使ってちょうど2年になった息子のiPhone6が、Wi-Fiを全く掴まなくなるという故障に見舞われた。
auの2年シバリが切れたタイミングでもあり、この機会にauを抜けて他の家族と同じmineoにMNPしてSIMフリーのiPhoneSEを買ってやったのだった。
私はTVが観たいのでAndroid端末を愛用しているのだが、息子は元々iPod touchを音楽プレイヤーとして使っていたのでスマホデビューもiPhoneだった。
機種変更するにあたり、物理キーもイヤホンジャックもなくなった7はイヤだと云う。私の周りの昔からのiPhoneユーザーも、6になって大きくなったため印象が変わった、5Sまでの4インチ画面が良かった、という人が何人か居る。
その5Sまでとほぼ同じ大きさで、かなりスペックを上げたのがSEなのだそうな。私はユーザーではないので過去の比較など出来る資格はないのだが、息子も「かなりサクサクしている」と上機嫌だ。
ちなみに購入価格は、32GBなので48,000円ほど。今回加入したmineoの3GBコースは、月額たったの1,630円だ。
このmineoなどのいわゆるMVNOにした場合、どれだけ安くなるかというのを改めて記しておきたい。
息子はiPhone6を、auの「LTEフラット」というプランで使っていた。本体購入費を分割にし、そのぶん毎月割の適用を受けていた。
有料通話は全くしないため、毎月の請求は7,804円。2年間で187,296円。
これをmineoの3GBコース&SIMフリー端末を個別に購入だと、2年間の支払いは
48,000+(1,630✕24)=87,120
となり、息子だけで2年でちょうど10万円が浮く計算になるのだ。
以前にも書いたが、我が家は去年2月まで家族全員auスマホで、毎月の支払いは33,000円ほど。年間396,000円の計算。
それが私・妻・娘がmineoに乗り換えたおかげで、
私・妻・娘 1,630✕3✕12=58,680
息子(au)7,804✕12=93,648 計152,328
396,000-152,328=243,672円浮いた計算になる。
もっとも、私と娘は端末を買ったのでそれを差し引けば実際に浮いたのは17万円ほど。それにペナルティが発生する時期にauを脱退したので、それを考慮すれば15万円ほどの浮きになる。
机上の計算だが、家族全員が端末を更新しなかった場合は年間で30万円以上のトクになる。
不自由する可能性があるのはキャリアメールが使えなくなる事だけだが、知り合いはほぼLINEかFacebookメッセンジャー、ショートメールで対応出来るので全く困らなかった。
とにかくケータイ代で汲々とするなんてバカバカしい。「そんなに通話はしない」という人は、可能ならば一刻も早くMVNOにされるのをオススメする…