今宵は、我が愛してやまないバンド、スターダスト・レビューの「還暦少年」ツアーの大阪・オリックス劇場公演に行ってきたのであった。
大阪の客のノリがいいのはスタレビだけではないのだが、今夜は特に大阪のノリの良さを感じた。
他の会場が悪いわけではないのだが、前回4月に行った滋賀・守山とは段違いのノリであった。
何より、要さんはじめメンバーからホームグラウンド感が随所に滲み出ていた。
本来ならばフェスティバルホールで演ってほしいところだが、スタレビはオリックス劇場でこのところ定着している。
もはや、香川のテアトロンに次ぐスタレビの聖地になっているのではないか、と思えるほどであった。
…しかし、今夜は「路傍の歌」で不覚にも鼻までジュルジュルになってしまった。
私は子どものようにひたむきに笑い、大人のように枯れるまで泣き、大空のように果てしなくあり、石ころのようにひたすらそこにあり続けられるだろうか…?