりやさい鍋を食べに。

2020-11-28 19:40:00 | うまいもん
11月最後の週末、今週もランチ&温泉ドライブへ。
子どもお断りの大変落ち着いた雰囲気で大層気にいった滋賀県長浜市の「姉川温泉」に行くのは決めたが、お昼をどこで食べようと思い立ち寄ったのがこちら。

「びわこ食堂」という。
ここは、白菜山盛りの鍋が有名なのだ。

土曜の昼だが、幸い混んではいなかった。
テーブル席に座り、メニュウを確認。

そうそう、この味噌鍋が有名なのだ。
その中でも最もベーシックな「とりやさい鍋」750円にしてみる。

店内は天井も高く、開放的な雰囲気。

その「とりやさい鍋」が、運ばれてきた。
(写真は2人前)

味噌スープは全く見えず、白菜がしんなりしてくるにつれ見えてくるのであろう。

徐々に火が通り、食べられる状態になってきた。

かき回すと、下から鶏もも肉も出て来るのだが思ったよりずっと少ない(笑)。

さていただいてみると、想像よりかなり味噌の濃いしっかりした味で、実にウマい。
いや待てよ、最初は濃くてもそのうち白菜から出る水分で薄まるのでは?と思いつつも、白菜から出る水分と加熱蒸発による煮詰まりが全く同じペースなので、最初から最後まで同じ味でいただけるのだ。
コレは、計算ずくか?偶然か?

卓上には一味もあるので、たっぷりと(笑)。

私は白ごはんの中サイズと共にいただいたのだが、コレだけウマい味噌スープなので1人前だけ中華麺がほしくなった。

こちらを、味噌スープに投入。

私論だが、味噌ラーメンは濃いのに限る。
このスープは野菜の甘みを充分に吸い、程よい煮詰まり具合でまさに極上の味噌ラーメンになったのであった。

この「とりやさい鍋」、似たようなものは家でも出来る。
市販の「まつや とりやさい鍋」という味噌があるが、私はアレの使い方を間違っていたようだ。
少しの水で溶き、この鍋のように白菜を山盛りにして崩しながら食べるようにすると、かなりこの店の味わいに近付くように思えるのである…

さて明日の競馬はまさに世紀の一戦・ジャパンカップ。
引退レースとなるアーモンドアイにコントレイル・デアリングタクトと共に今年の無敗3歳3冠馬が挑むという、こんな設定はどんな優秀な作家にも書けないほどの名勝負となりそうだ。
データとしては
①過去10年、天皇賞・秋からの連勝なし→アーモンドアイに不利
②過去10年、3歳牡馬は連対なし→コントレイルに不利
③過去10年、その年の3冠牝馬は2戦2勝→デアリングタクト有利

となり、データ上はデアリングタクトになるのだが私はニッポン競馬の将来のためにもコントレイルに勝ってほしいとし、本命にする。
もしデアリングタクトに敗れるような事があってもそれは仕方ないのだが、ダービーの価値が下がるのは避けたい。
馬券はまずコントレイル単複と、馬連で3強をBOX。さらにコントレイルから去年2着カレンブーケドール、一昨年2着キセキ、ひと叩きして好調が伝えられるグローリーヴェイズ、長欠明けでも武豊が何となく持ってきそうなワールドプレミアまで。








朝ドラ「エール」、圧巻のミニコンサート。

2020-11-27 20:00:00 | エンタメ

朝ドラ「エール」が昨日本篇の最終回を迎え、今朝はなんとNHKホールを使ったキャスト総出演のミニコンサートだった。
作曲家・古関裕而をモチーフにしたドラマであり、劇中にも頻繁に生歌・生演奏が登場するだけに、これ以上なく粋な演出である。

キャストの幼少時を演じた子役総出演による「とんがり帽子」から始まり千鶴子と下駄屋の娘の藤丸による「モスラの歌」、歌手が本業の佐藤久志と御手洗ティーチャーの歌唱もしっかり。
本業と言えば藤堂先生こと森山直太朗もギター弾き語りを披露してくれたが、直太朗が「栄冠は君に輝く」を歌うと夏が終わってしまいそうな気になる(笑)。
関内母こと薬師丸ひろ子には、出来れば日本中が泣いた賛美歌「麗しの白百合」を歌ってほしかったが…

ミュージカル界からは昌子こと堀内敬子と、とにかく圧巻だったのは馬具職人の岩城さんだ。あの難しい「イヨマンテの夜」を圧倒的声量で響かせ度肝を抜いたが、劇中に歌うシーンがなかったのが実にもったいない。
能ある鷹は、最後まで爪を隠していたようだ。

コレだけスゴい歌唱を見せつけられた最後に歌う音こと二階堂ふみは、さすがに歌いにくかっただろうが見事に歌い切った。

素晴らしい演出で涙がチョチョ切れる思いだが、残念な点が2つ。
ひとつは、作品中最も歌が上手い人という設定だった双浦環こと柴咲コウと、古賀政男のモチーフである木枯正人を演じたRADWIMPSのボーカル・野田洋次郎が歌わなかった事だ。
15分だけにこぼれたか、あるいはオトナの事情か…

もうひとつは、古関裕而の大きな功績である軍歌を全く取り上げなかった事だ。
劇中では裕一の慰問先のビルマで恩師・藤堂が裕一の目の前で撃たれ非業の死を遂げ終戦、裕一は自分の作品で多くの若者の命を奪ってしまった自責の念にかられ曲が書けなくなってしまう、というのは大きなポイントであった。
長崎を訪れ、これからは希望を与える曲を書かねばとようやく「長崎の鐘」を生み出したのだが、さすがにたった15分の流れでは軍歌を収容し切れなかったか。

今朝のミニコンサートはネット上でも絶賛の嵐で、
「是非、1時間フルでやってほしい!」
などという声が相次いでいるが、私も全く同感だ。
ただ、その際には裕一の母役であった菊池桃子も「ラ・ムー」のメンバーと共に歌ってほしいが(笑)…

ホワイティうめだのオムライス専門店、「卵と私」。

2020-11-26 20:00:00 | うまいもん
先日、八尾のオムライス専門店に行きしみじみオムライスはウマい、と思ってしまった。
そんなわけで何気なくホワイティうめだを歩いていると、ここにもチェックが入った。

オムライスの店「卵と私」。
かなりの人気店で、ランチタイムはいつ行っても混んでいるためあまり候補には上がらなかったのだが、このところオムライスづいているので食指が伸びてしまった。

見るからにウマそうなディスプレイ。

どうも、ケチャップライスを卵でくるんだ「昔ながらのオムライス」、ケチャップライスにふわとろ卵を載せたイマドキのオムライスなど、複数種取り揃えているようだ。

どっちにしようか…
考えつつ店内に入りメニュウを見やると、コレに目を奪われた。

「チーズとミートソースのスフレオムレツラザニア」
コレだ!
オムライスはよく食べても、ラザニアなんてもう何年食べてないだろう…

出てきたのがこちら。

素晴らしい。
大きくはないが、高さがあるのでインパクトは抜群。
泡たてられたメレンゲと卵黄を合わせたのであろう卵がこんもりと盛り上がり、この上なく食欲をそそる。

早速、スブーンで割ってみる。

溢れ出すホワイトソース…
もはや私はオムライスを食べに来た事など、とうに忘れ去っている(笑)。

さらに割ってみる。

ようやくラザニアと、トマトソースが出現。
ここからは、じっくり味わう事にする。

いや〜、本当にしみじみウマい。
トマトソースひとつ取ってみても、こういうウマい専門店は実にまろやかなのだ。
トマトの酸味が立たず、チーズやホワイトソースと渾然と合わさってひとつの味になり、そこにふんわり卵がからんで何とも言えず贅沢な気分になる。

オムライス屋さんなのに今回はオムライスを食べずして満足してしまったが、いずれはここで全タイプ制覇したいので引き続きよろしくお願いします(笑)…